NightJewelの周囲の人物
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/06/12 17:02 UTC 版)
「六本木サディスティックナイト」の記事における「NightJewelの周囲の人物」の解説
伊月 住吉(いつき すみよし) 主人公が参加する前の、仮のNightJewelリーダー。もと政治家で、六本木界隈を取り仕切っていた「政界の有力者」。8年前の事件と同じころに政界を引退した。 主人公の参加と同時にNightJewelから身を引いて、リーダーの座を全面的に主人公に譲る。その後も主人公がしばしば彼に相談したり助力を願い出るが、友好的に応えることもあれば、意図のわからない反対をすることもある。その真意がどこにあるのか、主人公には掴むことができない。 Season1第7章の同項を参照 トニー(とにー) 六本木界隈を仕事場とする情報屋。伊月やNightJewelとは以前からの付き合い。金銭次第ではあるものの、基本的には味方となって行動する。 本名は舎人(おそらく苗字)という。 塚本 幸一(つかもと こういち) 六本木署の刑事。ことあるごとに主人公の行動を怪しみ、任意同行を要求したり事情聴取をしようとする。また、主人公の姉のことを知っており、彼女を探している人物のうちの一人。正義感というよりもどこか裏の顔を匂わせる。主人公やNightJewelにとっては事件現場で出会いたくない相手。 Season1第7章の同項を参照 牛瓦 猛(うしがわら たけし) 六本木を縄張りとするヤクザ「桶川会」の若頭で、事実上のトップ。相当の切れ者で、桶川会の利益を第一として行動する。左目が義眼。主人公の姉を探している人物のうちの一人。 「クダモノ」対策でNightJewelから桶川会へ協力を申し出ることになり、その際に主人公と出会う。その後もイルティエ、スマイルファイナンス、アカゲ教団、最新科学研究所(笠木組)と、立て続けにNightJewelの活動対象組織と敵対しており、利害関係の一致から協力体制になることが多い。逆にNightJewelのメンバーは彼や桶川会を嫌っており、できれば近づきたくないと考えている。 主人公を殺すチャンスは幾度もあったが手を出さなかったり、わざわざ主人公の携帯に連絡を入れてきたり、時には桶川会から共闘を願い出るなど、主人公やNightJewelの能力や利用価値を認めていることがうかがえる。 (Season1第7章)8年前の事件で殺された桶川カヤコとは密かに愛し合っており、その事件を引きおこしたとされるサキを追い詰めようとしている。が、サキに先手を取られて警察から指名手配を受けることになり、身を隠す。半年の潜伏の後に復帰。 (Season2第1-2章)お互いに南川や笠木組残党との敵対関係があるため、結果的にNightJewelと手を組む。 (Season2外伝)若頭補佐であった猪谷の暴走を止めるため、再度NightJewelと手を組む。 (Season3第2章)桶川会会長就任前に、8年前の事件の清算という名目で、桶川カヤコの殺害に絡んだ者全てへの復讐を企てる。南川殺害に失敗した後、桶川会まるごと六本木から姿を消す。 南川 雅貴(みなみかわ まさたか) 六本木に本社を構えるIT企業グループ「ネクサスター」社長。六本木を取り仕切っていた「財界の有力者」で、自他に厳しく部下からも恐れられている。 主人公の姉を探している人物のうちの一人。8年前の事件にも関わっている。 もともとは孤児で、大富豪に引き取られたがそれが小児同性愛者であり、悲惨な過去をおくってきた。その経緯から「奪われたものを全て奪い返す」というメンタリティで動いている。 父親のDVの激しい家庭で育ち、鬱になった母親が父親を殺して自殺するという、凄惨な家庭環境を経ていた。Season3で登場するスミレは当時の幼馴染。 (Season1第1章)もともとミズキと顔見知りで、セレブしか入れない高級クラブへの潜入のため、主人公から彼に協力を依頼する。 (Season1第3章)スマイルファイナンスの資金源(金主)の正体。モクセイの直接の雇い主で、笠木組とスマイルファイナンスの関係を知られないようにするために鮫島と犬塚を追放する。 (Season1第6章)壊滅状態となった笠木組の残党を使って、友愛館の地上げを画策する。それは「グランエリア六本木」を作るという野望のためだった。 (Season1第7章)サキと再会し、お互いに協力することとなる。南川としてはサキの持つ自分の犯罪の証拠を隠滅したいという目的があった。だが協力していたはずのサキに陥れられ、脱税の罪で警察に逮捕される。半年後に釈放が報道される。 (Season2第1章)「ネクサスター」の社長に復帰。斎賀と連絡を取り、NightJewelの処分を企む。 (Season2第4章)斎賀の暴走に付いていけなくなり、袂を分つ。NightJewelに六本木の治安回復を期待する。 (Season3第4章)チームの前に現れ「対桶川会」の共闘をもちかける。中華マフィア「麒麟」が桶川会をかくまっているという情報をチームに与えるが、それらすべてが南川の仕組んだ罠で、伊豆大島にチームがいる際に裏切りを自ら暴露。チームを窮地に追い込む。 真の目的はチームを打倒することではなく、ネクサスターの軍需部門「NexasterArms」が開発した装備のプロトタイプの検証をチーム相手に行うことだった。目的を達成できなかった南川は再逃亡するが、ヘリに乗る直前にスミレと邂逅する。 水瀬シズク(みなせ しずく) ※ 25歳 政治家 若手政治家で、普段着は和装。見た目は25歳には見えないほど幼く見える。性格は逆に25歳と思えないほど老練。自己犠牲心も強く、他人を危険な目に合わせることを嫌う。 父親の水瀬完大は防衛大臣まで務め上げた有名な政治家で、伊月と懇意にしており、伊月の正体を見抜けなかったことに責任を感じて(という表向きの理由で)政界を引退。その地盤を引き継ぐ形で25歳で衆議院に最年少当選。父親の秘書のような仕事をしていたことから、防衛省時代のカオリと面識があった。斎賀の件でカオリと連絡を取り合い、表には出てこない形でNightJewelの支援をしていた。 本編ではSeason2第2章で初めてNightJewelの前に登場。 実は斎賀を防衛省の研究所から追放した張本人で、当時から斎賀の危険思想を危ぶんでいた。カオリに協力する形でNightJewelの支援をしていたが、事ここに及んでNightJewelと直接対峙。試験期間と言いながらも協力関係をとることになった。 (Season2第3章)K&M会の過去の悪事を暴くために調査を開始。K&M会にはもともと政治家だった伊月や完大、現役政治家の郷山らが関係しており、一部の人間は裏で斎賀ともつながっていた。そのため、斎賀の強化人間たちに命を狙われることになる。 (Season2外伝)外伝の主人公のひとり。六本木署襲撃事件で主人公が攫われたことや、事件が斎賀の協力者の一人であった八上の仕業だとわかったことで、NightJewelと協力する。 葛城 伊蔵(かつらぎ いぞう) シズクの側仕えで護衛も兼ねる。古武術の達人。仰々しい物言いが特徴。
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