長崎原爆をテーマとした作品
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「長崎市への原子爆弾投下」の記事における「長崎原爆をテーマとした作品」の解説
小説 井上光晴『地の群れ』1963 井上靖『城砦』1964 後藤みな子『刻を曳く』1971 佐多稲子『樹影』1972 林京子『祭りの場』1975第73回芥川賞受賞作。自らも長崎原爆を取り扱った長編小説を執筆した選考委員の井上靖は、〈戦後三十年、漸くにして、このような作品が、芥川賞候補作として登場して来たといった、ある感慨があった〉と「祭りの場」を激賞した。 林京子『ギヤマンビードロ』1977 遠藤周作『女の一生・2部 サチ子の場合』1982 カズオ・イシグロ『A Pale View of Hills』(邦題『遠い山なみの光』/『女たちの遠い夏』)1982 井上光晴『明日 一九四五年八月八日・長崎』1982 林京子『やすらかに今はねむり給え』1990 笹本祐一『ARIEL』1996 - 長崎に向う途中の「ボックスカー」が、現代へタイムスリップしてくるエピソードがある。 林京子『長い時間をかけた人間の経験』1999 青来有一『聖水』2000 鹿島田真希『六〇〇〇度の愛』2005 田口ランディ『被爆のマリア』2006 青来有一『爆心』2006 戯曲 田中千禾夫『マリアの首』1959 野田秀樹 『パンドラの鐘』 1999 松田正隆『涙の谷、銀河の丘』2003 詩集 山田かん『山田かん詩集』など 詩・福田須磨子、下田秀枝、筒井茅乃、香月クニ子、朗読 吉永小百合『第二楽章 長崎から』1999 歌集・句集 松尾あつゆき「原爆句抄」など 随筆・手記 永井隆『長崎の鐘』1949、『この子を残して』 筒井茅乃(永井隆の実娘)『娘よ、ここが長崎です』 秋月辰一郎『長崎原爆記』1966 福田須磨子『われなお生きてあり』1967 美輪明宏『紫の履歴書』1968 秋月辰一郎『死の同心円』1972 調来助『長崎原爆体験 医師の証言』1982 証言記録 スーザン・サザード原作 宇治川康江訳『ナガサキ』(原題NAGASAKI) 2019 映画 大庭秀雄『長崎の鐘』1950 木下惠介『この子を残して』1983 大澤豊『せんせい』1983 黒木和雄『TOMORROW 明日』1988 黒澤明『八月の狂詩曲』1991 有原誠治『NAGASAKI 1945 アンゼラスの鐘』2005 青木亮『二重被爆』2006 木村威夫『馬頭琴夜想曲』2006 スティーブン・オカザキ 『ヒロシマナガサキ』(原題「WHITE LIGHT/BLACK RAIN: the Destruction of Hiroshima and Nagasaki」,2007年,ドキュメンタリー)-2007年8月6日、HBO局にて全米放送され、話題を集めた。 山田洋次『母と暮せば』2015 音楽 作詞 永井隆、作曲 木野普見雄 『あの子』1949 作詞 サトウハチロー、作曲 古関裕而、歌 藤山一郎『長崎の鐘』1949 作詞 島内八郎、作曲 木野普見雄 『子らの魂よ』1951 作詞・作曲・歌 丸山明宏『ふるさとの空の下で』1965 作詞・作曲・歌 さだまさし『祈り』 1983、『広島の空』 1993 作詞 横山鼎(島根大学名誉教授 原文は詩)、作曲 大島ミチル『千羽鶴』 1995 作詞・作曲・歌 槙健一『リボン~Ribbon』 2003 作詞・作曲・歌 LM.C『little Fát Màn boy』 2006 作詞・作曲・歌 福山雅治『クスノキ』 2014 オペラ『ジュニア・バタフライ』原作島田雅彦『彗星の住人』より、作曲 三枝成彰 2004 オラトリオ『長崎』 作曲 アルフレート・シュニトケ(米田栄作と島崎藤村の詩も用いられている)1958 絵本 葉祥明『あの夏の日』2000 写真集 土門拳、東松照明『hiroshima-nagasaki document』1961 東松照明『<11時02分>NAGASAKI 』1966 山端庸介『長崎ジャーニー・ 山端庸介写真集』1995 写真 山端庸介、林重男、松本栄一、H・Jピーターソンほか、長崎市編『被爆記録写真集』1996 TVドラマ NHK総合 『約束の地』 原作 林京子 出演 香川京子 南田洋子 久我美子 佐々木すみ江 高橋昌也 主題歌 さだまさし(1983年) 日本テレビ 『明日-1945年8月8日・長崎』 脚本・市川森一 出演、大竹しのぶほか(1988年) ラジオドラマ 長崎放送 『原子野発 臨時列車』 ナレーション 小池朝雄(1971年11月6日放送) 創作能 多田富雄『長崎の聖母』2005 ドキュメンタリー ナショナルジオグラフィック 『衝撃の瞬間6「長崎~2発目の原子爆弾」』この放送では、防空壕に避難した当時10歳だった女性と、郵便配達を行っていた当時郵便局員だった男性の証言などが放送された。
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