アニメオリジナルの用語
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/06/13 14:03 UTC 版)
「とある科学の超電磁砲」の記事における「アニメオリジナルの用語」の解説
能力体結晶(のうりょくたいけっしょう) 「体晶」とも呼ばれる薬物。詳細は「学園都市 (とある魔術の禁書目録)#体晶」を参照 ビッグスパイダー スキルアウトのグループ。現リーダーは蛇谷。第10学区エリアG「ストレンジ」を根城にしている。 創設者の黒妻がリーダーのころは、不良から子供を助けたり気の置けない仲間たちと遊ぶだけの集団だったが、黒妻が生死不明になり蛇谷がリーダーになってからは、単なる能力者狩りの無法集団と化した。かつては固法も所属していた。黒妻が蛇谷を倒したことで、壊滅する。 RSPK症候群 「反復性偶発性念力症候群」の略称 であり、別名を「乱雑開放(ポルターガイスト)」。『禁書目録』3巻や『一方通行』でも言及される。 心的外傷や過度のストレスにより「正しく現実を見る事ができなくなった子供達」が引き起こすもの で、能力者が一時的に自律を失い、無自覚に能力を暴走させる状態のこと。個々の現象は様々だが、同時に起きた場合、暴走した能力は互いに融合し合い一律にポルターガイスト現象として発現する。さらにポルターガイスト現象が規模を拡大すると、体感的には地震と見分けのつかない状況を呈する。ただ、実際の地震とは違ってP波もS波も観測できないという。また、体晶の使用により引き起こされることでも知られている。 アニメ第1期の後半、第19学区および第7学区で頻繁に発生した「地震のようなもの」の正体。原因は、木原幻生の実験によって意識不明に陥った10人の「置き去り」を目覚めさせようとしたことであると判明した。 先進状況救助隊 「警備員」の一部署。通称「MAR (Multi Active Rescue)」。テレスティーナが隊長を務めている。 キャパシティダウン スピーカーから出る音で脳の演算能力を混乱させ、能力者の能力を封じる音響システム。 能力者にとってはまともに動くことすらできなくなるほどの音であるが、レベル0の者にはただの甲高い音にしか聴こえない。試作品はミニバンに収まるサイズで、移動が可能だったが、改良型は強力になった代償として固定型になったため、移動できない。テレスティーナが開発したシステムで、データ収集のためにスキルアウトに試作品を提供していた。 盛夏祭(せいかさい) 「学舎の園」外部の常盤台中学学生寮が、年に一度だけ一般人へ門戸を開く日。様々な催し物があり、「置き去り」へのチャリティーオークションも開催される。当日、寮生はメイド服を着用する。招待状を持っていないと入場できない。 学園都市研究発表会 学園都市の学業成績優秀者に与えられた研究発表の場。通称「学究会」。毎年開催されている。謂わば「頭の良い人たちの大覇星祭」だが、派手さがないので学生の知名度は低い。会場は全部で4箇所で、複数の学校に分散している。 スタディ (STUDY) 有冨春樹が、志を同じくする学究会の上位入賞者と結成した暗部組織。新たな時代を切り開くのは能力ではなく知性であることを学園都市に示すことが目的。表の顔は、薬品の製造や科学関係を中心に手広く手掛けている企業「スタディコーポレーション」で、大量の「駆動鎧」や大型ロボットを用意できるほどの規模を持っている。「警備員」の備品の納入業者でもあり、これを利用して「警備員」の介入を防いでいる。 8月下旬に開催される学究会にて「革命」と称するテロ行為を行い、ジャーニーの「幽体拡散」を利用して2万体を超える駆動鎧を操り会場で暴れさせた。だが、「風紀委員」などの活躍で計画を妨害され、美琴に本拠地へと踏み込まれたことで、静止衛星軌道で作業中の建設機械よりミサイルを発射、高度3万メートルに達した時点で分裂し、5000発のジャーニーのフィラメントを学園都市上空にばら撒いて「幽体拡散」を暴走させ、学園都市に満ちたAIM拡散力場の連鎖崩壊を引き起こす「最終フェーズ」を発動。到底止める手段はないかと思われたが、ミサカネットワークにより短時間で軌道計算が完了したお陰で、宇宙へ飛んだ美琴によってミサイルの分裂前に撃墜され計画は完全に潰えた。 ケミカロイド計画 科学の力で、安定した均一の能力者をゼロから作り出す計画。立案者は有冨。これにより、双子の「ジャーニー」と「フェブリ」が人工的に作られた。ベースプログラムは、布束砥信が昔書いた論文が元になっている。 ケミカロイドは自然界には存在しないタンパク質で体が構成されており、普通の人間と機能の面では遜色はないが、新陳代謝を繰り返すたびにある一定量の毒素を生み出してしまうように作られている。放っておくと毒素が蓄積して内臓の機能不全を起こし、死に至るため、毒の中和剤を含む飴を舐めることで健康を保っている。「絶対能力進化計画」の時と同じプログラムを用いた「学習装置」で知識を与えられている。 疑似原子崩し スタディによって開発された、第4位の「原子崩し」を元にした兵器を搭載する多脚戦車。機体正面の砲身から「原子崩し」を発射できるが、美琴によれば強さは麦野本人には劣るらしい。 本拠地の防衛用で配備されていたが、勝手に能力を利用された「アイテム」の報復で破壊されてしまう。 エカテリーナ二世号改 婚后航空学園都市第二工廠が持てる技術の全てを投入して作り上げた、変形式大型作業機械。複座式で、車両形態のほかに巨大な人型形態を持ち、ワイヤーで繋がった両手を発射でき、両腕からパイルバンカーを撃ち込む機能がある。 スタディによる「革命」に対抗して投入され、初春と佐天が乗り込んで、小佐古と斑目が操るロボットを破壊した。最終フェーズが発動した際には、光子の「空力使い」で打ち上げられ、美琴と黒子を宇宙まで届けた。
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