I"s 概要

I"s

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/01/17 14:58 UTC 版)

概要

週刊少年ジャンプ』(WJ、集英社)誌上において1997年19号から2000年24号まで連載されていた。単行本はジャンプ・コミックスより全15巻。完全版ヤングジャンプ・コミックスより全12巻。累計発行部数は1000万部以上[1]

デビュー以来『WJ』編集部から恋愛漫画の執筆を要請されていた桂が初めて編集部の意向を汲み[2]、自身の嗜好であるSF的な要素を排して執筆した作品であるため[3]、桂正和らしからぬ作品と言える。『WJ』で発表した作品の中では単行本全15巻と最長の連載作品である(『電影少女』も全15巻だが、13巻の「あい編」と2巻の「恋編」に分かれる)。

同じ恋愛作品であっても、登場人物全員の気持ちを綿密に書き出し[4]、全員を上から見下ろす様な視点で描かれた『電影少女』とは異なり、「エム」において用いられた一人称表現を使い、主人公である一貴1人の視点のみで物語が描かれている[5]。このため、一貴以外の心理描写や一貴が見ていない状況は原則として描かれておらず(例外有り)[5]、一貴以外の気持ちについては想像はできても、相手がその言葉を口にするまでは決して知る事は出来ない。読者はあくまで一貴としてロールプレイング的にこの作品を読み進める事となる。

2005年より刊行された完全版では新たに表紙イラストが描き下ろされた他、新たに彩色がなされたページが存在する。小説化・2度のOVA化・テレビゲーム化と様々な形でメディアミックスが行われており、1999年にはボックスセット『I"s BOX』が販売されている。

2017年10月、BSスカパー!スカパー!オンデマンドにて実写ドラマ化が決定されたことが明らかになった。俳優の岡山天音を主演に迎え、全13話のオリジナル連続ドラマ『I”s』として2018年12月より放送・配信を開始している[6]




  1. ^ https://mainichi.jp/articles/20171030/dyo/00m/200/006000c
  2. ^ 『4C R-side <HEROES-side> Katsura Masakazu Illustrations 2』72頁。
  3. ^ 桂正和『I"s 12巻』集英社〈ジャンプ・コミックス〉表紙そで。
  4. ^ 桂正和「GOKURAKU CLUB 6」『電影少女 13巻』集英社〈ジャンプ・コミックス〉1992年9月9日、ISBN 4-08-871703-1、191頁。
  5. ^ a b c 桂正和『I"s 6巻』集英社〈ジャンプ・コミックス〉表紙そで。
  6. ^ 桂正和 原作漫画 『I”s』 スカパー! で、実写ドラマ化決定!”. BS!スカパー! (2017年10月30日). 2017年11月3日閲覧。
  7. ^ ゲーム版では後半に進むにつれ越苗と共に行動することが多い。そのため泉エンドでナミから「越苗の結婚相手」と言われたほど。
  8. ^ 桂正和『I"s 1巻』集英社〈ジャンプ・コミックス〉表紙そで。
  9. ^ a b c 桂正和『I"s 4巻』集英社〈ジャンプ・コミックス〉表紙そで。
  10. ^ + 桂正和プロフィール +」『+ 桂正和公式サイト K2R村 +』 2013年1月4日閲覧。
  11. ^ I"s公式サイト』 2013年1月4日閲覧。
  12. ^ 『週刊少年ジャンプ 1997年51号』集英社。
  13. ^ 桂正和『I"s 15巻』〈ジャンプ・コミックス〉表紙そで。
  14. ^ 『4C R-side <HEROES-side> Katsura Masakazu Illustrations 2』74 - 75頁。
  15. ^ a b “岡山天音、男子中高生の恋愛バイブル「I”s」実写化で主人公に! 「僕なりに体現していきたい」”. シネマカフェ (イード). (2017年10月30日). http://www.cinemacafe.net/article/2017/10/30/53578.html 2017年10月30日閲覧。 
  16. ^ “実写ドラマ『I"s』葦月伊織役は白石聖に決定 オーディション700人の中から選出”. ORICON NEWS (oricon ME). (2018年11月9日). https://www.oricon.co.jp/news/2123086/full/ 2018年11月9日閲覧。 
  17. ^ a b c 「I"s」徹底ガイド、「I"s」女子旅、『演劇人は、夜な夜な、下北の街で呑み明かす…』 番外編~ドラマ「I“s」スペシャル〜、参照
  18. ^ a b c d Inc, Natasha. “「I”s」特集 伊島空(寺谷役)×小越勇輝(越苗役)×冨田佳輔(木田役)座談会 - コミックナタリー 特集・インタビュー” (日本語). コミックナタリー. 2020年8月13日閲覧。
  19. ^ 白石聖、『I”s』伊織役の決め手は“笑顔” 原作・桂正和氏が太鼓判「ヒロイン感があった」”. ORICON NEWS. 2020年8月13日閲覧。
  20. ^ 白石聖、漫画家・桂正和の宝物!? ドラマ『I"s』で漫画の葦月伊織を完コピ?『白石聖のわたくしごとですが...』” (日本語). www.joqr.co.jp. 2020年8月13日閲覧。
  21. ^ “桂正和「I"s」実写ドラマ化、美少女ヒロイン伊織役は白石聖”. シネマトゥデイ. (2018年11月9日). https://www.cinematoday.jp/news/N0104797 2018年11月9日閲覧。 
  22. ^ 白石聖、ドラマ『I”s』伊織と真逆の“毒舌キャラ” 思ったことを全部いう「悪い癖」”. ORICON NEWS. 2020年8月13日閲覧。
  23. ^ 連続ドラマ『I”s』、柴田杏花が収録で直面した困難 -監督から言われた一言は「もっと下手くそに」【連載インタビュー】” (日本語). 超!アニメディア. 2020年8月13日閲覧。
  24. ^ PICK UP ACTRESS 萩原みのり | HUSTLE PRESS OFFICIAL WEB SITE” (日本語). 2020年8月13日閲覧。
  25. ^ 加藤小夏、役者の道を選んだ理由は『I”s』 尊敬する共演陣に囲まれ「初めてがI”sで幸せです」”. ORICON NEWS. 2020年8月13日閲覧。






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