observer
「observer」の意味
「observer」とは、観察者や観測者を意味する英単語である。一般的には、何らかの現象や事象、行動を見て理解しようとする人物を指す。また、科学的な観測や研究を行う専門家や、特定の状況やイベントに関与せずに見守る立場の人物も指すことがある。「observer」の発音・読み方
「observer」の発音は、/əbˈzɜːrvər/であり、IPAのカタカナ読みでは「アブゼーヴァ」となる。日本人が発音するカタカナ英語では「オブザーバー」と読むことが一般的である。「observer」の定義を英語で解説
An observer is a person who watches or notices something, especially someone who is trained to watch and record events or to collect information as part of a scientific study or to monitor a situation without being directly involved in it.「observer」の類語
「observer」の類語には、spectator(観客)、watcher(見守る人)、onlooker(傍観者)、monitor(監視者)などがある。これらの単語は、観察や観測の対象や目的によって使い分けられることが多い。「observer」に関連する用語・表現
「observer」に関連する用語や表現には、observe(観察する)、observation(観察)、observatory(観測所)、observing(観察中)などがある。これらの単語や表現は、観察や観測に関連した活動や状況を表す際に使用される。「observer」の例文
1. The scientist worked as an observer for the research project.(その科学者は研究プロジェクトの観察者として働いた。) 2. Observers noticed a significant change in the animal's behavior.(観察者たちは動物の行動に顕著な変化を気づいた。) 3. The conference invited several international observers.(その会議はいくつかの国際的なオブザーバーを招待した。) 4. The observer carefully recorded the data during the experiment.(観察者は実験中にデータを慎重に記録した。) 5. The police officer acted as an observer during the protest.(警察官は抗議行動中に観察者として行動した。) 6. The observers were asked to remain neutral and unbiased.(観察者たちは中立で偏りのない立場を保つよう求められた。) 7. The weather observer reported unusual atmospheric conditions.(気象観測者は異常な大気状況を報告した。) 8. The observer's role is to ensure fair play during the game.(観察者の役割は、ゲーム中に公平なプレイが行われることを確保することである。) 9. The observer noticed a pattern in the bird's migration.(観察者は鳥の渡りにパターンを見つけた。) 10. The teacher acted as an observer during the students' group discussion.(先生は生徒たちのグループディスカッション中に観察者として行動した。)オブザーバ
「オブザーバ」とは・「オブザーバ」の意味
「オブザーバ」は英語の「observe」に由来しており、「陪席者」「監視員」などと日本語訳されている言葉で、ゴルフでは「審判員の補佐」という役割を持ち、ビジネスの世界では会議の場での円滑な進行を促すことなどを目的に、「obs」などの略称でアドバイザーなどとともに出席することがあるが、通常は発言権を持たず、重要性のある事案についてのみ発言を求められるといったケースもあるため、社内の中でも地位が高く偉い立場にある人を対象として任命されることが多い。オブザーバは、その意味の上から基本的に2種類に分けられる。すなわち、ある目的のために会議などに出席するものの、発言権や議決権がなく参加することが目的の「陪席者」と、取り決め通りルールに沿って正しく進行されているかをチェックする「監視員」である。ビジネスの世界では陪席者の意味で用いられることが多く、会議の平等性を見守り、公正でスムーズな進行を促すことにその役割がある。オブザーバの参加により会議に緊張感や積極性が増したり、重要案件では例外的に意見を求められたりするケースもあるため、社内での役職上位者が任命されることが多いが、研修などの目的で新人を参加させる場合などもある。
正式な参加者の資格は持たないが、オブザーバと同様に会議に出席する役職にアドバイザーがある。アドバイザーとは助言者のことで、専門的な立場から提言を行う人をいう。税理士やコンサルタントなどがこれにあたり、一線を退いた相談役などもその役割を果たすことがある。個別の事案について意見を述べるアドバイザーに対して、オブザーバは会議の進行全体を通してかかわりを持つという点で両者の役割が異なる。
国連関係では「国連オブザーバ」という地位もある。正式な加盟国ではないので投票権はないものの、討議に参加したり議事案の作成などにもかかわったりすることができるもので、国としてはバチカン市国やスイスなどがオブザーバの常駐を認められているほか、複数の政府間機構などが総会活動へのオブザーバ参加を認められている。
「オブザーバ」の熟語・言い回し
オブザーバー参加とは
会議などに、議決権や発言権のない立場で参加すること。議事が適切に運営されているかを第三者の視点で監視し、公平な議事進行を促進したり、会議の参加者の士気を高めたりすることを目的に、新規事業の方針決定といった比較的重要な案件や、議事進行に遅れが生じている議案、若手だけからなる組織で取り扱われる議案を対象とする会議などに参加するケースが多い。
「オブザーバ」の使い方・例文
「オブザーバ」の使い方や例文については、たとえば次のようなものが考えられる。「次回の会議に名誉会長がオブザーバ参加すると聞いて、参加者の間に緊張が走った」「国際会議には、傍観者ではなく監視者としての役割を持つオブザーバが参加することになっている」「この案件の当事者であるあなたが、このようにオブザーバ的な態度を貫かれるのはいかがなものか」「本日はオブザーバとして参加しているので、どうか私のことは気にしないでいただきたい」「事件が明るみに出ると、関係者は一斉にオブザーバ的態度をとるようになった」などである。ほかにも「レギュラーの発言に偏りが生じないよう、オブザーバを呼ぶことにしよう」「次回の会議は重要案件を扱うので、相談役にはぜひオブザーバとして参加してもらわなくては」「日本は核兵器禁止条約に批准はしていないが、オブザーバとして参加している」「発言権を持たないオブザーバが、このようなかたちで議決内容に口をはさむのはルール違反だ」「研修の意味を込めて、今回は新入社員全員をオブザーバとして参加させ、知見を高めてもらうようにしよう」などを挙げることができる。
オブザーバー【observer】
オブザーバー observer
オブザーバー
オブザーバー(observer)
一覧
観察者、観測者。元になるobserveは、ラテン語で監視するを意味するobsevareが、語源である。14世紀にフランス語のobserverから転じた。
- 顧問
- 国際機関や会議などの準資格参加者。意見の表明は出来るが、通常、議決権はない。立会人。
- 現代制御理論における状態観測器。モデルに基づき、直接検出できない状態量を推定する。
- Observer_パターン - ソフトウェアのデザインパターンの1つ。
- オブザーバー (イギリスの新聞) - イギリスの日曜新聞
- ニューヨーク・オブザーバー - かつてアメリカ合衆国で発行されていた新聞。2016年にオンラインサイト「オブザーバー」に移行。
- オブザーバー (2017年のゲーム) - 2017年のゲーム
- 日本の興信所の会社名
関連項目
Observer
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/01/06 21:03 UTC 版)
「Observer パターン」の記事における「Observer」の解説
イベントを通知される側のインタフェース。以下の抽象メソッドを持つ: notify() - Observerにとっては通知を受け取る処理、このメソッドを呼ぶSubjectにとっては通知を送る処理、と言える。このメソッドの個数や各書式は、通知内容により様々である。
※この「Observer」の解説は、「Observer パターン」の解説の一部です。
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