人間界関連
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/06/08 02:52 UTC 版)
舞島学園(まいじまがくえん) 桂馬らが通っている私立高校。校舎が3つ(中等部・高等部・中央校舎)、講堂、図書館・シアター、体育館の大きく分けて6つの建物からできている。またこれら現在の校舎は、10年前の2000年に建て直された新校舎である(シアターのみ旧校舎のままで旧校舎設立以前から存在していた。図書館は旧校舎の建て増し)。海に面していて、桂馬曰く「田舎」にあるらしい。学食があるものの高価なため、生徒の中には売店を利用する者も多い。校章は女神デメテルを6角形が囲むという意匠。 大学が隣接している。 1888年に舞島女子塾として開校し、1946年に現在の名称に改称、2001年に共学化が実施された。それまでは女子校だったという経緯のため中等部と高等部を合わせた男女比は男子約200人に対して女子約1000人と女子生徒が多い。 女子バスケットボール部は全国大会優勝の実績を持つが現在休部中。野球部は109連敗中。 2日間しかない文化祭は「舞校祭」と呼ばれ、体育祭から中間テストを経て舞校祭までを連続開催するイベント週間「フェスティバルロード」に組み込まれる。舞校祭は学園ができる前から行われていた行事であり、ミスコンである「プリプリ舞校」(PRINCESS&PRINCE舞校の略)やB級グルメ大会の「舞校B-1チャンプ」など多彩な催しが行われる。 またシアターの地下にトンネルが存在し、校舎南東部の舞島海浜公園・人工浜に繋がっている。10年前に桂馬と天理が遭難した際は遭難先で見つけた謎の洞窟と繋がっており、二人を助ける際にディアナはそこを通って脱出してきた。 サイト『落とし神』(おとしがみ) 桂馬の運営するウェブサイトにして桂馬自身の通称である「落とし神」の所以。前時代的なシンプルな作りのテキストオンリーサイトだが、その内容は桂馬が攻略したギャルゲーの感想および攻略情報が完全網羅されている。 その詳細にして的確な情報はゲーマーコミュニティのみならず、本職の業界関係者ですら注目および規範とするほどであり、ギャルゲー業界を左右するほどの絶大な影響力を内包している。 しかし桂馬自身に、そういうサイトを運営している自覚は乏しい。本人曰く「小さなサイト」であり「たかがサイトが現実をどうこうできるわけ無い」と語る。自身がギャルゲー業界の活発化の起爆剤と化しているのだが、当然その自覚も無いため桂馬自身は「最近ギャルゲーが多すぎる」と嬉しい憤慨を言っている。 FLAG.33(アニメ第2期FLAG.8.0)で『落とし神』宛に桂馬の住んでいる舞島市の隣の鳴沢市のギャルゲー情報のメールが来たことから、ある程度の住所は知られている模様。 舞島市(まいじまし) 美里町、舞島町、田中町の三つの町が合併してできた新しい市。 人口約8万人の小都市。舞島学園や桂木家などがある。隣の鳴沢市よりも歴史ある街だが寂れており、鳴沢市のベッドタウンと化している。 鳴沢市(なるさわし) 人口約80万人の大都市。作者コメントによると、電車に乗って隣町へデートに行くというシーンを描きたかったため、主人公達の住む「田舎」と、それに隣接する「都会」という2つの街が舞台として設定されたとのことである。 南雲市(なぐもし) 桂馬らの住む舞島市から、少し離れたところにある町。ハクアと雪枝が住む。作者の次作「なのは洋菓子店のいい仕事」の舞台と同一の地名である。 木梢町(こずえちょう) 鳴沢駅から路線が通っている町。作者の前作「聖結晶アルバトロス」の舞台と同一の地名である。 デゼニーシーランド 鳴沢市にある遊園地。楠編以降、たびたび登場する。 あかね丸 舞島市にある海浜公園内に停泊する帆船。一般に開放されており自由に出入りできる。船舶として機能するかどうかは定かで無い。 10年前に舞島市で異変が起こった際は一瞬で朽廃した。また、船底に開いた穴が地下の洞窟と繋がり、立ち入った桂馬と天理が大量の駆け魂とディアナに遭遇することになった。 ちひろ攻略時、ノーラが天理を攻略する時、桂馬の歩美再攻略時に使用されている。 カフェ・グランパ 麻里が経営する喫茶店で、桂木家の自宅と直結している。「グランパ」の名称は元々伝馬の工房であったことから。 物語開始前は店主である麻里にやる気が無かったため客入りはあまり良くなかったらしいが、エルシィが来てから彼女目当ての客が増えたためそれなりに繁盛している様子。営業時間9:00〜17:00頃。定休日火曜(不定休)。 2B PENCILS(ニービー ペンシルズ) ちひろがエルシィ、歩美、京と共に設立したガールズバンドの名称。名称の由来は、結を除く初期メンバーが所属する2年B組(2-B)から。 設立当初は練習時間および場所の確保に苦労していたが、後にエルシィが軽音楽部の設立を提案。文化系部活主任である児玉に相談するが機嫌が悪い児玉にあっさり却下され、児玉との賭けを英語の期末テスト(条件は全員が100点を取ること)で行う。桂馬を講師とした勉強会を経て挑んだ結果、エルシィのみ達成できず賭けには負けたが、勉強を教えた桂馬が100点を取り損ねたことが原因で我を忘れて機嫌が良くなった児玉に舞高軽音部として正式に認められ、部室を手に入れた。 それぞれの担当は、ちひろ・ボーカル&ギター、歩美・ギター、エルシィ・ベース、京・キーボード。結は攻略後バンドに入りドラムを担当する。 プロレスリング・ノナ プロレス団体。長瀬編では鳴沢体育会館で「タッグキャニオントーナメント」と呼ばれるタッグイベントが開催された。 ガッカン・ランド ノベライズ版にのみ登場した、大型アミューズメントパーク。 ノベライズ版第1巻では、天美透と吉野麻美を攻略する拠点として使われた。後半では『美少女ゲーム〜制服強化週間〜』なるフェアが開かれていた。 第2巻では、ギャルゲー関連企業のイベントが開催され、桂馬とハクアが訪れていた。 あくおに ノベライズ版第2巻のみ登場。 宇留山豊星神社に封印されていた正体不明の悪霊。代々神社の巫女によって封印・管理されていたが、十年ほど前に最上武がゲームを完成させるために封印から解き放ってしまう。
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