I"s
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2024/07/09 23:41 UTC 版)
あらすじ
高校2年
私立湾田高校に通う高校2年生 瀬戸一貴は同じクラスの葦月伊織に1年生の頃から恋心を抱いていた。そんな彼に伊織と2人で「新入生ようこそパーティ」の実行委員をやるという幸運が訪れる。徐々に伊織と打ち解けてきた頃、突然に彼を想う幼馴染み秋葉いつきが現れる。「伊織への想い」と「いつきの想い」の間で一貴は揺れ動くこととなった。
高校3年
高校生最後の夏休み。一貴は寺谷の親戚の経営する旅館へと合宿に行き、そこで傷心旅行中の磯崎泉と出会い、ひょんなことからひと夏の恋人として一日を共にすることとなった。二度と会うことのないひと夏の思い出のはずであったが、何と泉は湾田高の生徒(1年生)であり、学校近くで再会することとなる。泉の猛烈なアタックにひるむことがありながらも、伊織への想いを持ち続けた一貴はついにクリスマス・イヴに告白を果たし、晴れて伊織と付き合うこととなった。
しかし、年が明けて伊織が芸能事務所に所属したために2人が付き合っていることは秘密にしなければならなくなる。
高校卒業後
大学受験に失敗した一貴は、安アパートでの一人暮らしを始め、隣に住む伊織に似た大学生 麻生藍子と親しくなる。会えない恋人を持つ2人は互いに惹かれはじめるが、やはり一貴の気持ちは伊織にあった。
そんなある日、すっかりアイドルとなった伊織に対してインターネット上で殺害予告をしている人物の存在を偶然知った一貴は、そこに聞き覚えのある言葉が書かれていることに悪い予感を覚え、再び彼女を守る決心をする。
一貴は越苗に護身術を習い事務所の前で張り込みをするが、熱狂的なファンに殺害予告犯と誤解されて暴行を受ける。その後、舞台演出家のカミノギイサイから呼び出される。寺谷や越苗の言葉を受け、イサイに立ち向かう決心をした一貴だったが、「彼女のために別れてくれ、君が彼女の才能の目覚めを邪魔しているんだ」というイサイの言葉で、ついに一貴は伊織に別れの言葉を口にする。一貴は自分の気持ちに嘘を付いてしまったことに自身でも深く傷つく。それでも、12月24日(クリスマス・イヴ)の公開放送の日、友人たちに励まされ伊織に会いに行ったが、そこで件の殺害予告犯と遭遇してしまう。格闘の末になんとか撃退したものの、頭を強く打った衝撃で一貴は倒れ病院に運ばれる。寺谷たちは一貴を助けようと伊織に病院へ来てもらおうと試みるが古川の抵抗で失敗する。しかし、伊織からの電話で一貴は意識を取り戻した。
一貴の退院後、寺谷の家で祝福される(コミックス)。そこで、一貴は伊織に自分の気持ちを伝えることに成功し、2人は再び結ばれることになった。
注釈
出典
- ^ 『恋愛漫画の名作「I”s<アイズ>」のアパレルグッズがSPINNSにてリリース!』(プレスリリース)ヒューマンフォーラム、2019年3月29日 。2023年8月8日閲覧。
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- ^ 『4C R-side 〈HEROES-side〉』, p. 72.
- ^ 『第12巻』, 表紙そで.
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- ^ 『I"s公式サイト』 2013年1月4日閲覧。
- ^ 『週刊少年ジャンプ』1997年51号(集英社)。
- ^ 『第3巻』, p. 174, 「第25話 勝負の月」.
- ^ 『第11巻』, p. 156, 「第102話 深刻な悩み」.
- ^ 『第9巻』, p. 34, 「第75話 それどころじゃない!」.
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- ^ 「2006」『プレイステーション2パーフェクトカタログ(下巻)』前田尋之 監修、ジーウォーク〈G-MOOK〉、2022年1月27日、122-165頁。ISBN 978-4-8671-7275-9。
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