犯罪組織マジェコンヌ
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/11/25 14:06 UTC 版)
「超次元ゲイム ネプテューヌmk2」の記事における「犯罪組織マジェコンヌ」の解説
犯罪神マジェコンヌの復活を目論んだ組織。相関キャラクターの行動と設定も前作以上に現実のマジコン問題を反映する。四天王は全て(経緯などは不明だが)マジェコンヌによって生み出された存在であり、その体はマジェコンヌの体となりうる器となっている。なお、ゲーム中ではマジコンではなくマジェコンと呼ばれている。また、四天王をモチーフにしたプロセッサユニットが存在する。 マジック・ザ・ハード 声 - たかはし智秋 マジェコンヌ四天王の紅一点にして筆頭。また、犯罪神マジェコンヌへの信仰心を守護する女神でもある。その実力は非常に高くシェアが少なくなっていたとはいえ女神4人を歯牙にもかけず倒し、女神が救出された後も戦闘と策略でネプギアたちを苦しめた。デザインは前作のマジェコンヌに似ている。 作中冷酷な強敵として描かれ、犯罪神に対する忠誠心は最も高い。真エンドルートにおいて復活するが、マジェコンヌの意思を受けてマジェコンヌを崇拝しないものが一人でもいたら人類全員皆殺し一択という残忍な性格へと変貌してしまった。 『mk2』では彼女のみ、コロシアムの上位版がDLC限定。また、彼女をモチーフにしたプロセッサユニットは身に着けているユニットそのものである。 アニメ版では登場しないが、ネプテューヌがマジェコンヌの名前を言い間違える物の中に「マジック・ザ・ハード」が存在する。 ジャッジ・ザ・ハード 声 - 津田健次郎 ゲームが売れず、夢を諦めたクリエイターの怨恨が具現化したマジェコンヌ四天王の1人。性格は極めて狂暴で好戦的というより戦闘狂。墓守と呼ばれ、ギョウカイ墓場で女神たちを救出しに来るものを阻んでいる。その性格に反し、3年もの間ほとんど誰も来なかったためにストレスが溜まっている。四天王最初の戦死者であるため、トリックとブレイブに「最も弱い」と「面汚し」と言われたが、初めての本格対決ではすぐに広い範囲の必殺技を放ち、しかも行動順も早いので、場合によって半壊あるいは全滅させられてしまう可能性もある。復活後も、かなり高レベルであっても被弾する可能性がある強敵となっている。 真エンドルートで復活した際は、倒された恨みに加えてマジェコンヌの意思を受けた影響かもはや戦闘狂どころか殺戮狂といえるような人格へと変貌していた。 ブレイブ・ザ・ハード 声 - 伊藤健太郎 貧しくてゲームを買えない子供達の悲憤が具現化したマジェコンヌ四天王の1人。犯罪組織の一員でありながら、正々堂々とした熱血漢。ユニのライバルにあたる人物。 マジェコンについては、「貧しい子供たちでもゲームができる素晴らしいツール」と本気で考えており、本質は子供への思いやりが強いが大人にはいささか当たりが強い。 敗れたあとはギョウカイ墓場に落とされたようだが、ユニに惚れ込み嫁にもらおうとノワールやケイの夢に現れるも、ケイから不平等条約という言葉も生温い条件を突きつけられ、撤退を余儀なくされた。 他の四天王と同様、真エンドルートで復活。彼の場合は外見と性格も豹変し、完全に犯罪神の下僕に成り下がったように見えるが…『Re;Birth2』新規シナリオでも真エンドルートと同じ理由と性格でネプギア一行に立ちはだかる(外見は変わらない)。 トリック・ザ・ハード 声 - 上田燿司 難しいゲームをクリアできず受験に失敗した者達の怨嗟が具現化したマジェコンヌ四天王の1人。チート行為と幼女が大好きという変態。洗脳能力を持っており、シェアが少なくなっていれば女神候補生すらも洗脳することが可能。どういう形かは不明だが、洗脳能力は他者に貸与することも出来るようである。舐めることで相手を回復させられるらしい。ロム・ラムの仇敵にあたる人物。 真エンドルートで復活した際は、他の四天王と違って比較的変わらないままだった。 アニメ版では四天王勢で唯一登場。