ハリウェル姉妹(最強の魔女三姉妹)
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/05/08 21:30 UTC 版)
「チャームド 〜魔女3姉妹〜」の記事における「ハリウェル姉妹(最強の魔女三姉妹)」の解説
プルーデンス・ハリウェル(シャナン・ドハーティ)(長女) 【テレキネシス】(Telekinesis) 触れることなく物体を自在に動かす。目を細めて発動する。また、シーズン1の後半から、手で魔法を発動できるようになったため、以降は殆どが手からの発動になった。手は対象物をより細かく移動するためのコントローラーでもあり、指をくるくる回すと吊るしてあった風船の紐がクルクルほどけるといった具合に手で移動先を細かく操作できた。魔力が姉妹の中で一番強かったためほとんどの悪魔に有効であった。人間に対しても有効であり、一度に数人を数mは吹き飛ばせる威力がある。祖母のペネロペも似たような能力を使える。 【幽体離脱】(Astral Projection) 魂を別の場所に飛ばし自分の分身を作る。同時に2つの場所に居たいと思うことで発動。分身は撃たれても刺されてもやられない無敵状態ではあるが、本体は魂が抜けた殻の状態となっているため動くことは出来ない。また分身は魔法が使えないなど制限がある。第3シーズンで一度分身が暴走してパイパーの結婚式を台無しにしたことがある。 パイパー・ハリウェル(ホリー・マリー・コームズ)(次女) 分子運動をコントロールする。 【停止】(Molecular Immobilization) 分子の熱運動を減速させて動いているものを停止(凍結)させる能力。母パティからの遺伝で授かった力。両手を使い発動。建物や壁などの障害物があると効力が弱まる、また上級悪魔や霊魂などには弾かれてしまう場合もある。(第8シーズンでは上級悪魔に停止をかけた結果、抵抗して悪魔が動き出しそうな感じはあったものの止めることに初めて成功した。)もともと混乱や緊張に反応して活性化するので、初期の頃未熟だったパイパーがパニックを起こすと勝手に人が止まってしまうという暴走が目立った。魔力が成長して制御できるようになったと思われたが、第8シーズンではレオを失う不安から混乱を起こして病院内を止めてしまった。パイパーの力は成長していくに連れ、より細かい停止(顔だけを残して首から下は止めてみせるなど)今度は反対に広範囲にわたって大きく停止することも可能になって柔軟にコントロールができるようになった。外観からは時間が止まっているかのように見えるためか「時間を止めて」とよく言われるが実際は一時的に凍っている。爆発が使えるようになってから、使う機会が減っていき、使い分けに苦労している描写もあった。 【爆発】(Molecular Combustion) 分子の熱運動を加速させて燃焼を起こし爆発させる。手を使い発動。最初、停止と同化してしまい停止と爆発どちらが放たれるか予測できない事態に陥った。エネルギーボールなどを爆破させ粉砕する事もできる。興奮や怒りなど感情の高ぶりにより威力が増幅される傾向にあり、レオと大喧嘩をした際は部屋を吹き飛ばすなどした。第8シーズンでは爆発を起こさずに火を作り出すことに成功している。集中すれば手を振らなくとも爆発できる。爆発で悪魔を木端微塵にする事もできるが、上級悪魔にたいしては、後ろに跳ね飛ばされるだけだったり、たとえ爆破させてもすぐさま悪魔の体が自己再生して元に戻るなど少し利きづらい。 フィービー・ハリウェル(アリッサ・ミラノ)(三女) 姉妹の中で唯一攻撃魔法を身に付けない受け身型の能力を覚える。子宮にいた段階で既に能力を発揮しパティに予知映像を提供していた。子宮にいた段階から力を使えたのはワイアットとフィービーのみで2人ともハリウェル邸の自宅出産で生まれている。感受性が人一倍強くフィービーだけが見えないミューズの存在を感じ取ることもあった。第6シーズンでバルバスの訴えにより呪文以外の能力を全て剥奪される。しかし、第7シーズンでは予知能力のみ長老が返却を行った。 【予知】(Premonition) 触れたものの過去や未来が見える。予知で見る映像は、なにかを伝えたかったり助けを求められていたり全て意味があり、フィービーが予知をして事件が始まることも多い。触れるもの全て予知出来るわけではなく不意にフラッシュバックのようにして襲ってくる。