サッシとは? わかりやすく解説

Weblio 辞書 > 同じ種類の言葉 > 建設 > 家屋 > サッシ > サッシの意味・解説 

さっし

動詞さっしゃる」の命令形さっしゃれ」が「さっしゃい」「さっせえ」「さっし」と音変化したもの動詞さっせえ」に同じ。

堀の内様を信心―」〈滑・浮世風呂・前〉


さっし

助動詞さっしゃる」の命令形さっしゃれ」が「さっしゃい」「さっせえ」「さっし」と音変化したもの助動詞さっせえ」に同じ。

「能(ええ)加減にしさっしな」〈滑・浮世床・初〉


サッシ【sash】

読み方:さっし

サッシュ1


さっ‐し【冊子】

読み方:さっし

糸で綴(と)じた本。また、書物一般をいう。「小―」

書物装丁で、糊(のり)または糸を用いて綴じたものの総称巻子本(かんすぼん)以外の、粘(でっちょう)装・大和(やまと)綴じなど。また、その装丁の本。綴じ本冊子本。策子(さっし)。草紙草子


さっ‐し【刷子】

読み方:さっし

はけ。ブラシ


さっ‐し【察し】

読み方:さっし

察すること。おしはかること。「―がいい」「―がつく」


刷子

読み方:サッシ(sasshi)

はけ


サッシ〈sash〉

窓などに用い建具のことで、材質によって、スチールサッシアルミサッシ木製サッシと呼ぶ。2重ガラス、3重ガラスなどの断熱性気密性優れた製品人気である。

サッシ

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2026/03/15 08:54 UTC 版)

サッシ英語: sash)とは、サッシュともいい、枠として用いる建材のことをいう。あるいは、窓枠を用いた建具であるサッシ窓そのものをサッシと呼ぶことも多い。英語でSash window(サッシ窓)というときには、上げ下げ窓(ギロチン窓)のことを指すことが多い。

サッシは材質により、アルミ製(アルミサッシ)、木製、プラスチック製、複合材料製がある[1]。アルミサッシは安価だが断熱性が低いために夏に室内が暑くなり、冬に室内が寒くなる[2]。木製サッシは断熱性や防露性に優れる[1]。また、2016-2017年時点で樹脂サッシ普及率は、ヨーロッパ約70%、韓国80%、日本は17%となっている[3]

またサッシは構造により一重構造のものと二重構造のものがある[1]

材質

サッシの材質は、古くは製やスチール製が多かったが、2014年現在では樹脂が主で、次いで木製やアルミニウム製となっている[4]

アルミサッシ

アルミサッシはアルミニウム合金製のサッシで、加工がしやすいことから広く用いられており、2014年現在日本でシェアの9割を、中国では7割を占めている。一方で、熱伝導率が非常に高いため断熱性能が非常に低く、暖房や冷房を使ってもアルミサッシを伝わって熱が交換されてしまい、住宅全体のエネルギー効率の悪化になるためアメリカでは全50州のうち24州で使用が禁止されるなど、他の素材への移行が進んでいる[4]

日本では高度成長期を境に安価かつ、腐食に強く加工が楽なアルミサッシがほとんどとなった。しかし、冷暖房効率の低下や結露が発生するため、近年では日本でも結露の防止や保温性を重視した樹脂製や屋外側にアルミ、室内側に樹脂を使った複合素材のサッシが使われるようになっている。アルミサッシを外枠と内枠に分け、間に樹脂部品を挟んで断熱性を高めた「熱遮断サッシ」も開発されたが、主流とはならなかった[5]

アルミニウムの融点は鋼などよりも低く、合金でも700 程度であるため、アルミサッシは火災時に溶けてガラスが抜け落ちる可能性があり、2011年(平成23年)頃には日本国内で流通していた防火アルミサッシの多くが建築基準法で定められた防火性能を満たしていない事が発覚し、サッシメーカー各社は防火アルミサッシの販売を一斉に中止した[6]複層ガラスの普及に伴い、ガラス自体の結露が減ったため、耐火性能や断熱性能の高さに加え、リサイクル性にも優れている木製サッシの利用も見直されている。

サッシの断熱性能については、省エネ建材等級制度が2008(平成20)年度からスタートし、熱貫流率値2.33 W/m2Kを最高値とした星付けが行われ、熱貫流率の性能値も表示される。

なお、アルミサッシの製造拠点は、YKK AP三協立山・旧新日軽(現: LIXIL)が中心的な拠点を置く富山県に集中している傾向がある。これは、戦前から高度成長期においてアルミ電解に必要とする膨大かつ安価な電力が、水力発電により潤沢であった名残である[注 1]

