スター系
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/10/04 16:41 UTC 版)
ワープスター 最も基本的なマシンで、「エアライド」モードにおけるデフォルトとなるマシン。今までのワープスターとは微妙にデザインが違い、後部に推進装置と思しき噴射機の様な物がついている。 バランスが良く安定感が高いため扱いやすいが、全体的に性能は低水準な傾向にある。ドリフト重視でプッシュが効きにくく、「シティトライアル」でのアイテム回収には不適。 ウィングスター 白鳥のようなシルエットを持つ翼型のマシン。 テレビアニメ版でも登場。ワープスターを使用しないときは、カービィは主にこのマシンを使用していた。 飛行に特化した性能を持ち、滑空能力やその際の速度・制御能力が高い。ただし、飛行しての速度上昇にややクセがある。着地の瞬間にかるくスティックを引くと、反動を使って再び飛行する事が出来る。 ハル研究所ウェブサイト上のアイデアスケッチでは、クチバシや目のついた鳥そのもののデザインをした初期設定画が掲載されている。 デビルスター 悪魔の翼を模した破壊力の強いマシン。 テレビアニメ版でも登場したが、カービィが乗ることはなかった。 非常に高い攻撃力を持つ。ただし、軽量であるらしく自身の防御力・耐久力は低いので下手をすると相討ちになる場合も多い。 翼型のため飛行能力が高めで、ウィングスターとほぼ同じ飛行能力をもつ。最高速度はウィングスターよりもやや劣るが加速・旋回力に優れ、スタースリップも強め。 対戦や「デスマッチ」に最適だが、前述のように耐久力が低いのでアイテムで補っておかないと返り討ちに遭うこともある。 ワゴンスター 巨大なワゴン(荷台箱)型のマシン。デコトラのようなデザインが施されている。 安定した走行が可能だが、チャージが出来ず、基本性能も全体的に低い。巨体のため耐久力や重量などはかなりの値となっている。 飛行時は速度こそやや速めだが旋回力が極端に低く、総じて滑空能力は低め。 非常に大型のマシンのため、スティックを下に引いて、ダッシュプレート・スピンパネルに触れると角が接地するため、プッシュしなくても作動する。 ターボスター レーシングカーを思わせるシルエットのマシン。 速さを売りにしており、加速・最高速ともに高めだが、旋回力は低い。 また、チャージはドリフト走行(厳密にはスリップ)のような動作であり、チャージなしで曲がろうとすると少しずつ曲がると思いきやほぼ180°スピンするため、緩やかなカーブにも注意が必要となる。 ドリフト中でしかチャージが出来ず、緩いドリフトでチャージするとハイドラのチャージ速度を下回ってしまう。逆に深いドリフト(具体的には、マシンの向きとは逆の進行方向に回り込む)でのチャージの早さは上々で、急カーブの多いステージでは有利に走れる。なお、この特性上、バック中からのチャージ速度も非常に速い。 スリックスター スリックの名前通り、半透明なおはじき、または石鹸の様に滑らに滑る様なシルエットを持ち、マシンの周りに3つの球体が甲高い音とともに旋回しているマシン。球体は速度に合わせて回転速度が変化し、回転時の音も変化する。 基本的な性能は高いが摩擦力(グリップ)が異常に低く、高速で走っている時はプッシュを使わないと曲がれず、さらに速度を下げにくいなど、非常に制御が難しい。ただし、レール速度はすさまじく速く、登りにおいては最速である。 ワゴンスターと同様、スティックを引くと、ダッシュプレート・スピンパネルを作動可能。摩擦力が弱いという点は、真横を向いてドリフトすると、坂の影響は受けるものの速度を完全に維持しながら直角に曲がれる利点を持つ(裏を返せば、下り坂だと加速し続ける)。さらに、旋回によって後ろ滑りしながら攻撃もできるため追撃戦に強い利点がある。 ジェットスター ジェット戦闘機のようなシルエットを持つマシン。 空中に飛び立つ瞬間、後部の噴射孔から光が出て一気に速度が2倍以上になるのが特徴。しかしすぐに減速する上、空中の操作性も良いとは言えないなど空中に特化した性能ではない。 そのかわり、空中ではチャージゲージが異常に速く自動充填され、チャージが無くとも着地時にも一瞬だが爆発的速度を得られるなど、ジャンプからの走行において高い性能を持つ。 その性質のためヴァレリオンなどの段差の多いステージを得意としているが、平らなステージや長時間の滞空が要求される場面は苦手としている。よく見ないと分からないが、実は可変翼となっており、チャージダッシュ時に翼が変形している。 ヘビースター チャージをしないと走り出さない、古めかしい雰囲気も持つディーゼルエンジンのようなパーツが付いた巨大なマシン。デザインが特徴的な機体で、マシン後部にアナログメーターがついているが、その針の位置はチャージ量に連動する。