YKK(YKK)
山崎拓氏、加藤紘一氏、小泉純一郎氏をあわせてYKKという。名前のイニシャルに由来する。歴史的には、1991年、自民党最大派閥の竹下派に対抗するものとして誕生した。
現在は加藤氏が加藤派(旧宮沢派)会長、小泉氏が森派会長、山崎氏が山崎派会長となっている。3派あわせて、自民党議員勢力のほぼ3分の1を占めるなど、大きな勢力を保っていた。YKKは「首相狙い」も積極的に展開した。1995年、1998年には小泉氏が党総裁選に出馬した。1999年には、加藤氏、山崎氏がそれぞれ総裁選に出馬した。
2000年秋、加藤氏は、野党の出した不信任案に同調する動きを見せるなど、「加藤の乱」を起こした。しかし野中氏らの加藤派分裂策に翻弄された結果、加藤の乱はあっけなく鎮圧された。このあと加藤派は分裂し、加藤氏の率いる加藤派と、堀内氏の率いる堀内派の2つに分かれた。乱後、加藤氏の党内求心力は著しく低下している。特に派閥勢力が弱いため、首相候補としては脱落したと見られている。
現在「ポスト森」の最有力候補は小泉氏だ。小泉氏は特に国民的に人気が高い人材。自民党内には、自民党の支持率低迷を小泉氏の首相起用により挽回したいという声もある。ただ、小泉氏自身は固辞しているということだ。
ちなみに、3人にはそれぞれ持ち分野がある。小泉氏は <郵政三事業の民営化> だ。また、加藤氏は <緊縮財政> だ。山崎氏は <集団安全保障の推進> だ。
(2000.09.19更新)
YKK
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出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/02/27 01:13 UTC 版)
「韓国の知的財産権問題」の記事における「YKK」の解説
「YKK」は韓国UNGWOO社の「YPP」が商標権を侵害しているとし、アメリカ、中国、韓国で裁判を提起した。アメリカや中国では2002年にYKK側の訴えが認められたが、韓国では一審で敗訴し、2005年にはソウル高等裁判所でも両者は紛らわしくないので商標権の侵害に当たらないとの判断がなされた。
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