鎬とは? わかりやすく解説

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しのぎ【×鎬】

読み方:しのぎ

刀剣で、刃と峰との間に刀身貫いて走る稜線鎬筋

部材の上端の中央残し両側低く削って、刀の背峰のようにした形。

鎬の画像
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読み方:シノギ(shinogi)

刀剣類の刃と背との間の稜立って高い部分


鎬(しのぎ)

刀身平地鎬地の境をなす線を鎬、あるいは鎬筋称する。また両刃の剣などの場合、地の中間にある稜線をいう場合がある。この平地鎬地分かれた構造をもつ造り込み鎬造称する一般に大和伝系は鎬筋高く、末備前物低く造り込まれたものが多い。鎬地鍛え目は、古刀期に大和保昌、美濃物一部除き平地同様にするものが多く新刀期にはほとんど柾目となる。

シノギ

( から転送)

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2024/04/07 15:07 UTC 版)

シノギしのぎ

日本の刃物日本刀和包丁)の刃身部分で、の間の膨らんでいる部分。鎬に走っている線を鎬筋(しのぎすじ)、鎬筋と峰との間の平地の部分を鎬地(しのぎじ)という[1][2]

「しのぎを削る」の語源[3]

囲碁のシノギ

相手の勢力が圧倒的に強い場所で、相手の攻めを巧みにいなして自分の石を生存に導くこと。

シノギの名手として坂田栄男趙治勲井山裕太が有名である。

参考図書(囲碁)
  • 趙治勲『シノギの真髄―石は死ぬものではないと、生きる術を徹底探求 (新・木谷道場入門) 』河出書房新社 1997年
  • 『坂田の碁〈2〉石のシノギ方』 (MYCOM囲碁文庫スペシャル) 2004年

経済活動としてのシノギ

主に暴力団が収入を得るために使う手段(経済活動)の呼び名。

港湾業務興行の元締めといった合法手段もあったが、たいていの場合、用心棒賭博違法薬物密売売春斡旋、ノミ屋ダフ屋闇金融詐欺グループの元締めなど、違法手段のものが多い。警察庁は暴力団の収益源のうち、特に覚醒剤取締法違反、恐喝、賭博及びノミ行為等の4種類の犯罪によるものを「暴力団の伝統的資金獲得活動」と整理しているが、暴力団対策法暴力団排除条例などの施行後は減少傾向にある。一方で、特殊詐欺やインターネットを介在した新しい形態の詐欺の出現や[4][5]、取引単価の高い海産物を狙った密漁などが増加傾向にある[6][7]

また近年では、ロシアのウクライナ侵攻に乗じたウクライナ応援(「支援」ではない)名目のグッズ販売[8]

さらには、現役組員がYouTubeチャンネルを開設して広告収入を得ていた事例も表れている[9]

脚注


出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/07/15 22:33 UTC 版)

シノギ」の記事における「鎬」の解説

日本刃物日本刀和包丁)の刃身部分で、刃と峰の間の膨らんでいる部分。鎬に走っている線を鎬筋しのぎすじ)、鎬筋と峰との間の平地部分鎬地しのぎじ)という。 「しのぎを削る」の語源

※この「鎬」の解説は、「シノギ」の解説の一部です。
「鎬」を含む「シノギ」の記事については、「シノギ」の概要を参照ください。

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出典:『Wiktionary』 (2021/08/12 09:42 UTC 版)

発音(?)


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