樹脂サッシ

各国での樹脂サッシの普及率は、アメリカ合衆国65 %、イギリス76 %、ドイツ64 %、韓国80 %となっている[2]。日本では塩化ビニル樹脂メーカーのサン・アロー化学(現・エクセルシャノン)が1966年昭和41年)から開発を始め、1976年(昭和51年)に発売したのが最初たが[8]北海道以外では普及が進んでおらず、20 %にとどまっている[9]

木製サッシ

木製サッシは、北欧では70%のシェアがある[10]

鉄製サッシ

日本国内においては、1912年(明治45年・大正元年)に田島壱号の手により製造が開始されている[11]

構造

サッシは構造により一重構造のものと二重構造のものがあり、組み合わせるガラスにより複層ガラス用と単板ガラス用がある[1]

アルミ形材の中間部を樹脂材料にした熱遮断構造サッシや、アルミ形材とプラスチック形材をかん合したアルミ樹脂複合サッシなどの断熱防露構造サッシがある[1]

脚注

注釈

  1. ^ 日本のアルミニウム製錬を参照。アルミナ電解工場には住友化学富山工場や日本曹達高岡工場[7]やがあり、また近隣の県でも生産工場があった。

出典

  1. ^ a b c d e 11.建具造作工事 一般財団法人住宅金融普及協会 2023年7月22日閲覧。
  2. ^ a b “意外と知られてない…日本の家が「暑すぎる」とんでもない理由”. (2020年8月22日). https://gentosha-go.com/articles/-/28478 2020年9月8日閲覧。 
  3. ^ 【住宅設備】(窓-1)なぜ日本は樹脂サッシの普及が遅れた? | 一条工務店i-smartルポ”. www.smart-house-report.com. 一条工務店. 2023年1月24日閲覧。
  4. ^ a b 低い断熱性なぜ放置、世界に遅れる「窓」後進国ニッポン”. 日経新聞 (2014年11月7日). 2014年11月16日閲覧。
  5. ^ 時代の一歩先を読んだ、"エコ"で"省エネ"なアルミ樹脂複合サッシ - リクシル・アルプラ70(更新日不明 / 2015年10月2日閲覧)
  6. ^ 住宅用防火サッシ、一斉に販売終了 - 日系BPケンプラッツ 2011年8月18日
  7. ^ 下谷政弘「日本曹達の工場展開 - 日曹コンツェルン形成史(2)」『經濟論叢』第1-2号、1982年https://doi.org/10.14989/1339382020年4月21日閲覧 
  8. ^ 【歴史館】エクセルシャノン:北海道の窓の在り方を変えた 日本初の樹脂窓”. 月刊 Smart House (2023年10月12日). 2023年10月12日閲覧。
  9. ^ “日本での樹脂サッシ普及率、未だ20%。(YKK AP調べ)”. https://risou-r.jp/marketing/20190927-penetration/ 2021年6月6日閲覧。  {{cite news}}: 名無し引数「株式会社 理想」は無視されます。 (説明)
  10. ^ 過去最高の1万463人来場 《リフォーム産業フェア2018リポート》”. リフォーム産業新聞 (2018年7月30日). 2026年2月15日閲覧。
  11. ^ 下川耿史 家庭総合研究会 編『明治・大正家庭史年表:1868-1925』河出書房新社、2000年、380頁。 ISBN 4-309-22361-3 

関連項目

メーカー

外部リンク


サッシ

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/03/24 17:01 UTC 版)

マテーラの洞窟住居」の記事における「サッシ」の解説

サッシ(石・岩を意味するサッソ複数形)は、マテーラにおいて洞窟住居意味するマテーラのあるグラヴィナ渓谷石灰岩侵食により形成され渓谷にはこのサッシが何層にも重なって存在している。このサッシがいつ頃から作られたかは不明だが、8世紀から13世紀にかけて、東方からイスラム勢力逃れた修道僧住み着き130上の洞窟住居構えていたといわれている。マテーラ周囲からは、旧石器時代出土品発見されているため、かなり古くから人々住んでいたと考えられている。 15世紀から16世紀には、オスマン帝国追われアルバニア人セルビア人などが移住当時マテーラ支配していたアランゴーナ家は、この地域をジャンカルロ・トラマンターノ伯爵売り渡す。トラマンターノ伯爵は、マテーラ重税課すが、住民はこれに反発し伯爵惨殺するその後マテーラ1663年バジリカータ州都となり繁栄期迎える。しかし1806年ポテンツァ州都移されその後経済逼迫影響もあり衰退していく。 その後長らく小作農民住居であったサッシは、南イタリア貧しさ象徴的な見方なされた19世紀までは比較快適な住環境であったが、20世紀初頭より、人口急速に増加し、元々は畜舎であった採光水の流れ劣悪な洞窟住居として使用されるようになった。そのため衛生状態極度に悪化し乳児死亡率50%達した行政当局としてもこの状態を放置できなくなり1950年代法整備行い、これにもとづきマテーラ郊外新たな集合住宅建設し、サッシ地区住民強制的に移住させた。その数は約1万5,000人に上る。この結果、サッシ地区無人廃墟化す。しかし150上の石窟聖堂や3,000戸ほどの洞穴住居地下水路各戸貯水槽上水供給するシステムなど、ユニークな文化的資産見直され1993年ユネスコ世界文化遺産指定された。これを契機訪れ観光客増え、これを対象とした宿泊施設食堂工芸品販売店などが増え、現在は洞窟住居5分の1ほどが再利用されている。

