詰む

デジタル大辞泉

つ・む【詰む】

読み方：つむ

［動マ五（四）］

１ 布地などの目が密になる。「目の—・んだ織物」

２ 将棋で、王将が囲まれて逃げ場がなくなる。「あと一手で—・んでしまう」

３ 行きづまる。窮する。「理に—・む」

［動マ下二］「つめる」の文語形。

刀剣用語解説集

詰む（つむ）

地鉄の状態。よく鍛えられた地鉄の鍛え肌が、特に細かいことをいう。刀工が原材料を吟味し、良質の部分のみを選び出し、入念な折返し鍛錬をした結果、よく詰んだ地鉄が完成する。このような地鉄は、一見無地風であるが拡大すると、綾織や網代織（あじろおり）のように見事に詰んでいることがわかる。杢目、小板目などの地肌とともに、地鉄の美しさは刀身の品位を決定する重要な要素である。

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詰む

出典:『Wiktionary』 (2021/08/14 13:20 UTC 版)

和語の漢字表記

詰 む

1. 「つむ」を参照。

Weblio日本語例文用例辞書

「詰む」の例文・使い方・用例・文例

• 将棋において,そのままだと相手があと一手さしたときに必ず詰む形