1995年以後
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2019/09/03 14:07 UTC 版)
今日のブゴイノでの主要な産業は紛争以前から操業する皮革工場と製粉所で、ユーゴスラビア時代の大企業は存在しない。以前の多くの国有企業は民営化の波に飲まれ閉鎖されるなど黄金時代に幕を下ろしている。今でも残っている2つの企業も同様で製品のレベルは1991年より下である。投資不足や貧弱なマネージメント、国際的な競争のための欧州基準に達していないことなど問題が多い。大規模な工場よりは多くの中小企業が現れている。一方でユーゴスラビア崩壊後、約20年間ブゴイノでは産業の分野では経験を蓄積をしてきている。町では様々な家具や織物製品などの産業が集中している。さらに緑化市場や畜産業、個人商店の他、毎週金曜日に開催される蚤の市では賑やかな雰囲気となる。食品、電機、織物等の卸売市場も整備され始めている。2008年からボスニア・ヘルツェゴビナ連邦政府はこの地域の土壌サンプルを集め、コテジ村(Kotezi)に大きな採炭地を設立し火力発電所の設置を計画している。2010年10月からは金属加工業で再び国外からの投資が見られスロベニアのマリボルの企業であるMLM (metal fabricators Mariborska Livarna Maribor) が子会社であるMLM Alutecを創業させている。
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