※この「サッシ」の解説は、「マテーラの洞窟住居」の解説の一部です。
「サッシ」を含む「マテーラの洞窟住居」の記事については、「マテーラの洞窟住居」の概要を参照ください。

ウィキペディア小見出し辞書の「サッシ」の項目はプログラムで機械的に意味や本文を生成しているため、不適切な項目が含まれていることもあります。ご了承くださいませ。 お問い合わせ

サッシ

出典:『Wiktionary』 (2021/08/06 18:10 UTC 版)

語源

英語 sash転写

名詞

サッシ

  1. 装飾用の帯布。
  2. 金属製の窓枠

関連語


「サッシ」の例文・使い方・用例・文例

Weblio日本語例文用例辞書はプログラムで機械的に例文を生成しているため、不適切な項目が含まれていることもあります。ご了承くださいませ。



サッシと同じ種類の言葉


英和和英テキスト翻訳

英語⇒日本語日本語⇒英語

辞書ショートカット

すべての辞書の索引

「サッシ」の関連用語

サッシのお隣キーワード
検索ランキング

   

英語⇒日本語
日本語⇒英語
   



サッシのページの著作権
Weblio 辞書 情報提供元は 参加元一覧 にて確認できます。

   
デジタル大辞泉デジタル大辞泉
(C)Shogakukan Inc.
株式会社 小学館
日外アソシエーツ株式会社日外アソシエーツ株式会社
Copyright (C) 1994- Nichigai Associates, Inc., All rights reserved.
地球丸地球丸
Copyright© The Whole Earth Publications Co.,Ltd. All Rights Reserved.
地球丸ログハウス用語集
ウィキペディアウィキペディア
All text is available under the terms of the GNU Free Documentation License.
この記事は、ウィキペディアのサッシ (改訂履歴)の記事を複製、再配布したものにあたり、GNU Free Documentation Licenseというライセンスの下で提供されています。 Weblio辞書に掲載されているウィキペディアの記事も、全てGNU Free Documentation Licenseの元に提供されております。
ウィキペディアウィキペディア
Text is available under GNU Free Documentation License (GFDL).
Weblio辞書に掲載されている「ウィキペディア小見出し辞書」の記事は、Wikipediaのマテーラの洞窟住居 (改訂履歴)の記事を複製、再配布したものにあたり、GNU Free Documentation Licenseというライセンスの下で提供されています。
Text is available under Creative Commons Attribution-ShareAlike (CC-BY-SA) and/or GNU Free Documentation License (GFDL).
Weblioに掲載されている「Wiktionary日本語版(日本語カテゴリ)」の記事は、Wiktionaryのサッシ (改訂履歴)の記事を複製、再配布したものにあたり、Creative Commons Attribution-ShareAlike (CC-BY-SA)もしくはGNU Free Documentation Licenseというライセンスの下で提供されています。
Tanaka Corpusのコンテンツは、特に明示されている場合を除いて、次のライセンスに従います:
 Creative Commons Attribution (CC-BY) 2.0 France.
この対訳データはCreative Commons Attribution 3.0 Unportedでライセンスされています。
浜島書店 Catch a Wave
Copyright © 1995-2026 Hamajima Shoten, Publishers. All rights reserved.
株式会社ベネッセコーポレーション株式会社ベネッセコーポレーション
Copyright © Benesse Holdings, Inc. All rights reserved.
研究社研究社
Copyright (c) 1995-2026 Kenkyusha Co., Ltd. All rights reserved.
日本語WordNet日本語WordNet
日本語ワードネット1.1版 (C) 情報通信研究機構, 2009-2010 License All rights reserved.
WordNet 3.0 Copyright 2006 by Princeton University. All rights reserved. License
日外アソシエーツ株式会社日外アソシエーツ株式会社
Copyright (C) 1994- Nichigai Associates, Inc., All rights reserved.
「斎藤和英大辞典」斎藤秀三郎著、日外アソシエーツ辞書編集部編
EDRDGEDRDG
This page uses the JMdict dictionary files. These files are the property of the Electronic Dictionary Research and Development Group, and are used in conformance with the Group's licence.

©2026 GRAS Group, Inc.RSS