山羊座(カプリコーン)のシュラ
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「聖闘士星矢 セインティア翔」の記事における「山羊座(カプリコーン)のシュラ」の解説
十二宮の戦いで落命した。13年前、アイオロスを追撃した後、聖域辺境で翔や響子を連れたマユラの前に立ち塞がり、教皇の命を遂行しようとするが彼女の覚悟を認め見逃した。
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山羊座のシュラ
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山羊座(カプリコーン)のシュラ 年齢:23歳。身長:186cm。体重:83kg。誕生日:1月12日。血液型:B型。出身地:スペイン。修行地:スペイン・ピレネー山脈。 技:聖剣(エクスカリバー)、ジャンピングストーン 声:戸谷公次(TV版)、草尾毅(OVA『聖闘士星矢 冥王ハーデス編』以降の関連作品)、川田紳司(LEGEND of SANCTUARY) 磨羯宮を守護する。黄金聖闘士の中でも突出した体術の使い手で、その動作に追いつく者は数少なく、最強の黄金聖闘士に数えられる一人。両手両足が鋼のように研ぎ澄まされており、特に手刀の威力は黄金聖闘士中でも最強で、いかなる物でも斬り裂く聖なる剣・エクスカリバーと呼ばれている。 サガによる前教皇暗殺の際、アテナを抱いて脱出したアイオロスに致命傷を与えた。かつては力こそすべてと考えており、デスマスクやアフロディーテ同様、教皇の悪事を知りつつも悪も力で貫けば正当化され、力ある者や勝者こそが正義を名乗る資格があると考えていたが、死ぬ間際に紫龍によって改心。紫龍こそ次代の聖闘士の要と認め、禁じ手の廬山亢龍覇でシュラもろとも燃え尽きようとしていた紫龍を、自身の山羊座の黄金聖衣を装着させる事で救い、地上に送り返すと同時に、自らの「聖剣」(エクスカリバー)を彼の右腕に受け継がせた。 アニメでは、その性格が180度正反対の善の聖闘士として描かれ、「女神に最も忠誠心厚き男」であることを至上の誇りとする。女神に対する忠誠心ゆえ、山羊座の聖闘士は神話の時代にアテナから“聖剣”を授かったとされている。忠義者ゆえに星矢達を女神に反旗を翻す者と誤解しており、あえて星矢たちに磨羯宮を突破させ、磨羯宮内に設置されている女神像を「虫けら同然の者達の血で汚すわけにはいかん」という名目で、星矢たちが野外に出た瞬間にエクスカリバーによって急襲を仕掛けるほどであった。しかし、自らの生命を賭して戦う紫龍の覚悟と、自身がアイオロスを抹殺しようとした際に見逃したのではなく、赤子だった女神の小宇宙によるものだったと紫龍から諭され気づいた事で、城戸沙織こそが真の女神だと悟り、アイオロスと紫龍に詫び、彼に女神の守護を託して絶命。このほか、紫龍によって腕を破壊される度合いが、原作では左腕の骨折のみであるが、右腕の完全な切断も追加されている。また、いかにして紫龍を助けたかの過程もポセイドン編にて詳細に描かれた。 アスガルド編では声のみで再登場。ジークフリートに廬山亢龍覇を仕掛けようとした紫龍を諫めて、星矢達とアスガルドの共倒れという最悪の事態を回避させた。 アニメ関連書籍の『アニメ・スペシャル2』に掲載された小説「サガ!野望の序曲」では、アテナから直接聖剣を授かり、教皇シオンの口を通じてアテナから聖剣の名を命名された場面が書かれた。また、年上でありながら自分を同格と認めてくれたアイオロスを兄のように慕っている描写もある。 ハーデス編ではシオンたちと共に復活し、ムウとの戦い等で聖剣の力を大いに発揮する。最後は紫龍に無言の教えを残しつつ消滅した。OVAでの嘆きの壁撃破に際しては、紫龍と再会して固く握手を交わし、十二宮戦で自分の過ちを気付かせてくれた紫龍に礼を述べつつ、他の黄金聖闘士と共に散った。この時、紫龍がシュラに廬山亢龍覇をかける場面が回想シーンとして追加されたが、TVアニメとは異なり、右腕は切断されてはいない状態で描かれた。 『EPISODE ZERO』では、シオンに次期教皇はサガかアイオロスのどちらかが相応しいと意見を述べている。アイオロスがアテナを抱え逃亡すると磨羯宮にて待ち受け、ハーデス軍に寝返るかと激怒し攻撃を仕掛けた。アイオロスを半死半生に追い込み、シャドウアローも聖剣で撥ね退けたが、ニケを握るアテナの神の小宇宙に動きを封じられる。その後、デスマスク・アフロディーテと共に、聖域と一般社会の境界線である吊り橋を渡るアイオロスに追撃を掛けるが、意識を無くしてもなお渡り続けるアイオロスを見て、武士の情けとして自ら吊り橋を落とす。 映画『真紅の少年伝説』では、アベルの力によって蘇る。アベルがアテナを永遠の眠りにつかせたことに怒りを感じ、カミュと共に反感するが、これが神への反逆罪となり、コロナの聖闘士に誅殺される。 映画『Legend of Sanctuary』では、36歳。磨羯宮を守護する。血の気が多く好戦的な性格をしている。16年前、反逆者とされ空を飛び逃亡するアイオロスをサガと共に追撃し彼をヒマラヤへ墜落させた。一つ前の無人となった人馬宮に出向き天蠍宮からミロにより吹っ飛ばされてきた瞬と対峙。あっという間に彼を地に舐め伏せ、続けて現れた一輝と交戦する。序盤は彼のスピードや技に翻弄されることもあったが、自らの本気を出して以降は「手こずらせやがって」とは言うものの実力の違いを見せつけ一輝を下す。遅れて現れたシャカやアイオリア達からミロと共に真実を聞かされ、さらに瀕死の状態の星矢の治療を試みる沙織の小宇宙を見て驚愕する。真実を知った後は、本性を露わにした教皇の作動させた巨大石像を自らを含めた黄金聖闘士6人で破壊する。 本来の「やぎ座」は、神話に基づいて上半身は山羊・下半身は魚の姿だが、聖衣のオブジェ形態は普通の山羊の姿をしている。また、聖衣頭部のヘッドギアはアニメではヘルメット状に変更されたが、ハーデス編での山羊座の冥衣は原作準拠のヘッドギアとなっている。 名前の由来は阿修羅。
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