火山灰とは? わかりやすく解説

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かざん‐ばい〔クワザンばひ〕【火山灰】

読み方:かざんばい

火山から噴出された灰のようなもの。火山砕屑物の一で、直径2ミリ以下の細粒ものをいう。ごく細粒であれば火山塵(かざんじん)ともいう。


火山灰

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2023/06/29 22:47 UTC 版)

火山灰(かざんばい、: volcanic ash[1])とは、火山の噴出物(火山砕屑物)の一つで、主にマグマが発泡してできる細かい破片のこと。木や紙などを燃やしてできるとは成分も性質も異なる。


  1. ^ 文部省編『学術用語集 地学編』日本学術振興会、1984年、66頁。ISBN 4-8181-8401-2http://sciterm.nii.ac.jp/cgi-bin/reference.cgi 
  2. ^ 下鶴大輔「成層圏に注入される火山灰『地学雑誌』98-6(1989年)pp.88-96
  3. ^ a b c d e f g h i j k 防災科学技術研究所ライブラリー. “降灰への備え”. 防災科学技術研究所. 2019年11月17日閲覧。
  4. ^ a b c 防災科学技術研究所ライブラリー. “火山灰の健康影響”. 防災科学技術研究所. 2019年11月17日閲覧。
  5. ^ 【科学の扉】「想定外」を考える/富士山噴火 襲う火山灰/交通網まひ 家屋倒壊や洪水も朝日新聞』朝刊2017年10月8日(2018年5月20日閲覧)
  6. ^ 二輪駆動車 火山灰アウト12センチで立ち往生「避難に使わないで」産経新聞』朝刊2022年5月24日(社会面)同日閲覧


「火山灰」の続きの解説一覧

火山灰

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2017/10/03 08:28 UTC 版)

Plague inc.」の記事における「火山灰」の解説

海賊伝染病」と似たシナリオだが、飛行機運行数が減少していることが特徴である。

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火山灰

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/04/11 17:37 UTC 版)

富士山の火山防災対策」の記事における「火山灰」の解説

宝永大噴火規模噴火起こった場合、火山灰は神奈川県東京都降り積もる大量降灰農産物枯れ死させ、鉄道道路使えなくなり、健康を害し首都圏機能麻痺させる可能性がある。 その他、融雪型火山泥流噴石土石流などの発生想定されている。

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火山灰

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/09/23 15:48 UTC 版)

FOD (航空用語)」の記事における「火山灰」の解説

1982年6月24日西オーストラリアパース向かっていたブリティッシュ・エアウェイズ9便は、インド洋上空で火山灰の遭遇した当該機ボーイング747-200B)の4台のエンジンがすべてサージング起こしフレームアウトした。乗客搭乗員には、「セントエルモの火」として知られる現象機体周辺発生するのが見えた。9便は、降下して火山灰の雲から抜け出しエンジンが火山灰を吸い込まない状態になってから、再始動行った。火山灰によってコックピット風防に傷が生じたため、パイロット視界妨げられたものの、無事に着陸した1989年12月15日千葉の新東京国際空港当時現・成国際空港)に向かっていたKLMオランダ航空867便は、前日噴火したリダウト山から噴出した火山灰の遭遇した当該機ボーイング747-400)の4台のエンジンは、すべてフレームアウトした。パイロットは、約14,000フィート降下してからエンジン再始動し、アンカレッジ国際空港に無事着陸した

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火山灰

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/05/19 15:15 UTC 版)

「缶詰」記事における「火山灰」の解説

鹿児島県垂水市では市役所屋上等に積もった桜島の火山灰を封入した土産品「灰缶詰ハイ!どうぞ!〜」が販売されている。

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火山灰

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/07/24 16:05 UTC 版)

噴火」の記事における「火山灰」の解説

火山灰とは、噴火伴って生じ火山岩直径2mm以下に砕けたものを指す。 火山灰の主な発生原因としては 火山爆発 高温の岩なだれが火山山腹流下 溶岩飛沫飛散時 などがある。 火山灰の色・大きさなどの外見火山および噴火種類異なり、色は明る灰色から黒色まで、大きさ小石サイズから化粧用パウダーなどの細かい粒子までと千差万別である。 空中浮遊する火山灰は太陽光遮り視界悪化させるほか、細かい粒子同士衝突摩擦により電気帯び稲妻発生させる原因ともなる。また、微粒子サイズの火山灰は大規模な噴煙と共に風の影響を受けて風下流される場合もある。生成直後の火山灰は酸性皮膜覆われており、これは人体吸引するなどすると肺や目に対して刺激的な弊害与え健康被害原因となるほか、降り積もれば周辺地域水質悪影響与え場合があり、同時に植物への悪影響農作物不作原因ともなる。この皮膜降雨によってすぐに取り除かれる大量に降り積もった火山灰は火山地域それまで土壌混じり合い肥沃な表土層となる。多く火山地域周辺肥沃な土壌が多いのは、古い火山灰堆積物地層存在することが要因となっている。 詳細は「火山灰」を参照

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火山灰

出典:『Wiktionary』 (2019/02/14 04:43 UTC 版)

名詞

火山 かざんばい

  1. 直径が2mm以下火山砕屑物。灰状のため噴出したのち風に流されるなどして広範囲ゆっくりと降下する。

関連語

上位語

参照

翻訳


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