段落
(パラグラフ から転送)
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2025/08/05 05:11 UTC 版)
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段落(だんらく、希: παράγραφος、独: Paragraf、仏: paragraphe、英: paragraph)とは、文章において見やすくまとめられた文の塊(ブロック)。通常は複数の文によって構成される。段落の始めは、行頭から数文字(日本語では1文字)の字下げをする。日本語の縦書きでは行頭が下がるので、「段落」という言葉が生まれた。パラグラフともいう。
各語における段落
日本語
日本語における段落には、次の2種類があるといわれる。
- 意味段落(いみだんらく)
- ひとつの意味をもった塊。
- 形式段落(けいしきだんらく)
- ある意味を表す複数の段落のうちの一つとなっている、表記上の段落。
通常は、複数の形式段落をまとめて意味段落とする。
段落の表記方法は、改行後に1文字の字下げを行うことが一般的である。字下げを行わずに、行間を空ける様式もある。形式段落の文章においては行間を空けたり、罫線を入れたりすることもある。
中国語
中国語では、段落の先頭に2文字の字下げをする。
欧米の言語
英語などのヨーロッパ系の言語では、日本語と同様に、(標準5文字の)字下げをしたり行間を空ける表記方法が用いられる。段落、罫線や、破線を入れることもある。
HTMLでの扱い
HTMLではP要素によって段落を示す。多くのウェブブラウザでは、(スタイルシートによって変更しない限り)およそ1行分の行間が空けられる。なお、意味段落が複数の形式段落で構成されているような場合に、両方の段落を同じP要素で表現することはできない。
パラグラフ
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/11/22 14:44 UTC 版)
作中のパラグラフは、曖昧な表現のものと詳細な描写がなされるものとに明確に区別されている。たとえば、相反する2つの魔力を抱えた主人公ディノンをさいなむ苦しみは、さまざまな場所のさまざまな環境で発生し得る。そのため、この苦しみを描写したパラグラフで状況を詳細に叙述すると、前後の内容と食い違いを生じる恐れがある。よって、このようなパラグラフでは意図的に表現を曖昧にすることで、多様なパラグラフに矛盾なく接続できるようにしている。 またこの使い分けは、総パラグラフ数を抑えつつ物語を膨らませるという、もうひとつの効果を生んだ。読者たちは「曖昧パラグラフ」を共用する一方で、「詳細パラグラフ」については自らの判断で選び、そして各々のやり方で収集したミスティックマークに応じた結末に至る。パラグラフの数は少なくても、その組み合わせ方を工夫することによって、内容を充実させ多様な展開を生むことができるのである。読者の感想には「当初はパラグラフの少なさに不安を覚えたが、終わってみれば読みごたえがあって驚いた」というものがいくつかあった。 1つのパラグラフあたりの文章はかなり長く、選択肢は物語の展開を大きく左右する箇所に限られている。これは読書中の没入感を損なわないようにするための措置であり、また前述したように記入作業の負担を減らすためでもある。だがその代償として細々とした行動選択を盛り込めなくなっているため、読者の中には「もっと買い物がしたい」「お金の使い道が少ない」という不満を抱く者もいた。
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