研究及び社会活動とは? わかりやすく解説

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研究及び社会活動

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/05/05 10:24 UTC 版)

加々美光行」の記事における「研究及び社会活動」の解説

アジア経済研究所在職時代1972年から80年まで哲学者市井三郎共同山梨県大月市朝日小沢で畑を開墾し農耕従事するその後1982年から87年まで市井三郎山口一郎(元孫文記念館館長)、渡辺一衛山本恒人、田辺義明らと「文化大革命研究会」を組織そのかたわら1980年から竹中労太田竜らと「現代史研究会」を組織、同じ頃、小阪修平笠井潔らと「マルクス葬送派」を形成していた晩年戸田徹と親交を持つ。 1985年に「現代史研究会」を解散し竹中労玉城素、玉川信明らと新たに風の会講座にっぽん百年」を組織したが、1991年竹中死去とともに解散となったこの間鶴見和子市井三郎中心に1976年から83年まで組織された「不知火海総合学術調査団」の中で、82年市井胎児性水俣病患者について「人間人為)的淘汰」という新概念提起したため、研究会内部激し論議呼び市井三郎最首悟論争」が起きて市井批判矢面に立たされた。苦境置かれ市井三郎病いがちとなり十分な対応が出来なかった。その際鶴見和子鶴見俊輔姉弟研究会外部加々美公私市井精神的に擁護するよう依頼89年6月市井故人となったが、以来加々美鶴見姉弟親交を結ぶこととなった。 同じ1989年以後90年代半ばまで国際問題研究協会運営武者小路公秀会長)、進藤栄一理事長)、板垣雄三吉田勝次事務局長)らと携わる1989年前後して中国社会科学院の劉再復、張琢、張萍李澤厚、丁守和ら懇意になり、1989年5月天安門事件の際中、北京開催の「新文化運動70周年記念シンポジウム」に主要討論者パネラーとして参加した1990年田畑書店社長石川次郎斡旋によって晩年新島淳良親交を結ぶ。新島との間では中国文化大革命評価について違いがあって、一時学問的に対立していた。 1991年愛知大学愛大)に移籍後1992年国際問題研究協会会長代理として吉田勝次事務局長北朝鮮平壌訪問、のちに1997年脱北する朝鮮労働党書記黄長燁会見した1995年以後愛大における日本初中国研究専門学部である現代中国(現中)学部創設石井吉也学長)、江口圭一(法学部長)らと尽力、その初代学部長となったその際中国天津市南開大学日本初日中共同教学宿泊施設として「南開愛大会館」を設立した1999年6月に腎透析導入により愛大中学部長を中途辞職。 さらに2002年6月には武田信照学長)の強い要請受けて第1期文科省COEプログラム国際中国学研究センター(ICCS)創設申請引き受け10月認可受けてその初代所長となる。山本一巳、高橋五郎らと協働して中国とだけでなく欧米アジア国際学術交流の場としてICCSを発展させることに貢献した。とくに中国学方法論に関して溝口雄三、金観涛、劉青峰らと5年間に及ぶ共同研究展開したが、その視点は常に等身大の「イノチ」に置いたうえで、国家民族境界超えて問題抉り出して解決模索する方法論共同行動論)を提起した1992年から95年まで朝日新聞書評委員務める。1997年から98年まで朝日新聞名古屋版コラム風に聴く執筆担当2000年1月から6月まで中日新聞及び東京新聞コラム紙つぶて 放射線執筆担当した1988年から2010年まで日本現代中国学会理事務め2016年より日本貿易振興会アジア経済研究所名誉研究員となった2022年4月22日腹膜炎のため死去78歳没。

※この「研究及び社会活動」の解説は、「加々美光行」の解説の一部です。
「研究及び社会活動」を含む「加々美光行」の記事については、「加々美光行」の概要を参照ください。

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