ブルーフレア / Blue Flare
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/08/13 03:31 UTC 版)
「デジモンクロスウォーズの登場人物・世界」の記事における「ブルーフレア / Blue Flare」の解説
キリハをジェネラルとするチーム。作中のテロップでは「青の軍」とも表記される(第1期のみ)。第2期ではバグラ軍を倒すためにクロスハートと協力している。 第3期では一部のデジモン(サイバードラモン、デッカードラモン、ボムモン、ガオスモン、ゴーレモン、ドラコモン)は殆どデジタルワールドにいるためか登場していない。 グレイモン / Greymon 声 - 草尾毅 / カイル・エベール 成熟期・恐竜型デジモン・ウィルス種。 キリハの配下であるティラノサウルスタイプの恐竜型デジモン。ウィルス種の個体と同様に体色が青く、直立姿勢から恐竜らしい前傾姿勢になり、鼻先の角が金属の刃になり、2本の曲がった角の間には金属装甲、尻尾の先には刃が追加されるなど、デザインが若干異なっている。 一人称は「俺」。非常に無口で、主に唸り声をあげて話すなど凶暴な性格だが、それらはキリハのことを信じ、キリハの意思を信じた故での行動や言動であり、裏切ったキリハの命令も信頼して実行するほどである。 また、一度命を救われたシャウトモンに対して借りを返そうとしたり、非力ながらもダークネスバグラモンに立ち向かおうとするドラコモンの姿に感化されるなど、情に厚く義理堅い面も持つ。シャウトモンの事は当初「ちび助」と呼んでいたが、第2期で行動を共にするようになってからは名前で呼ぶようになり、シャウトモンからは逆にメタルグレイモン時を含めて「グレイモンのオッサン」と呼ばれている。 第1期ではあまり喋ることはなかったが、第2期からは度々会話するシーンが増えている。 第2期第24話(通算第54話、第2期最終話)の最終決戦後はデジタルワールドに帰還した。 経緯は不明だが、第3期ではメイルバードラモンと共にキリハのクロスローダーに戻っている。メタルグレイモン / MetalGreymon 声 - 草尾毅 / カイル・エベール 完全体・サイボーグ型デジモン・ウィルス種。 グレイモンとメイルバードラモンがデジクロスしたグレイモンの力とメイルバードラモンの装甲を兼ね揃えた戦術強化型形態。 従来のメタルグレイモンを意識したデザインではあるが、デザインが全く異なっている。メイルバードラモンの翼が反対向きになってメタルグレイモンの翼となり、尻尾にはメイルバードラモンの首と頭が付き、メイルバードラモンの尻尾(トライデントテイル)が左腕(トライデントアーム)となり、メイルバードラモンの背中のパーツが頭部となる。胸と足にも鎧が付いている。メイルバードラモンの足裏だった部分、尻尾があった部分、翼の8箇所の発射口、メイルバードラモンの頭部、胸のアーマーの合計13個所の発射口と追尾からビームである「ギガデストロイヤー」を発射する。 メタルグレイモン+サイバーランチャー / MetalGreymon+Cyberlauncher 完全体・強化型デジモン・ウィルス種。 メタルグレイモンとサイバードラモンがデジクロスした武装重火器形態。サイバードラモンが変形した強力な長距離砲「サイバーランチャー」を構える。 デッカーグレイモン / DeckerGreymon 声 - 草尾毅 / リアム・オブライエン 完全体・強化型デジモン・ウィルス種。 メタルグレイモンとデッカードラモンがデジクロスした強襲突撃形態。右腕にデッカードラモンの頭部が構成する砲塔を装備し、足はキャタピラと化している。多数の敵へ複数の必殺技を同時に使用する事ができ1体で軍団を相手に戦えるだけの力を持つ。 漫画版では未登場。 ジークグレイモン / ZekeGreymon 声 - 草尾毅 / カイル・エベール 究極体・サイボーグ型デジモン・ウィルス種。 メタルグレイモンが超進化した姿。第2期第2話(通算第32話)にてドラゴンランドのデスジェネラルであるドルビックモンとの戦いで初登場。右腕と尾が「プラズマレールガン」、左腕が「トライデントファング」に変化した。周囲のものを一瞬で吹き飛ばす破壊力を備え、接近戦にも対応できるにまでの機動力も持つ。 