AQUOS 4Kレコーダー
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「アクオス」の記事における「AQUOS 4Kレコーダー」の解説
4K放送対応レコーダー。2014年6月発売の初代機と2018年11月発売の2代目モデル以降では仕様が全く異なり、型番も異なっている。 TU-UD1000(2014年6月発売) 初代モデルは次世代放送推進フォーラムが124/128度CSデジタル放送で開始された4K高度狭帯域衛星デジタル放送、Channel 4Kの視聴・録画にいち早く対応したモデルとして発売され、4K試験放送の視聴に必要なHEVCデコーダー(4K試験放送の圧縮規格であるHEVCに対応したデコーダー)とスカパー!プレミアムサービスチューナーを搭載。視聴の際は4K UHDテレビ(HDCP2.2に対応していることが必要だが、XL10ラインでも4K30pながら受信可能)と124/128度CSデジタル放送アンテナが必要であった。4K狭帯域衛星デジタル放送チューナーが搭載されたのが初であり、HEVCデコーダーを搭載したレコーダーとしても初めてであった。放送開始当時に存在したチューナーは開始記念式典にあったTU-UD1000の5台のみであった。 HDD容量は1TB。スカパー!プレミアムサービスチューナーに加え、地上・BS・110度CSデジタルダブルチューナーも搭載しており、通常のHDDレコーダーとして、デジタル放送やスカパー!プレミアムサービスの録画・再生も可能で、「買換えお引っ越し」機能に対応したAQUOSブルーレイにダビングすることもできる(4K試験放送はAQUOSブルーレイへのダビングは不可)。そのほか、AQUOSブルーレイに搭載されているAQUOSリモート予約・Wi-Fiダビング(4K試験放送は不可)・見どころポップアップサーチ・音声ガイド付きかんたんメニューも搭載されており、外付けHDDやホームネットワークにも対応している。但しスカパー!オンデマンドとデジタルラジオ放送には非対応。 なお本機はAQUOSブルーレイ(シャープ製BDレコーダー)で初めてアナログAV出力端子を全廃したため、TV受像機とはHDMIケーブルでしか繋げない(従来型アナログTV受像機における外付デジタルチューナーとしての使用不可)。さらにアナログAV入力端子とBD/DVDドライブも非搭載のため(ビデオデッキなど)従来型アナログ再生機器からのダビング不可。またラックシアター「AQUOSオーディオ」シリーズの4Kパススルー対応モデルは現時点で(2014年8月現在)発売されていないので、本機を4K対応AQUOS(テレビ)と組み合わせる場合はAQUOSオーディオ経由での接続不可(本機と4K対応テレビはAQUOSオーディオを間に挟まず直接繋ぎ、4K非対応AQUOSオーディオとテレビは別系統で独立接続する)。 4B-C20AT3(2018年11月発売) 4B-C40AT3(2018年11月発売) 約4年5ヶ月ぶりに発売された2代目モデルは初代モデルに搭載されていたスカパー!プレミアムサービスチューナーがBS4K/110度CS4Kチューナーに置き換わり、新たにUltra HD Blu-rayの再生に対応し、「250倍速サーチ」を備えた「ホコリシールドBDドライブ」が搭載され、AQUOSブルーレイのフラッグシップモデルを兼ねるようになった。HDD容量が増え、C20AT3は2TB、C40AT3は4TBとなった。 TU-UD1000では不可だった4K番組のブルーレイディスクへのダビングがBDドライブと「4Kダビング」機能の搭載により、本機だけで可能となった(ただし、他機器では再生できない場合があり、4K非対応のBDレコーダーやBDプレーヤーでは再生不可となる)。 番組表や録画リストは4K UHDテレビに対応した文字フォントで高精細に表示するとともに、番組表は番組や出演者情報を画像付(インターネット接続が必要)で表示し、ジャンルの色や文字の大きさ・濃さのカスタマイズ設定が可能で、指定したジャンルの番組のみを強調表示する機能も備えた「4Kビジュアル番組表」に、録画リストは18個の子画面を表示し、音声付で動画再生することも可能な「4K録画リスト」となった。 HLG方式に対応していないテレビでも「HLG⇒HDR10変換」機能によってHDR映像で出力することが可能なほか、HDRそのものに対応していないテレビではSDR(標準)映像で出力することが可能である。 