日向たちを取り巻く人々
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/06/16 15:45 UTC 版)
「異世界美少女受肉おじさんと」の記事における「日向たちを取り巻く人々」の解説
愛と美の女神 声 - 釘宮理恵 異世界に12柱いるという女神の1柱。だが、その姿は司曰く「ウサ耳生やした痴女が全身にLED散りばめている」というもので、酔いつぶれた日向を殺して召喚するなど、行動パターンもやっつけ感が強い。出会い頭に侮辱されたこともあって自分で選んだ2人に加護と共に呪いもかけている。12の女神たちの「1柱につき1人の勇者」という取り決め条件だったが、片方を武器扱いにすることで2人を召喚した。 ティロリロ・リリリ・ルー 声 - 藤井ゆきよ 日向たちが召喚された場所に近い森にすむエルフ族の頭目。愛と美の女神の眷族を自称し、己の美しさを誇っている。サテイナ(声 - 遠野ひかる)、ウルティナ(声 - 進藤あまね)という部下がいる。魔法や身体能力にも優れるが、住んでいる森が火災を起こしていても気が付かないなど鈍いところもある。司から借りたダマスカス包丁一本でイカ神を倒すなど、魔法も含めて戦闘力は低くないが、致命的に抜けている。 森林火災の折に近隣の村に事情を聴きに来たが、神宮寺司が狩った森の守護神(と呼ばれる獣)が毛皮となっているのを目撃して、日向と司にクレームを入れてくる。クレームついでに自身の美貌を誇示するが、日向に完敗。日向を殺して勝負を無効にしようとしたことで、司の投石を受けて自慢の髪を切り落とされ精神的にダメージを負う。その後、仕返しするために日向たちを追って出奔するが、奴隷商人に掴まったりイカ推しの村で大騒ぎした挙句、村長の任を押し付けられる。イカ神(を名乗るバケモノイカ)を殺し焼いて食べてからはその味を忘れられず、各地で神と崇められている生物を倒して喰らって回る生活を送り、その折で魔剣パニパニを手に入れる。それからダブルピース海賊団に身を置き、乗組員から「先生」と慕われている。 シュバルツ・フォン・リヒテンシュタイン・ローエングラム 声 - 石川界人 町に着いた日向たちの前に現れた少年。名前が長くて覚えられない、という日向の意向で付いた綽名は「シュバくん」。実は、異世界に12柱いるという女神の1柱「夜の女神」によって召喚された高校3年生の日本人で、いわゆる中二病的な言動をとるものの、素の性格は年相応。当然だがシュバルツというのは自称で、ステータス画面にある本名もひた隠しにしている。日向たちと異なり夜の女神とは意気投合しており、女神の召喚スキルを持つ。基本はビビリだが勇者願望も強く、いざとなれば(半ば自棄だが)強敵にも立ち向かう度胸を持つ。 右手の甲に女神の紋章があり、自らの中二病を具現化した聖剣・グラムを持つ。グラムは全長1メートル強の両手剣でシュバルツが「斬りたいと願ったもの」は実体の無い光線であろうと、物理的に干渉できないステータスの異常であろうと斬ることが出来る。だが、日向たちと出会った時点では生き物を斬る覚悟が無かったので鞘に入れたまま振り回していたらしく、グラムの能力自体知らず、初めて使った際は剣先の延長線上にあるものは無差別に斬ってしまい、それ以降怖くて抜けなくなる。しかしルシウスとの特訓を経てグラムの能力を発揮できるようになった。 転生直後は異世界人に話しかけることができず、森の中でサバイバル生活をしていたため毒耐性を獲得している。 ルシウス 声 - 喜多村英梨 最初に訪れた町・メルクス領自警団の団長で尋問官も兼ねている女性だが、普段は男装している。街で騒ぎを起こしたシュバルツを捕縛するが、勇者だと判明してからは指揮下に置いて指導している(シュバルツからは師匠と呼ばれている)。 剣技に優れ鋼鉄クラスなら自力で破壊できる。基本的には真面目な人で、暴走すると領主相手でも悪事を働くのであれば力技で止めるほど。 夜の女神 声 - 能登麻美子 12柱の女神の1柱。夜と闇を司る神なので昼夜逆転している。シュバくんと同じレベルの厨二病患者で、「黒が最強(意訳)」と主張する彼とは非常にウマが合う。そのためか魔王についての情報はしっかりと説明している。 シェン 声 - 諏訪部順一 イカの村で神宮寺と知り合った商人で、二人の旅に同行する。日向の魅了が効かない稀有な人物で、そもそも女性に興味がない様子。実は王国に仕える諜報員だが、王国だけに仕えている訳ではないような言動も多い。 ムリア 声 - 芹澤優 王国諜報部の長を務める若い女性でシェンの上司だが、職務に反してポンコツ気味。 ユグレイン 声 - 牧野由依 愛と美の女神を奉る王国の王女。絶賛反抗期中で、侍女に化けたカームに唆されて王国に対する革命運動を引き起こし、メーポン起動の道具に使われる。父王(声 - 速水奨)がダダ甘なことも利用してうやむやにするちゃっかりした性格。 鈴奈 なずな (すずな なずな) 橘らと同じく女神により召喚された勇者。元高校一年生。礼儀正しく無邪気な性格。 盗まれた家の鍵と橘の下着を取り戻すべくダンジョンに潜ろうとしていた橘と神宮寺に協力を申し出、ギルドに登録する金が無かったことやなずなの異世界に飛ばされてからの苦労に橘が同情したこと、神宮寺が絆されたことによりダンジョンに同行することになる。 武器は足の装甲。脚力を大幅に強化することができるが、なずなは異世界に来る前は恐らく病気で寝たきりであったためうまく扱うことができていない。そのため以前所属していたパーティでも足を引っ張っており、思い詰めたなずなは橘や神宮寺の前からも立ち去ろうとするが、引き止めた神宮寺からトレーニングを受けることになる。
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