松尾あつゆきとは? わかりやすく解説

Weblio 辞書 > 人名 > 現代俳句人名事典 > 松尾あつゆきの意味・解説 

松尾あつゆき

松尾あつゆきの俳句

かぜ、 子らに火をつけてたばこ一本
すべなし地に置けば子にむらがる蠅
とんぼう、 子を焼く木ひろうてくる
なにもかもなくした手に四枚の爆死証明
はじめて握る手の、放てば戦地へいつてしもう
ほのお、兄をなかによりそうて火になる
炎天 子のいまわの水をさがしにゆく
 

松尾あつゆき

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2020/05/07 17:21 UTC 版)

松尾 あつゆき(まつお あつゆき、1904年6月16日 - 1983年10月10日)は、長崎県出身の俳人。本名、敦之。


  1. ^ 平田周編『原爆句抄』著者略歴。
  2. ^ 日野百草「戦前の自由律における社会性俳句」(『橋本夢道の獄中句・獄中日記』殿岡駿星編著 勝どき書房 2017年)292頁。


「松尾あつゆき」の続きの解説一覧


英和和英テキスト翻訳>> Weblio翻訳
英語⇒日本語日本語⇒英語
  

辞書ショートカット

すべての辞書の索引

「松尾あつゆき」の関連用語

松尾あつゆきのお隣キーワード
検索ランキング

   

英語⇒日本語
日本語⇒英語
   



松尾あつゆきのページの著作権
Weblio 辞書 情報提供元は 参加元一覧 にて確認できます。

   
現代俳句協会現代俳句協会
Copyright(C) 現代俳句協会
ウィキペディアウィキペディア
All text is available under the terms of the GNU Free Documentation License.
この記事は、ウィキペディアの松尾あつゆき (改訂履歴)の記事を複製、再配布したものにあたり、GNU Free Documentation Licenseというライセンスの下で提供されています。 Weblio辞書に掲載されているウィキペディアの記事も、全てGNU Free Documentation Licenseの元に提供されております。

©2024 GRAS Group, Inc.RSS