ビスマルクチーム
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2020/04/29 09:55 UTC 版)
「星銃士ビスマルク」の記事における「ビスマルクチーム」の解説
※基本的なデータは、DVD解説書による。 輝 進児(ひかり しんじ) 声 - 塩屋翼 身長 - 170cm / 体重 - 58kg / 血液型 - O型 / 国籍 - 日本国 / 誕生日 - 2067年5月4日 / 年齢 - 17歳 専用マシン - ロードレオン / プロテクトギアのメインカラー - 赤と白 ビスマルクでの操縦担当 - センターコンソール(メインオペレーションシステム) 主人公。なりゆき(メインコントロールを受け持つ人間が統制を取らなければ困るという理由)でビスマルクチームのリーダーになる。宇宙飛行士訓練生になるまでは天才レーサーとして活躍していた。 性格は正義感が強い熱血漢の一方、頑固で融通がきかない面もあり、訓練学校で教官に反抗し査問会にかけられた挙句に脱走した問題児であった。しかし物語が進むに連れて、冷静な一面を見せるようになり、リーダーとして成長していく。 太陽系連合軍のエースパイロットだった父は、15年前にデスキュラとの戦いで命を落とした。 物語のなかで、敵の攻撃により記憶喪失になったことがある。その時は、普段は見せない「戦闘への恐怖」をあらわにした。 マリアンとは恋人未満の仲だが、マリアンの気持ちを知りつつも、進児はあまり意識していない。 ビル・ウィルコックス 声 - 井上和彦 身長 - 173cm / 体重 - 65kg / 血液型 - A型 / 国籍 - アメリカ合衆国 / 誕生日 - 2068年2月26日 / 年齢 - 16歳 専用マシン - アローストライカー / プロテクトギアのメインカラー - 青と白 ビスマルクでの操縦担当 - ライトコンソール(オペレーションシステム) アメリカ最年少のジェットパイロットであり、超一流のガンマンでもある天才少年。ビスマルクチームに入るまではスペースインパルス隊のチーフパイロットを務め、賞金稼ぎに精を出していた。 性格は、いい加減なところがあり、喜怒哀楽をストレートに出す直情型。性格的には三枚目で、ビスマルクチームには欠かせないムードメーカーである。考えるより行動するほうが先。ゆえにトラブルに巻き込んだり巻き込まれたりする、トラブルメーカーでもある。 彼が戦いを怖がらず、デスキュラを激しく憎むのは、両親をデスキュラ星人に殺された過去があるからである。 「死んでも治らない」と評される無類の女好き。それゆえ女性にまつわるエピソードが後を絶たなかったが、最終的にジョーン・クレメンタイン(声 - 大城松美→勝生真沙子)と恋仲になった。また、子供や動物も好きでもあり、それ絡みのエピソードも比較的目立った。 リチャード・ランスロット 声 - 島田敏 身長 - 180cm / 体重 - 62kg / 血液型 - AB型 / 国籍 - イギリス・スコットランド / 誕生日 - 2066年1月30日 専用マシン - ドナテルロ / プロテクトギアのメインカラー - 黒 ビスマルクでの操縦担当 - レフトコンソール(インテリジェンスシステム) ビスマルクチームのブレーン的存在。ビスマルクチームに所属する以前は、英国王室特別諜報部のエリートエージェントだった。 性格は冷静沈着な論理型。女王陛下や祖国をこよなく愛し、忠誠を誓う謙虚で礼儀正しいところがある。一見は頑固に見える中、その冷静さと慎重さゆえに、性格が正反対なビルと衝突が絶えなかった。また、最初期の頃は空港スタッフに横柄な態度を取るなど、少々尊大で嫌味な部分があった。 ビスマルクの情報担当を受け持つ他、暗号解読等にも長ける。科学や地質学など様々な学問に通じ、バグパイプの練習をしたり詩を書いたりと非常に多趣味。ビスマルクチームでは唯一、射撃以外の戦闘術(=フェンシング)をマスターしており、プロテクトギアを装備した生身の戦闘では、スペースホースのドナテルロにまたがり、サーベル型のビームセイバーで戦う。 スコットランドの名家ランスロット家の長男で、アーサー王に仕えた円卓の騎士のひとり・ランスロットの子孫。れっきとした貴族である。家族には父・エドワード(声 - 石森達幸)と母・メアリー(声 - 朝井良江)が登場する。なお、ビスマルクチームでは唯一、両親の生存が確認されている。 ビルに次いで女性がらみのエピソードが多いが、真面目で一途な思いを寄せたりとビルとは対照的である。その中でも24話に登場したシンシア(声 - 鶴ひろみ)とは特にいい雰囲気になったものの、その後の進展が描かれることはなかった。オープニングでは、冒頭の集合時にマリアンに被って見えなくなったり、一人だけマスクをとった顔のわかる状態のアップがなかったりやや扱いが悪い。 マリアン・ルヴェール 声 - 神代智恵 国籍 - フランス / 誕生年 - 2069年 / 年齢 - 15歳 プロテクトギアのメインカラー - ピンク(第7話から装着) ビスマルクでの操縦担当 - リアコンソール(主に通信を担当) ビスマルクの開発者にして地球連邦事務総長のシャルル・ルヴェールを父に持つ、フランス最年少の女性科学者。父親同士が親友だったこともあり、進児とは幼なじみの間柄である。 4人が出会う衛星ガニメデには、父の代理(=特使)として向かった。31話では写真にのみ母親が登場している(母親の生死は不明)。 心優しく、感情豊かなおてんば娘。年頃の女の子らしく、オシャレに敏感でショッピングが大好き。実は極度のファザコンである。進児を愛しており、自分から進児をデートに誘う積極的な一面を見せることも。 進児ら三人がビスマルクを離れた時には操縦を代わり、イザという時はプロテクトギア(第7話から登場)をまとい戦う。素手での格闘はできるものの、銃を使った戦闘を極端に嫌がる。 ビスマルク内の私室には、文字盤や針先端にハートマークの付いた振り子時計、クマの縫いぐるみ、☆柄の枕など少女らしい趣味のグッズが揃えられている。また、就寝時は小さなウサギの縫いぐるみと一緒に寝ている。
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