クランスピア社
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「テイルズ オブ エクシリア2」の記事における「クランスピア社」の解説
ビズリー・カルシ・バクー (Bisley Karcsy Bakur) 声 - 磯部勉 男性 / 43歳 /身長192cm / 体重101kg / 職業:クランスピア社総帥 本作のラストボス。クランスピア社の最高責任者。屈強な体躯と豪胆な性格を持つ。クルスニク一族の末裔バクー家の出身。 その経営手腕は「未来を見てきたのではないか」と噂されるほど的確で、政財界への発言力も大きく、「エレンピオスの王」という異名も囁かれている。一方でエージェントとしての経歴も輝かしく、戦闘は基本的に徒手空拳だが、弾丸よりも速い拳を繰り出すことからもわかるように本人の戦闘能力も規格外に高い。骸殻を使わない状態で大精霊のクロノスと互角に渡り合う実力の持ち主。「フル骸殻」に達した能力者で、当代における最強の骸殻能力者「ヴィクトル」である。秘奥義は「絶拳」。 「オリジンの審判」を超えようとする者の一人であり、自分を含むありとあらゆるものを道具と見なし、自らの信念に基づいて行動している。一族に業を背負わせた精霊を強く憎んでおり、審判を超えた暁には犠牲となった者たちの敵討ちとして「精霊の意思を奪い、人間の道具へと変える」という願いを成就させようとしている。エルさえも手段として用いカナンの地に赴いたことで、最後の壁としてルドガーの前に立ちはだかる。末期には自ら時歪の因子化を防ぐ為に自らの拳で心臓の活動を停止させ、「時歪の因子となった者たちの数だけ、この拳で貴様(精霊)たちを」と、個人の願いと怨嗟を吐露し、審判の門を力強く殴り、やがて静かに横になり絶命。 作中では断言はされていないものの、ルドガーとユリウスの父親である。妻コーネリアとの間にユリウスを、妻の妹であるクラウディアとの間にルドガーを儲けている。ビズリー本人はルドガーの存在を知らなかったが、ルドガーがクランスピア社の就職試験に受けに来た際にヴェルが戸籍を確認したところ、改竄の痕跡を見つけた為に改竄前のデータを復元。そのことでルドガーがユリウスの義弟ではなく異母弟であったことが発覚し、自分の息子であることを知った。オリジンの審判を超えることを最優先としているため、基本的には身内ですら容赦なく利用しようとするものの、妻たちに対する愛情は確かにあったようで、ユリウスやルドガーに対しても内心複雑な感情を抱いている。 リドウ / リドウ・ゼク・ルギエヴィート (Redau / Redau Zek Rugievit) 声 - 遊佐浩二 男性 / 29歳 /身長182cm / 武器:医療用ナイフ / 戦闘タイプ:六刀使い クランスピア社の医療エージェント兼、分史対策室副室長。強力な骸殻能力を持つ。口癖は「O.K」。 本名は「リドウ・ゼク・ルギエヴィート」。傍流の貧しい家系に生まれ、非常に虚栄心や上昇志向が強いうえに金にがめつい。同僚のユリウスへの対抗意識も強く、周囲を小馬鹿にしたように振る舞うものの、その容姿や実績にファンも多くついている。エージェントとして、医者としての能力は卓抜したものがあり、若くして医療チームのトップエージェントも担っている。ルドガーを治療し、多額の借金を背負わせた。 過去に難病を患っていたことがあり、ジュードの父ディラックの施術によって臓器のいくつかを医療用黒匣に取り替えているが、ディラックが21年前に船の事故に巻き込まれた上に莫大な手術料を巡って結局家族は離散してしまった。闇社会に生きていたところをビズリーに出会い能力を見定められ、ハーフの骸殻能力に目覚めて昇り詰めていった。同時にビズリーは「魂の橋」の生贄には自分かユリウスのどちらかを選ぶこともわかっていた為、ユリウスと互いの生き残りをかけて共に分史世界の破壊をこなしつつも潰しあっていた。 アルクノアとのパイプがあり、ビズリーの思惑も介在しているもののアルクノアを利用してユリウスをテロリストに仕立てあげた張本人でもある。積極的に活動し、ルドガーたちと時に直接対決を演じることもあった。最終的にはユリウスが行方不明になっていたことで、全ての準備が整ったビズリーによって魂の橋の生贄に選ばれる。ビズリーの思惑通りになりたくないという思いから、骸殻能力を使って時歪の因子化になろうとしたが、内臓黒匣のコードを制御されてしまった事からそれも叶わず、生贄にされてその生涯を終える。秘奥義は「スパイン・ビュート」。 ノヴァ (Nova) 声 - 佐藤聡美 女性 / 20歳 クランスピア社系列のヴェランド銀行で行員をしている女性。ルドガーの学友で、ヴェルの双子の妹。ルドガーの借金の管理を行う。 本名はノヴァ・ルゥ・レイシィ。口が軽くお調子者。若干空気が読めないところもあるが、多くの友人が離れていくなか借金を背負ったルドガーに変わらず接し続け、乱暴な取り立てをしないように取り計らうなど影で助けてくれる良き友人。ヴェルの計らいで分史世界対策室とはまったく関わりを持たないが、物語が佳境にさしかかるにつれてルドガーの様子がおかしいことを察したときには取り立て時の態度が変化したり、大胆な行動に出ることもある。 ユリウスのファンで、過去に間違って弟のルドガーにプレゼントを渡してしまったことで大変な勘違いを招いたことがある。 ヴェル (Vel) 声 - 田中理恵 女性 / 20歳 クランスピア社の社長筆頭秘書を務めている女性。ノヴァの双子の姉。後にルドガーの秘書となる。 本名はヴェル・ルゥ・レイシィ。妹とは瓜二つの顔をしているが、髪型は違い、また眼鏡をかけている。性格は正反対で妹とは度々反発しているが、姉妹仲は険悪というわけではない。真面目な仕事人間だが、片付けができない、料理が下手、男性が苦手など弱点も多く、仕事中は自己暗示でそれを克服している。以前の彼氏とは一ヶ月で別れた。 イバル (Ivar) 声 - 森久保祥太郎 男性 / 17歳 / 身長165cm / 武器:二刀 / 戦闘タイプ:剣士 前作から引き続き登場。マクスウェルの巫子を辞しており、路頭に迷っていたところをビズリーに拾われ雑務(マルチ)エージェントとして勤務している。ルドガーのハンマー、双銃のチュートリアルを担当する。 渋々ながらジュードのことを認めており、「自分のなすべきこと」を模索して、責務のためにはミラの命令にも逆らうなど精神面で大きな成長が見られる。しかし賑やかな性格や空気の読めないところは変わっておらず、腰に手を当てて自分を親指で指す決めポーズも健在。秘奥義は前作と同じく「双牙煌裂陣」(台詞は新録)。 『テイルズ オブ ザ レイズ』ではプレイヤーキャラに昇格している。
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