私立エルダ学院レンジャー部
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「バレットガールズ2」の記事における「私立エルダ学院レンジャー部」の解説
部員は6人。不在の顧問に代わって仮面を被った女性が臨時顧問を務めている。部員たちの名前は天候から。 冴嶋 嵐(さえじま らん) 声 - 松井恵理子 「私立エルダ学院編」の主人公。私立エルダ学院1年。「私立岬守学園編」ではラストボスとなる。名前の由来はランジェリーから。小柄で生意気な問題児。今まで天与の才で生きてきたため努力を知らず、更には自分より劣る人間を見下す傾向にある。 転校した優理奈の穴埋めとしてレンジャー部に入部させられたが、バレットガールズとしての実力と才能は本物。事実、彼女が入部したことで一気にランクを上げ、宿敵である私立岬守学園との模擬戦までこぎつけることとなった。その一方で自分勝手で我侭なところがあり、気が進まなければ部活動をサボって遊びに行くことも珍しくない。これらの要因から部内の雰囲気を悪くしてしまっているが、学院側も彼女の素質を認めているため罰したり諌めたりしないため、嵐自身ますます悪いほうに増長している。しかし、エルダ学院編の終盤で、自分のミスが原因で我が身を挺して千晴に助けられたのを機に考えを改め、自分勝手な振る舞いはやめ仲間たちのために戦うことを決意する。本気の想いと天与の才は見事に結実し、千晴を助け出しエルダ学院を勝利に導いた。 岬守編では模擬戦の一番手として岬守と対決。自分なら勝てるという過信から勝手に行動するが、敗色が濃くなるとモビーたちを無能と貶し、自らも敗北を喫する。その後、「仮面を被った女性」から仮厳しい修練を積まされる一方、彼女が連れてきたスーパーモビーとも良好な関係を築いていった。終盤では実力や指揮能力だけではなく「仲間」を信頼するバレットガールズにまで成長。エルダ学院最後の壁として駆逐艦SIMAKAZEとスーパーモビーを率いて岬守と対決する。モビーたちが倒れても貶さず、最後まで仲間として信頼し労うなど大きな成長を見せたが、岬守の乙女たちには及ばず敗れ去った。 後日談を描いた「弾丸娘離島共闘編」では、上記のような自分勝手な振る舞いはなりを潜め、彩とも「友達」となった。 ジェリーとは気が合うことから仲がよく彼女からも友達と言われているが、嵐自身は「友達じゃない」と素直になり切れていない。千晴からは実力を認められており期待されている。彩のことは怪我をした際に手当てしてくれたことから感謝をしており、元救護部という珍しい経歴から興味を惹かれ一騎討ちを強く望んでいた。 二つ名は「天与の弾丸」。 ジェリー・ニュアージュ 声 - 金元寿子 私立エルダ学院1年。フランスからの交換留学生。名前の由来は「ランジェリー」であり、姓はフランス語のニュアージュ(雲)に由来する。日本のサブカルチャーに大層惚れ込んでおり、お小遣いのほとんどをマンガ、アニメなどにつぎ込んでしまう(本人はこれを「推し事」と呼んでいる)。しかしバレットガールズとしての能力は非常に高く、嵐からは「本気を出してない」と言われている。実家は由緒正しい貴族であると同時に、スイーツ専門店でもあり、購買部の仕入れ先でもあった。 嵐とは同学年ということもあってか仲がよく、顰蹙を買いやすい彼女を心配している。 岬守学園編では、嵐の強化合宿の時間稼ぎのため自ら出撃。購買部に輸送途中のマカロンを強奪して咲姫の怒りを買うが、実は彼女と戦うための芝居だったことが判明する。最終決戦では嵐の救援という形で戦場に駆けつけ、もう一人のラストボスとして岬守と対決する。 エルダ学院編では、咲姫の見ているアニメ「スイーツ☆がーるず」が朝の時間に放映されていることを知り、自分の好きなアニメのため放映時間を奪うというよくわからない理由で咲姫と対決する。勝った後は「海外でも放送される」ことを突きつけ咲姫にトドメをさすが、エンディングでは「映画でコラボする」ことを改めて伝え仲直りしていた。 二つ名は「叡智の弾丸」。 楼山 美雨(ろうやま みう) 声 - 明坂聡美 私立エルダ学院2年。ポニーテールの少女でクールな雰囲気をかもし出し、表情を顔に出すことは滅多にない。しかしこと「四弾丸」との戦いにおいては激しい闘志を見せる。サブリーダー的な存在であり、千晴に代わって部員のまとめ役になることもある。 中等部までは岬守学園に通っており「四弾丸」のサポーターを務めていた。しかし「狂気モード」中の玲美のサポートを行った際「なにか」あったらしく、以後はエルダ学院に進路を決め「四弾丸」を超えることを目標とするようになる。何があったのかは玲美を含めた「四弾丸」全員が知らず、彼女たちからは心配されていた。 岬守学園編では「四弾丸」に敗北した後、事情を聞かれるが「もう何年経ってると思っているの」と激昂し何も語ることはなかった。 エルダ学院編では玲美に勝利した後、もう興味はないと冷たく突き放してしまう。しかしエンディングでは美雨の才能を埋もれさせないために仕組んだ学園と学院側の謀略だったことが千晴から明かされ、誤解を解きほぐし、自分をそこまで買ってくれた学院に感謝を示していた。 二つ名は「静穏の弾丸」。 近衛 霞未(このえ かすみ) 声 - 橋本ちなみ。 私立エルダ学院2年。霧乃の双子の妹。小柄だがこちらは巨乳。お魚が大好き。気が弱くどちらかと言えばサポーターが得意。口癖は「みゅ~ん!」で、驚いた時や困った時に用いる。 二つ名は「愛嬌の弾丸」。 近衛 霧乃(このえ きりの) 声 - 優木かな 私立エルダ学院2年。霞未の双子の姉。小柄で貧乳で勝気な性格。お肉が大好き。アタッカー気質でサポーターは苦手。 岬守との模擬戦には「料理の女神(優理奈)救出大作戦!」のつもりで参加しており、エルダ学院編では姉妹で優理奈の高度任務を破り勝利するも、数々の手料理に誤魔化されてしまう。 二つ名は「嬉遊の弾丸」。 香坂 千晴(こうさか ちはる) 声 - 楠田亜衣奈 私立エルダ学院3年。エルダ学院レンジャー部部長。軍人のような男勝りな口調で喋る。「尋問特訓の女帝」と呼ばれておりかなりのサディズム。よく「ふふふ……」と不敵に笑う。 岬守学園の麻衣と陽希とは中等部からの親友であり、当時は日本代表として世界を相手に戦った過去がある。特に麻衣とはライバルであり戦績はタイスコア。部員からは「隊長(タイチョー)」と呼ばれており規律に厳しいが、後輩の面倒見がよく、特に嵐に期待している。しかし周囲からは「甘やかしている」と見られている。 エルダ学院編では陽希と麻衣を破り決着をつけるも、嵐を庇ったことが原因で岬守側に囚われてしまう。しかし、このことから大幅に成長を遂げた嵐を加えた部員たちによって救出され、仲間たちとともに最終エリア攻略に合流する。嵐を信じ抜いたことでエルダ学院を勝利に導いた。 二つ名は「悦楽の弾丸」。
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