プルーが言うには予知した後は頭がクラクラし耳鳴りがするという。最初は予知で見える映像も白黒で動きもカクカクしていたが、魔力が成長するとカラーになりスムーズな動きに変化、シーズン5では予知映像の中に入り込み歩き回るなど、まるで自分が体感しているかのような状態に陥った。この際予知の中の自分が攻撃され現実に戻った時自分自身も傷を負うなど、体ごと未来に飛ばしているようであった。シーズン6では啓示を受けて、数年先の未来まで体感できるようになりそこで自身が妊娠していることを知る。シーズン8では数年先のフィービーと会話をした。予知能力者同士だと相手に映像を送りリンクさせることが可能。 【空中浮遊】(Levitation) 宙に浮くことが出来る。フィービー得意の格闘と組み合わせて使うことが多い。浮くだけで、自由に飛べたり移動は出来ない模様。後に剥奪を受けて使えなくなる力の1つ。 【エンパス】(Empathy) 人の心を読み、感じることが出来る。ただ心を読むだけでなく、相手の感情、喜び、悲しみ、怒り、苦しみを、自分も感じる。さらに相手の魔力とチャネリングを行うことで、相手の魔法をフィービー側で一部分好きなように変えられる魔法の乗っ取りが可能になる(例:1.相手がファイアボールを投げてくる。飛んでくるファイアボールの進行方向をフィービーが好きなように変える。2.相手が瞬間移動をする。フィービーは移動先を強制的に自分の好きな場所に変えてしまう)第3シーズンに出てきた悪魔エンパスと近いものがあり、プルーはエンパスをマスターし幽体離脱の魔力増幅に成功している。初めのうちは、力をコントロールできずに、姉妹の心を読み周りを荷立たせていた。後に剥奪を受けて使えなくなる力の1つ。 ペイジ・マシューズ(ローズ・マッゴーワン)(四女) 母からは魔女の血を、父からは白の守護者の血を受け継いでいる彼女は習得する力も多種である。シーズン7から白の守護者の力が本格的に覚醒し始め、その影響か短期間で力が大きく成長する。覚えも早く、第6シーズンでは、魔力を失ってしまったフィービーの代わりのような立場になりその成長ぶりをみせていた。 【光テレキネシス】(Telekinetic orbing) 物体の名前を言うことで、物体に触れず自在に動かしたり別の場所へ瞬間的に移動させることが出来る。その際、青白い光に包まれる。また、強く念じることで名前を言わずに物を移動することもできる。レプラコーンの杖を光で持ち上げてからバウンドさせるという、まるでプルーの念動力のような細やかな動き。そして敵が放ったファイアボールを光で包み込み投げ返すなどの芸当も見せた。この魔力は、もともとプルーと同じ念動力に守護者の力が混じったもの。 【光移動】(Orbing) 青白い光になり行きたい場所へ、ほぼ瞬時に移動する。発動者の体に捕まれば、その人も一緒に移動できる。攻撃への危機回避としても使用する。また、一緒でなくとも「フィービーを家へ」などのようにして、光テレキネシスの容量で移動させる事もできる。 【センシング】(Sensing) 白の守護者の心を感じ取り感情と現在地を知ることが出来る。また、守護する魔女の声を聞くのもこの魔力によるものと思われる。 【治癒】(Healing) 手から黄色い光を放ち傷口を癒す。悪魔は癒せない。また、死者を生き返らせることも出来ない。シーズン7でレオは人間になるので治癒をする人がいなかったがペイジがこの力を習得したことでレオに代わりペイジが傷を癒やすようになる。 【変身】(Glamouring) 思い浮かべた人に変身する。手を振ったり指パッチンの動作で姿を変える。白の守護者の力であるためレオも同じ力を持っている。 プルー、パイパー、フィービー、ペイジ 【3人の力】(Power of Three) 3人が同時に呪文を唱える、または手を繋ぎ1人が呪文を唱えることで発動する複合タイプの魔法。この技を出せるのはハリウェル家の血を引くプルー、パイパー、フィービー、ペイジのみ。威力が強力なことから「最強の魔女」と呼ばれている由縁の一つである。代表的なのは、『3人の力が自由を呼ぶ』この呪文は、初めて悪魔を退治した呪文でもあり、最終回や終盤で、強力な呪文としてよく出てくる。
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