人間界以外
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/02/15 13:51 UTC 版)
銀生(ぎんせい) 声 - 浪川大輔 猫に似た姿のいおりょぎの知り合い。両目の周りに傷があり、右目に眼帯をしている。いおりょぎの真の姿と決着をつけることを望んでいる。玄琥曰く「いおりょぎが起こした騒動と関係ない」が、いおりょぎを追って人間界へ来た。かつていおりょぎに拾われ、銀色の目をした生き物であることから「銀生」と名付けられた。性格は表面上はクールかつ無愛想だが、いおりょぎに似たのか感情を行動で表すタイプ。根は子供っぽく、常識があまりない。 いおりょぎに対しては、愛憎入り混じった複雑な感情を抱いており、異界にいた頃からいおりょぎ以外からの施しは基本的に受けなかったり、いおりょぎの邪魔をする者がいればすぐに始末しようとしたり、自分以外の人間がいおりょぎをけなすと怒ったりする。そのいおりょぎへの執着心の強さから玄琥に「五百祇べったり」などと評された。こばとのことは「いおりょぎが異界へ帰れない元凶」として快く思っていない。玄琥のバームクーヘン屋でアルバイトとして働かされているが、手先が不器用なので包装の仕事に悪戦苦闘している。アニメ版 こばとといおりょぎの前に姿を現し、ビンを奪い、壊そうとするなど、こばとへの敵愾心が原作より強調されている。恥ずかしがり屋。 玄琥(げんこ) 声 - 小山力也 いおりょぎの知り合いで、かつては異界の貴族だった。いおりょぎが起こした天界との戦争のとばっちりを受けて熊の姿に変えられる。以降は「くまのバームクーヘン屋」というバームクーヘン屋を営むことを強制されているが本人は満更でもなく、バームクーヘン作りを非常に楽しんでいる。登場済みの異界の住人の中では良識のある方で、いおりょぎ・銀生より年上。昔からいおりょぎや銀生の横暴・暴走・非常識っぷりには手を焼かされているも、銀生がバイトに入ってからは彼の扱いに手慣れてきており、銀生が言う事を聞かない場合はいおりょぎを引き合いに出すという方法で手なずけている。情報収集能力に長けており、よもぎ保育園の現状や沖浦和斗と清花の関係などの情報を少ない時間で調べ上げた。 瑞祥(ずいしょう) 声 - 吉野裕行 玄琥の使いの者で、天界との戦争に関わった罪で小鳥の姿にされた。帽子を被ったような頭をしているが、頭部の羽から連続的に変化しており、帽子ではなく頭の一部のようである。玄琥が調べ上げた情報をいおりょぎに伝えるなど、伝令役も担う。一言多いのが玉に瑕で、そのせいでよくいおりょぎの怒りを買う。主人の玄琥同様、いおりょぎや銀生の横暴さやわがままには手を焼いており、主人共々昔から2人の尻拭いをやっていた模様。
※この「人間界以外」の解説は、「こばと。」の解説の一部です。
「人間界以外」を含む「こばと。」の記事については、「こばと。」の概要を参照ください。
- 人間界以外のページへのリンク