下劣な幼女好きという性格はそのままだが、名称が「トリック」となっており、洗脳能力も持ち合わせていない、ただのモンスターという立ち位置だった(アニメ版のマジェコンヌは、初代やVで登場するキャラクターの方であり、犯罪組織名のマジェコンヌは存在しない)。 ワレチュー 声 - ニーコ ワレモンスターの一種で、マジェコンヌのマスコットキャラクターを自称する構成員。ある出来事からコンパに惚れ込んでいる。戦闘時にとても周りに聞かせられるようなレベルでない台詞を口走るなど欲望丸出しな性格だが、その実組織への忠誠心は高くコンパに頼まれてもマジェコンを渡してしまうようなことはしない。 作中で一度も名乗っておらず(ただし初戦以降で名前が表示された)、ネプギアたちとリンダにネズミ呼ばわれた。また、5章で敗れた後、真エンドルート終章以降でしか登場しない。 リンダ 声 - 皆川純子 口も頭もかなり悪い女の子。マジェコンヌの低級構成員であり(直属上司はマジック)、破壊活動から雑務まで組織にこき使われている。性格は憎めない小悪党そのものだが、結末はルートによって大きく変わる。なお、物騒な発言をよくするのだが、マジックが豹変した時は「あくまで皆殺し」という態度にドン引きしていた。組織への忠誠心というよりは、マジェコンはただでゲームがやれてデータもいじれる便利な道具として欲しており、それ以外はマジックへの忠誠心だけで参加していたようである。 名前は上記の通りであるが、敵味方双方に「下っ端」呼ばわりされており、イベントシーンの発言者名まで含めて作中には名前はほぼ登場しない(アニメでのクレジットも下っ端になっている)。作中では、初登場時とオープニングムービーの2回だけ。部下を連れていたりマジェコン工場の工場長になったりするなど一応、出世はしているようだが、あくまで下っ端である。序盤こそネプギアを恐怖させたりアイエフたちを追い込んだりするなどしたが、その後の展開では扱いがどんどん悪くなっていき、最終的には「面倒くさい」「いい加減飽きた」などと言われて戦闘シーンすら発生せずに袋叩きにされたりもする。 犯罪神マジェコンヌ 声 - たかはし智秋 真エンドルート以外の最終ボス、外見と設定も前作のマジェコンヌと違う。復活すると、ゲイムギョウ界の全てを滅ぼすと言われている。 元々は実体が持たない邪神だが、マジックの暗躍により復活された。器の外見は四本の手と、四本の足と、巨大な口と女性獣人上半身のようなモノを持つ異形、戦闘セリフも片言しかいない(一部ルートのイベントセリフでは流暢にしゃべるが)、その禍々しさがアイエフに「この姿を知っていれば誰も復活させようとは思わない」と言われるほど。 その本質はゲイムギョウ界が滅びさえすれば、その手段は厭わないという正真正銘滅びの権化たる存在。魔剣の存在と代償も知っており、本来の外伝ではあえて自害を選ぶが、新規シナリオではこの姿のままでネプギアと対決する。 真エンド以外のルートは不完全な状態のままでネプギア達に敗れたが真エンドルートのマジェコンヌ本体(思念体であるためダメージを受けない)は異形の器から脱出されてしまい、彼女はギョウカイ墓場と融合して真マジェコンヌになった。 なお、この時の姿はギョウカイ墓場の主デルフィナスと同じデザインとなっているが、詳細は不明。真マジェコンヌ 名前は前作の最終ボスと同じだが、本作の外見は異形の器の正面にいた女性獣人の姿と同じ。武器は両刃槍、戦闘スタイルも女神とマジックに似ているが、その力が段違い。 真マジェコンヌの外見が女性的にもかかわらず、ノワールに「いい男になった」と言われた。マジェコンはマジェコンヌの力を受けて動作しているようで、マジェコンヌが消滅すると一切動作しないガラクタとなる模様。 真エンドルートの最終ボスであるが、真エンドをクリアしなくても、2周目以降のコロシアムでその強化版(同名)と上位版「デルフィナス」と戦える。
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