コズモレンジャーJ9
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/12/15 05:38 UTC 版)
「銀河旋風ブライガー」の記事における「コズモレンジャーJ9」の解説
木戸丈太郎(きど じょうたろう) / ブラスター・キッド 声 - 塩沢兼人 18歳。地球・日本に国籍をもつ生粋の日本人。 ブライガー変形時には頭部に移動し攻撃・防御を受け持つ。J9随一のスナイパー。 かつて地球正規軍の特殊部隊「レッドローズ」でエーススナイパーとして活躍していたが、軍上層部の腐敗に失望して脱走、アイザックの許に身を寄せる。ダブルネックエレキギターの名奏者。終盤、再婚した母親の結婚式に参列し祝福した。 マチコ・ヴァレンシア / エンジェルお町 声 - 麻上洋子 16歳。 ブライガー搭乗時は索敵・遊撃等を担当。ナイフ投げを得意とし、銃器・爆薬の扱いにも長けており「ボンバーギャル」の異名を持つ。敵基地の潜入任務の際に活躍。 木星開発局の長官でガリレオ・コネクションと通じていた父親に反抗。フリーの情報屋としてポンチョの動向を探っていた時に潜入した基地でJ9結成に居合わせ、そのまま居つく。 なお、第28話では子持ちとはいえ相思相愛の恋人とベッドシーンを演じたが、J9の一員であることを選んで相手とは別れた。第10話で別れた恋人を、第34話でカーメン暗殺に失敗した父親を失う。 トランプのポーカーが得意で、彼女が「いいこと」と言って誘うのはポーカーの意味である。 スティーブン・ボウィー / 飛ばし屋ボウィー 声 - 森功至 18歳。地球・サンブルックシティ出身。人種はアメリカ系らしい。 ブライサンダー、ブライスター、ブライガーの操縦担当。 太陽系最大のカーレース、ル・マン・デ・ソールの最多優勝記録を持つ凄腕レーサーで、その腕を見込まれてアイザックにスカウトされた。J9入りしてからも「表の稼業」としてフリーレーサーを続けており、土星カッシーニラリーでもその腕を披露している。 女性に甘く、美女と仲良くなったりして報酬なしでの仕事を持ちかける反面、政府要人のアイザックの伯父マルトフ伯爵の人類を救うための依頼は断ろうとするなど、かなりいい加減である。 ブライサンダーを「子猫ちゃん」と呼んでかわいがっている。 幼少時は孤児だった。第13話では彼の過去に絡んだ物語が繰り広げられる。 アイザック・ゴドノフ / かみそりアイザック 声 - 曽我部和行 20歳。 J9のリーダーで、ブライガー搭乗時はシステムチーフ担当。冷静で鋭い読みが高い信頼を得ており、その知性の冴えを例えて「かみそり」とあだ名される。電子鞭を自在に扱い、銃撃戦もお手の物。 地球の北ヨーロッパのロシア語圏出身と語られており、父親が無実の罪で獄死したのをきっかけに地球を捨て、アステロイドに移住した過去を持つ。第11話で過去の怨嗟に目がくらんで裏のカラクリを知りながら私怨を晴らそうとし、黒幕の筋書き通りに踊らされてしまう。かろうじて地下組織に抗争が起これば地球と太陽系に戦争が勃発する現実を突きつけられ、苦悩の果てに真に倒さなければならない相手は他にいることを悟り、復讐を捨て黒幕を討った。 見かけによらずアルコールに弱い。初期設定では内臓に放射線系の癌を患っており、余命幾許もない身であるという設定であった。 パンチョ・ポンチョ 声 - 八奈見乗児 闇の武器商人。アイザックに弱みを握られているらしく、J9結成後は依頼人とJ9を取り次ぐ役目をさせられている。交渉窓口の特権を利用して、依頼料を着服しようと画策するが、大概はアイザックに見抜かれてしまう。戦闘時はブライ・キャリアの操縦を務め、ブライ・カノンの運搬を担当していた。最終回、宇宙船に山ほどの財宝と美女2人と共にJ9を追いかけ、その挙げ句に小型宇宙艇で飛び出して必死に追いすがった。 後に巨万の富を築いたらしく、『バクシンガー』の時代には「ポンチョの隠し財産」が闇商人たちの間でまことしやかに語られていた。 メイ・リン・ホー 声 - 雨宮一美 J9で通信や料理を担当する少女。10歳。 かつて、水星で武器工場を見たために両親を殺され、宇宙を漂流していた所をアイザックに救われた過去を持つ。彼女の作る料理は、ポンチョはおいしそうに食べていたが、ボウィーやキッドを絶句させた。 シン・リン・ホー 声 - 頓宮恭子 メイの双子の弟。メイと共に宇宙を漂流中にアイザックに救われ、以後J9基地で彼のために働いている。ブライサンダーの整備は主に彼の仕事である。 メイとシンは13話で親の敵討ちの為にJ9に随伴し、この時ブライスターには2席(アイザックの左右に各1席ずつ)追加されている。 ポヨン 声 - 鈴木富子 J9のマスコット的存在の小型の木星ベム。木星からの仕事帰りのブライスターに紛れ込んでそのままJ9基地に居ついてしまった。蝶ネクタイにスカートをはいた奇妙な姿をしている。「ポヨン」としか話せないためにこの名をつけられた。 人間の幼児と同等にいたずら好きで、第14話では交通信号機にいたずらして交通混乱をもたらした事がある。 「ベム」とは本来、SF作品に登場する昆虫の複眼のような目を持った宇宙生物の総称だが、この作品ではタコ型の宇宙生物の総称とされている。
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