第13話(通算第43話)ではグラビモンに唆されたキリハの命令に従いオメガシャウトモンと戦ったこともあった。X7では右足と左肩、背中の翼を構成する。 メイルバードラモン / MailBirdramon 声 - 岸尾だいすけ / パトリック・ザイツ 成熟期・マシーン型デジモン・データ種。 キリハの配下である猛禽タイプ飛行型のマシーン型デジモン。一人称は「俺」。キリハの腹心にして、彼の移動手段も兼ねる。凶暴なグレイモンに対し比較的冷徹な性格である。 序盤はグレイモンが登場しない分代わりにメイルバードラモンの台詞が多かったが、メタルグレイモンが登場してからは、メタルグレイモンにデジクロスしている状態が多いため会話するシーン自体は少なくなった。 第2期第24話(通算第54話、第2期最終話)の最終決戦後はデジタルワールドに帰還した。 経緯は不明だが、第3期ではグレイモンと共にキリハのクロスローダーに戻っている。メイルバードラモン&ゴーレモンデジクロス形態 グリンゾーンで登場。メイルバードラモンとゴーレモンがデジクロスした形態。メイルバードラモンの尾にゴーレモンの上半身が追加されている。「トライデントテイル」でシャウトモン達を蹴散らすが、すぐにクロスオープンされた。 サイバードラモン / Cyberdramon 声 - 草尾毅 / ニール・キャプラン 完全体・エイリアン型デジモン・ワクチン種。 キリハの配下であるデジモン。従来とは姿や設定が全く異なる別の存在であり、種族もサイボーグ型からエイリアン型に変更されている。技の名前を叫ぶ以外、台詞は殆ど無い。キリハの命令には忠実で、第2期第13話(通算第43話)でタイキへの攻撃を止めようとしたデッカードラモンをゴーレモンと共に躊躇なく攻撃した。第24話(通算第54話、第2期最終話)の最終決戦ではドラコモンとデジクロスしサイバードラコモンになり、バグラ軍を相手に戦った。最終決戦後はデジタルワールドに帰還した。 アニメ『デジモンアドベンチャー:』では第28話で野生のデジモンとして登場している。 デッカードラモン / Deckerdramon 声 - 矢田耕司 / マイケル・ソリッチ 成熟期・サイボーグ型デジモン・ウィルス種。 巨大なワニのような姿を持つサイボーグ型デジモン。一人称は「ワシ」で、老人のような口調で喋る。元々はフォレストゾーンに存在する伝説のデジモンで、普段は聖域の奥の祭壇の上で鎮座し、他者の強い“愛の心”(男女間の恋愛感情に限らず何かしらの強い心そのもの)に反応してその力を貸すと言われている。その力を得ようとしたトワイライトのダークナイトモンを拒絶したが、自身はキリハの心に強い愛を感じ、彼にコードクラウンを渡すと同時にブルーフレアに加入する。 第2期では暫く登場しなかったが、後に第10話(通算第40話)および第11話(通算第41話)でのゴールドランドで再登場し、第13話(通算第43話)でキャニオンランドのデスジェネラルであるグラビモンに唆されてタイキ達を襲うキリハに離反し、彼を目覚めさせるためにサイバードラモンやゴーレモンの攻撃を受けて負傷し、その後キリハがタイキ達を倒さなかったことで苛立ちを募らせたグラビモンの「グラビティー・バン」からタイキ達を守るために自ら身代わりとなった事(その時にキリハを愛の戦士として認めた理由を語り、「家族からの愛情」が彼の背中を押し続けていたからであり、仲間の大切さを思い出したキリハが正気に戻っている)で命を落とし消滅したが、第24話(通算第54話、第2期最終話)でダークストーンがタイキの手に渡ったことで復活し、キリハと再会を果たした後に彼らを助け、最終決戦後は描写は無いもののデジタルワールドに帰還した。 漫画版では第11話でのキリハの紹介の1コマしか登場シーンが無い。 日本語版で声を担当した矢田は本作がデジモンシリーズ初出演だったが、2014年5月1日に81歳で死去したため最初で最後の出演となった。 アニメ『デジモンアドベンチャー:』では第28話、第32話で野生のデジモンとして登場している。デッカードラモン フロートモード / Deckerdramon Float Mode 第2期第10話(通算第40話)および第11話(通算第41話)でのゴールドランドで登場。デッカードラモンが変形した姿で、他者を背中に乗せて航海する事が可能。 