福岡市指定文化財
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有形文化財香住ヶ丘古墳出土の三角縁神獣鏡(考古資料) - 古墳自体は現在は消滅。平成18年指定。
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福岡市指定文化財
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東長寺六角堂 附 仏龕1基および卓1脚(区分 - 有形文化財、種別 - 建造物) 指定年月日:昭和63年(1988年)3月31日。覆屋に回転式の仏龕が収められた六角形の仏殿である。天保13年(1842年)に、博多上東町(現・呉服町付近)で売薬や漆問屋を営んでいた商人の豊後屋栄蔵(万歳楼袖彦)が名古屋以西の商人から浄財を募り、名古屋の堂宮大工・8代伊藤平左衛門を招き建立し寄進した仏殿である。当初、東長寺の末寺に建立されていたものを、当地へ移築したものである。その末寺は櫛田神社そばにあった東長寺に属する神護寺であり、明治の神仏分離令により廃寺になるにあたり六角堂を移築したとされる(信頼できる出典は見つからず)。六角堂内部に仏龕が置かれ、厨子扉には、聖福寺の僧・仙厓和尚など、当時の文人の書画が刻まれている。形状は六角形で回転式であり、形態的には輪蔵と同等である。仏龕の六角形の各面に弘法大師像、薬師如来像、文殊菩薩像、白衣観音像、地蔵菩薩像、北辰霊符神像を安置する。輪蔵は経典を納める回転式の書架であり、輪蔵を回すことで経典の功徳が得られるとされ、また輪蔵を収める建物は経蔵と呼ばれる。対して、当六角堂に収められている仏龕は、輪蔵と同様の回転式であるが仏龕として仏像を収め、また覆屋も礼拝が行われる場として利用できる構造、即ち仏殿としてふさわしい設計が行われている。六角堂は、周囲に壁がなく柱だけで庇を付け、六角形の各面に唐戸(両開きの板扉)が1面に設置されているため、堂を周りながらでも、どの面からでも礼拝が可能な機能的な構造となっている。また、正面だけは柱間が他の五面より広く造られ、六躯の仏像を納めた仏龕は、堂の中心より一尺八寸程度、後方にずらし設置されている。これは正面から礼拝した場合、仏像前方の空間を広くし、礼拝をしやすくした構造にしているためである。 屋根は二層になっているが、珍しい行基葺(後述)という古い工法で葺かれている。これは大工・伊藤平左衛門の残した『見聞学行跡集』に「萬歳楼好ニテ」とあり、施主の豊後屋栄蔵(万歳楼袖彦)が好んだと書かれており、鬼瓦の文様やその他にも亀の意匠などは施主の意向であると考えられている。備考 行基葺 - 行基が考案したとされる仏閣の屋根瓦の葺き方の一つで、古い形式の葺き方である。行基式丸瓦とよばれる半円筒状の一方を細くし下方が末広がりとなった丸瓦と平瓦を交互に並べ重ねて葺いていく工法である。 福岡藩主黒田家墓所(区分 - 記念物、種別 - 史跡) 指定年月日:1995年(平成7年)3月31日指定。福岡藩二代藩主黒田忠之、三代藩主黒田光之、八代藩主黒田治高の墓所。墓碑は三藩主とも花崗岩製の五輪塔で高さは約5.4メートルから5.8メートルあり、三墓碑とも49本の花崗岩製卒塔婆で囲まれている。忠之の墓前には、この時に殉死した尾上二左衛門勝義(陽桃院殿長壽正仙)、深見五郎右衛門重昌(實相院殿一如真空)、長濱九郎右衛門重勝(修徳院殿道壽宗清)、竹田助之進義成(春嶺院殿花心淨蓮)、田中五郎兵衛栄清(龍華院殿春庭永喜)の5基の五輪塔の墓碑が並ぶ。またその傍らに、この時同様に殉死した明厳院(山伏秀栄)の墓碑が建つ。 黒田忠之墓 黒田光之墓 黒田治高墓
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「住吉神社 (福岡市)」の記事における「福岡市指定文化財」の解説
有形文化財能楽殿(建造物) - 昭和13年(1938年)造営。2000年(平成12年)3月23日指定。 松花和歌集巻第五 1巻(書籍・典籍・古書) - 鎌倉時代末の歌集。1987年(昭和62年)3月30日指定。 住吉神社文書 27点(書籍・典籍・古書) - 鎌倉時代以降の文書。1987年(昭和62年)3月30日指定。
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