荻原井泉水とは?

Weblio 辞書 > 固有名詞の種類 > 人名 > 作家 > 歌人 > 歌人 > 荻原井泉水の意味・解説 

おぎわら‐せいせんすい〔をぎはら‐〕【荻原井泉水】


荻原井泉水

読み方おぎわら せいせんすい

俳人東京生。名は藤吉別号に愛・随翁。河東碧梧桐新傾向俳句運動参加し、「層雲」を創刊する。作風は、季題廃止した印象的自由律で、門人種田山頭火尾崎放哉らがいる。句集に『原泉』『長流』等がある。昭和51年1976)歿、91才。

荻原井泉水

荻原井泉水の俳句

うちの蝶としてとんでいるしばらく
たんぽぽたんぽぽ砂浜に春が目を開く
わらやふるゆきつもる
咲きいづるや桜さくらと咲きつらなり
山の昼月に馬車を待つ少年
我家まで月の一すぢ
月光しみじみこおろぎ雌を抱くなり
月光ほろほろ風鈴に戯れ
棹さして月のただ中
水がうたいはじめる春になる
水をはると水田はうつくしほととぎす
淋しき炭団掘り出して今戻った
湯呑久しくこはさずに持ち四十となる
火種愛しく我息かける
石、蝶が一羽考えている
空を歩む朗々と月ひとり
若葉わさわさ風におどる喜び
荷をおろされて寒い馬よ雨降る
蝶、天の一方よりおりてきて舞う
陰もあらはに病む母見るも別れか
風がうす青くてお祭ごろのスカンポの茎
鳥屋の鳥よ暮れゆく街を眺めをる
 

荻原井泉水

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2020/07/22 06:15 UTC 版)

荻原 井泉水(おぎわら せいせんすい、1884年明治17年)6月16日 - 1976年昭和51年)5月20日)は、日本自由律俳句俳人、俳論家。「層雲」を主宰、尾崎放哉種田山頭火らを育てた。本名・幾太郎のち藤吉。日本芸術院会員。


  1. ^ 『私の履歴書 第四集』61頁
  2. ^ 『大空』尾崎放哉俳句集 春秋社 1926年
  3. ^ a b 日野百草「戦前の自由律における社会性俳句」『橋本夢道の獄中句・戦中日記』 289-291頁。
  4. ^ 田島和生『新興俳人の群像 「京大俳句」の光と影』210頁。
  5. ^ 大塚英良『文学者掃苔録図書館』(原書房、2015年)58頁


「荻原井泉水」の続きの解説一覧



荻原井泉水と同じ種類の言葉


固有名詞の分類


英和和英テキスト翻訳>> Weblio翻訳
英語⇒日本語日本語⇒英語
  

辞書ショートカット

すべての辞書の索引

「荻原井泉水」の関連用語

荻原井泉水のお隣キーワード
検索ランキング

   

英語⇒日本語
日本語⇒英語
   



荻原井泉水のページの著作権
Weblio 辞書情報提供元は参加元一覧にて確認できます。

  
デジタル大辞泉デジタル大辞泉
(C)Shogakukan Inc.
株式会社 小学館
株式会社思文閣株式会社思文閣
Copyright(c)2021 SHIBUNKAKU Co., Ltd. ALL RIGHTS RESERVED.
現代俳句協会現代俳句協会
Copyright(C) 現代俳句協会
ウィキペディアウィキペディア
All text is available under the terms of the GNU Free Documentation License.
この記事は、ウィキペディアの荻原井泉水 (改訂履歴)の記事を複製、再配布したものにあたり、GNU Free Documentation Licenseというライセンスの下で提供されています。 Weblio辞書に掲載されているウィキペディアの記事も、全てGNU Free Documentation Licenseの元に提供されております。

©2021 GRAS Group, Inc.RSS