マシンの裏には「Heavy」と書かれている。 チャージゲージを5メモリ以上溜めないと起動せず(一旦溜めればゲージが空になるまで走行可能)、かつチャージを溜める速度や加速が低く、その後のゲージ消費効率も悪い。その分最高速度が極めて高く、実に約200km/hに達する。ごつい外見のとおり防御力が高く、スタースリップを受け付けないという能力も持つ。 滑空は出来ないが、ジャンプするとチャージを失うことなくある程度の速度を出す事が可能。シティトライアルで大量のカソクとチャージのパネルを集めるか、ダッシュパネルなどコース中のやくものを活用するという前提のもとに能力が設計されている。 ルインズスター 呪術を思わせる光るラインが入った、光沢をもった石のような質感の角ばったシルエットを持つマシン。 常に即座に最速に達する速度で走り続け、プッシュするとその場ですぐに停止する。最高速も速い方だが、グリップが非常に高く、地上ではドリフトなどはおろか、プッシュを使用しないと全くといっていいほど曲がることができない(シティトライアルでセンカイを大量にとっていると、プッシュしなくてもほんのわずかだが曲がることができるが、そのままではカーブを曲がるだけの旋回能力は持たない)。 ダッシュ力や滑空能力は低い方だが、旋回力は良くプッシュ状態から的確に進行方向を指定することが可能。小出しにプッシュして曲がろうとしない場合、直進走行と急停止を交互に行いながらのカクカクとした移動となる。その特性からダッシュプレートなどは使いにくい(一応加速はする)。 プッシュしないと曲がれないという性質上、プラズマなど飛び道具のコピー能力は使いづらい。急停止からの旋回と、そこからの急加速で移動するという性質のため、シティトライアルでのアイテム集めや、4機のルインズスターを使ったタイムアタック等に適している。 アイデアスケッチによると、この機体は「古代遺跡で発掘されたオーパーツ」という設定らしい。 ロケットスター ジャケットのような物に包まれた風船状のロケットを持つマシン。テレビアニメ版でも登場している。 普段の走行は遅いが、チャージを最大までためる事で爆発的な勢いでダッシュし、加速と最高速を補う。チャージすると風船状のロケットが膨らみ、ダッシュすると縮む。すぐに普段の走行に戻ってしまうので、何度もチャージをする必要がある。 摩擦力も高く、チャージに要する時間も長いため、チャージをしながらのコーナーリングも難しい。しかし、シティトライアルではチャージを大量に取ると途端に大化けする。 フォーミュラスターより振れ幅が大きめだがスピードアップの効果が高く、ダッシュパネルなどの仕掛けや敵キャラを活用することで非常に速いタイムが出せる。 また、スタースリップの効果がずば抜けて高いので2機縦隊での走行は更にとてつもないタイムをたたき出す。 最高速の上限がないマシンらしく、シティトライアルで「チャージタンク暴走」が起こっている状態でレールに乗ると時速999kmまで猛加速してしまう。 フォーミュラスター F1マシンのような流線型の前後に長いシルエットを持つマシン。 テレビアニメ版でも登場し、カービィがワープスター以外で最初に乗ったエアライドマシンでもあるが、速度が速過ぎてうまく制御できていなかった。 直進だけに特化したマシン。最高速度はマシンの中でもトップクラスで、チャージ無しの自走においては最速だが、その他の性能が非常に低い。 その反面、一旦スピードアップするとほぼ減速なく速度を維持するので、ダッシュパネルを連打したりすると猛スピードを見せる。一般コースでは使いづらい反面、「ゼロヨンアタック」などで真価を発揮する。 ライトスター シティトライアル限定のマシンで、シティトライアルで最初に乗っているマシン。ワープスターよりも丸みを帯びており、小型で淡い色合いが特徴。 前述のようにワープスターよりも旋回力やプッシュ時の急停止能力が高く、小回りが利くため、入り組んだシティの探索やアイテム集めに適している。一方でドリフトには向かず、スピードと飛行能力は低い。 初期の体力も低いので、序盤のアイテム回収による自己強化と、他のマシンを見つけるまでのつなぎ役が主だが、逆に言えば強化さえしっかりすればどの競技でも安定して使うことが出来る。 フライトワープスター シティトライアルのドライブモード限定のマシンで、飛行能力を高めたワープスターの改造機。ワープスターとの区別のため、車体は若干橙の掛かった色になっている。 シティをくまなく巡れるように、ドラグーンに匹敵する驚異的な飛行能力をもっている。ただし、旋回力はワープスターと同じ。
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