ゴーレモン / Golemon キリハの配下であるデジモン。グリンゾーンで初登場し、メイルバードラモンとデジクロスし、「トライデントテイル」でシャウトモン達を蹴散らすが、すぐにクロスオープンされ足蹴にされるなど使い捨ての強化パーツ程度の扱いをされていた。 第2期ではブルーフレアの雑兵として多数の個体が登場しドラゴンランドで全滅させられたかと思われたが、後にキャニオンランドで再登場し、デッカードラモン相手に戦い、第24話(通算第54話、第2期最終話)でユウが使い、クロスローダーでクロスハートのデジモンであるジジモンとチビカメモンとデジクロスし、ゴーレムジジカメモンになり活躍した。 漫画版では当初はレインゾーンでのトワイライトの雑兵として登場していたが、レインゾーンでの戦いの後に経緯は不明ながらクロスハートに加入した。 ガオスモン / Gaossmon 成長期・爬虫類型デジモン・ウィルス種。 キリハの配下であるデジモン。多数おり、ブルーフレアの雑兵として存在している。第2期第24話(通算第54話、第2期最終話)でユウが使い、クロスローダーでクロスハートのデジモンであるポーンチェスモンズとデジクロスし、ポーンガオスモンになり活躍した。 ボムモン / bomumon 幼年期I・スライム型デジモン。 キリハの配下であるデジモン。多数おり、ブルーフレアの雑兵として存在している。 『デジモンアクセル』で初登場した従来のボムモンとはデザインが異なる。 ドラコモン / Dracomon 声 - 浦和めぐみ / ジョニー・ヨング・ボッシュ 第2期第1話(第31話)から登場。一人称は「僕」。元々はドラゴンランドのバグラ軍所属のデジモンであったが、嫌気が差して脱走し、追っ手に追い詰められた所をクタイキとシャウトモンに助けられる。建造物の弱点を見破る能力を持つ。 ドラゴンランドの地下に逃走用の抜け道をたくさん掘っている。クロスハートのメンバーの救出時は、非力ながらも竜のプライドを持ってタイキ達に協力し、その姿を見たキリハの誇りを取り戻させた。その後、ドルビックモンを倒しドラゴンランドを解放した後はブルーフレアに加入した。第13話(通算第43話)ではデッカードラモンと共に裏切ったキリハを止めようとした。第24話(通算第54話、第2期最終話)の最終決戦ではサイバードラモンとデジクロスしサイバードラコモンになり、バグラ軍を相手に戦った。最終決戦後は描写は無いもののデジタルワールドに帰還した。 ちなみに声優は日本語版では女性が担当していたが、英語版では男性が担当している。また、日本語版で声を担当した浦和は第3期第12話(通算第66話)にて登場したカツジの息子であるマサルも担当している。ドラコモン&サイバードラモンデジクロス形態 / CyberDracomon 第24話(通算第54話、第2期最終話)でサイバードラモンとドラコモンがデジクロスした形態。ドラコモンにサイバードラモンの装飾が追加され、体も少し大きくなっている。口から火を吹く攻撃で、バグラ軍を相手に戦った。 必殺技は「デスディバイダー」。 英語版での名称はCyberDracomon(サイバードラコモン)。 ヴォルクドラモン 第3期第14話(通算68話)で登場。ある南の島に出現した火山の如き体を持つ巨大な竜型デジモン。存在するだけでも周辺では火山活動のような現象が発生する。 時計屋のおやじが開催したハンティングゲームのターゲットおよび賞品とされ、このデジモンを狩らせるべくタギルやリョウマ達の他多数のハンターが集められた。非常にレアかつ強力なデジモンで、オメガシャウトモンとアレスタードラモンを遥かに圧倒するパワーを有しており、呼ばれたハンターの殆どがあっさり棄権してしまったほどであったが、最後はキリハのジークグレイモンによって撃破、ハントされた。キリハはタギルに譲ろうとしたが、タギルがそれを固辞したため、そのままキリハが所有する事になった。ヴォルクドラモン&ツワーモンデジクロス形態 第14話(通算68話)終了後のミニコーナー『デジモン紹介コーナー』にて登場。ユウがクロスローダーを使用しツワーモンとデジクロスした姿で、外見上は変わりは無い。「デジ忍法・変わり身の術」で富士山に早変わりした。
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