また、AQUOSブルーレイに搭載されている「ドラ丸」、「見どころポップアップ」、「番組内容まるわかり」、「まと丸」、「AQUOSタイムシフト」、「外からリモート視聴」、「AQUOSリモート予約」も搭載され、「SeeQVault」に対応したが、「ドラ丸」・「AQUOSタイムシフト」・「外からリモート視聴」・「AQUOSリモート予約」・「SeeQVault」及び既搭載の「買換えお引越しダビング」はBS4K/110度CS4K放送には対応していないので注意が必要である。 4B-C10BT3(2019年10月発売) 4B-C20BT3(2019年10月発売) 4B-C40BT3(2019年10月発売) 3代目モデルでは、4Kレコーダー並びにブルーレイレコーダーとして初めて、解像度・ダイナミックレンジ(輝度)・色域・ビット深度・フレームレートをBS4K/110度CS4K放送と同レベルに向上させて出力する「5upコンバーター」を搭載した「4KマスターエンジンBD-Premium」を採用。また、BS4K/110度CS4Kチューナーを2基に増やしたことで、BS4K/110度CS4K放送の2番組同時録画が可能なうえ、地上デジタル/BS/110度CSデジタル放送1番組との3番組同時録画も可能である。 スマートフォンで撮影した写真や動画を専用アプリを用いてWi-Fi転送でレコーダーへ取り込むことが可能な「スマホ写真・動画まるごとストレージ」機能や、ハードディスクドライブやBDドライブの劣化が無いか確認が可能な「HDD/BDドライブ健康診断」機能が新たに搭載された。 ラインナップを拡大し、初代モデルのTU-UD1000以来となる1TBが追加され、3機種となった。 4B-C20DT3(2021年6月発売予定) 4B-C30DT3(2021年6月発売予定) 4B-C40DT3(2021年6月発売予定) 4B-C10DW3(2021年6月発売予定) 4B-C20DW3(2021年6月発売予定) 4B-C30DW3(2021年6月発売予定) 4代目モデルは、画像処理エンジンが「Medarist BD」となり、それに伴って画像処理回路を「5upコンバーターPRO」へ進化。地上デジタル放送で採用されているSDR映像をHDR10映像相当にアップコンバートする際に有機ELテレビ用に明暗コントラストをくっきりあざやかに再現可能なようにチューニングを行うOLEDモードが搭載された。併せて、「Medarist BD」に備わっている高画質圧縮技術「HEVC」により、BS4K/110度CS4K放送では4K UHDの解像度のままで、最大で12倍の長時間録画を可能にする「4K HEVC長時間録画」が可能となり、録画した4K番組をBDへダビングする際も「4K HEVC長時間ダビング」により、BDへの長時間ダビングも可能となった(BDへのダビングでは、4K非対応のBDレコーダーでも再生可能にする「2K AVC長時間モード」も用意されている)。地上デジタル放送についても、BDへのダビングやHDDで画質変換を行う際に、従来の長時間録画モードよりも画質劣化を抑え、2.4倍モードではDRモードと同レベルの画質を実現しながらより多くの時間をダビング可能な「2K HEVC長時間ダビング」も備わる。 「ドラ丸」は「AQUOSブルーレイ」の2021年モデル同様にバラエティが非対応化したものの、BT3では非対応だったBS4K/110度CS4K放送にも対応した(BSデジタル放送の場合同様に録画するチャンネルに追加することで可能。画質モードは4K DRモードのみ)。 「AQUOSブルーレイ」の2021年モデル同様に、「タイトルプレビュー」、指定リスト強調 録画リスト、本体情報表示も搭載された。 一方で、BT3に搭載されていたスマートフォンQRコード表示、AQUOSタイムシフト、タイムシフト視聴、プロジェクターモードが非搭載となり、SeeQVault・3Dディスク及びDVD-RAM/+R/+RWの再生、番組連動データ記録及び連動データ記録ディスクの連動データ再生は不可となった。そのほか、4K録画BD再生はTS記録のみ対応となり、早見・早聞きは1.3倍速固定に変更。番組表は2Kの番組表にスペックダウンされた。 ラインナップを拡充し、新たにダブルチューナーモデルを新設(ダブルチューナーモデルでは「クリアサウンドコンディショナー」非搭載)。既存となるトリプルチューナーモデルは、1TBをダブルチューナーモデルへ移行する形で廃止する替わりに3TBが追加され、全部で6機種に倍増した。
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