ドテラマンとその仲間
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佐藤 ハジメ(さとう ハジメ) / ドテラマン 声 - つかせのりこ 本作の主人公。小学5年生の10歳の男の子(第4話で11歳になる)。丸い顔と鼻と目、そして、後頭部の寝癖みたいに上がった髪の毛がチャームポイント。オープニングテーマ通りまじめで大人しい性格であり、成績優秀で勉強大好き。優しい性格だが、都合が悪くなると宿題や勉強に逃げるしたたかな面も持ち合わせている。ゴキブリが苦手で幼馴染みのマリコには頭が上がらなく、マリコとまなみの口喧嘩によく振り回されている。一人称は「ぼく」。変身前も変身後もかなり同世代の女の子にもてる。裏設定では田舎で療養中の小学1年生の可愛い妹がいるらしい。ドテラマン身長 165センチ(ヘルメットとドテラ下駄を含む) 体重 34キログラム 最高飛行速度 マッハ2.7 ハジメがハイパードテラを羽織り、ドテラコーティングシステム装着、略して「ド着」によって、変身した正義のヒーロー。ハジメと異なり、軽くて明るく強気な性格。一人称は「オレ(様)」。可愛い女の子に目がない。人間界に紛れ込んだ鬼の角を見る事ができる仮面のツノミエールや、偵察ロボット・ブンタを内蔵したドテラヘルメット、水上歩行が可能なドテラ下駄などを装備。高速で飛行し、大型トラック級の車を軽々と持ち上げるなどの超能力を発揮する強靭な肉体を持つ。武器は如意棒のように伸縮自在な鉛筆型特殊棒、「ドテラペンシル」。普通の鉛筆サイズでふところから取り出した後、戦いの状況に応じて、電柱のように巨大化させて振り回す事もある。先端には弾丸のように発射可能な「ドテラ消しゴム」が付いている。 最大の技はドテラピンクと顔合わせに両手を組み、組んだ手を中心に回転して台風並みの風を巻き起こし相手を吹き飛ばす合体技「ドテラタイフーン」。 ドテラマンとドテラピンクが身に付けるハイパードテラは、外見は普通のドテラと変わりないが、超テクノロジーの塊である。丸めれば服のポケットに収納出来るほど小型化し、装着者を変身させる機能の他にも、飛行を司る反重力ユニットや、疲労を和らげる磁石ユニットやエアコン等が内蔵されている。また戦闘時には強力なバリヤーになる。ハジメとマリコは登下校時、就寝時など、場所や時間を問わず服のポケットにしまっている。 ドテラコーティングシステムとは、ハイパードテラの装着者を強力な超人にする変身システムである。頭上に放り投げるなどして広げたハイパードテラを羽織り、装着者の「ド着!」の掛け声によってシステムが発動。発動と同時に装着者は閃光に包まれ、十数秒後に閃光が弾け飛んで変身は完了する。ハイパードテラを脱いだ後、それを放り投げれば変身が解けて元の姿に戻る。このドテラコーティングシステムはハジメとマリコが発する特殊エネルギーを感知して発動するらしく、作中では2人の他にはハジメの祖母など2人の家族にしか発動出来なかった。また、強力過ぎるパワーのせいで、装着者の性格が180度変化する副作用がある。なお、変身を解いても少しながら性格の変化の影響は残っており、第7話でマリコが数秒間上品になったり、第18話でハジメがまなみからキスされた直後にドテラマンのようにアホ面になった事がある。 中村 マリコ(なかむら マリコ) / ドテラピンク 声 - 神代知衣 本作のヒロイン。ハジメの幼馴染みの同級生。10歳。自宅の部屋の屋根を渡って隣のハジメの家に遊びに行くほど元気な、お転婆を絵に画いた様な女の子である。一人称は「ボク」。体力には自信があり、体育が得意で豪速球を投げる事ができ、スキーもかなりの腕前。ハジメとは逆に勉強は嫌いだが頭は悪くなく、勘が鋭い一面がある。鳥が羽ばたく形の青い髪型をしており、髪の両側には、緑地に黒い水玉模様のリボンを結んでいる。口を大きく開けて出っぱった前歯を見せながら話したり、笑うところがチャームポイント。かなりのトラブルメーカーで、勉強中のハジメの傍ではしゃいだり、ハジメの目の前で恋敵のまなみと口喧嘩をしたりする。幼馴染みのハジメが好きでいつも同級生のまなみやクラスの女の子と恋の争奪戦を繰り広げている。ドテラピンク身長 148センチ(ヘルメットとドテラ草履を含む) 体重 24キログラム 最高飛行速度 マッハ2.6 マリコがド着によって変身した正義のヒロイン。一人称は「私(わたくし)」。マリコと異なり敬語を使う上品でおしとやかな性格だが、本来の強気さは隠し切れず、ドテラマンが可愛い女の子に夢中になった時などは容赦無いツッコミを入れている。ドテラマンと同様に仮面で素顔を隠し、高速で飛行できる他、滑雪可能なドテラ草履を身に付けている。武器は水やマジックハンドを出す伸縮自在の「ハイパーセンス」で、大きくして「ドテラハリセン」として使う事も出来る。 オニゾウ 声 - 渕崎ゆり子 ズカン・ソクネッツの助手で本名はオンタ・オニゾウ。ドテラマンの作品におけるマスコット存在。頭に一本の鬼の角と口にキバを持つお地蔵さんの外見をもつ子供の鬼で、外見からの年齢は8歳ぐらい。ドテラマン達が保護した鬼達を鬼次元に帰す役割を持ち、念仏と共に鬼次元に通じる扉を開ける能力を持つ。主音声では独特の言語のジゾウ語しか話せなく意味が聞き取れないが、副音声では渕崎によるジゾウ語の通訳とボヤキを聞く事が出来る。性格は大人しいが、陰(副音声)では鋭く毒のあるツッコミを入れてくる。 ズカン・ソクネッツ 声 - 池田一臣 鬼次元の私立探偵。仙人を思わせる姿をした老人で、オニゾウと共にハイパードテラを開発。行方不明になった鬼達を探して、土管と家をミックスした様なメカドテラを操りハジメの部屋にテレポートした後、立ち会わせたハジメとマリコにハイパードテラを授け、二人に鬼探索を命する。ハジメ達からの呼び名は「探偵長」。歳のせいか怠け者で自分はあまりドテラマン達の鬼探索を手伝おうとしないが最終回ではメカドテラでカセ鬼に特攻を仕掛けるなどある程度の責任感はある。裏設定では実はハジメの曾祖父で、ハジメのママである佐藤サトコの祖父にあたる。 ブンタ 声 - 西川幾雄 ドテラマンのヘルメットの頭のカプセルに住んでいるおまけのカブトムシで、ドテラを羽織っている。普段は小型化したハジメのハイパードテラ内蔵の小型の卵のカプセルに潜んでいるが、ドテラマン変身開始と同時にハジメから発する特殊エネルギーの作用で卵から孵り、変身進行と同時に特殊エネルギーの力で幼虫状、蛹状と急成長した後、変身完了と同時に誕生する。ドテラマンが元の姿に戻ると再び卵のカプセルに戻る。偵察に出る時はカプセル口の扉の鍵をかける。偵察用カブトムシだが性格はのんびり屋。アイキャッチにも登場する。
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