外伝「羽生蛇村異聞」のキャラクターとは? わかりやすく解説

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外伝「羽生蛇村異聞」のキャラクター

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/05/20 01:37 UTC 版)

SIREN (ゲームソフト)」の記事における「外伝「羽生蛇村異聞」のキャラクター」の解説

吉川菜美子(よしかわ なみこ) 女/享年11/小学生 1976年昭和51年7月5日行方不明になった少女第一話主人公嘗て行方不明になった母の足跡探して合石岳までやって来るが、学校図書室借りた本(民話集)の返却思い出し、引き返す途中で異界迷い込んでしまう。その後山犬思しきモノ襲われ坑道の穴に落ち、命を保つよう赤い水摂取して生き延びるも、赤い水影響犬屍人になってしまった。その後穴からの脱出成功してへ戻る途中山道を歩く少女出会って追いかけるが、少女は穴へと落ちるようスッと消えてしまう。その後何故か現世帰還し民話集学校返し現れた。その様子が後日談の『羽生蛇村小学校七不思議帰ってきた少女』で語られることになる。 犬屍人となった彼女が見た少女とは吉川菜美自身であり、彼女を襲った謎の山犬犬屍人化した吉川菜美子である。このことから環境時空歪んでおり、異界現世の境が曖昧時間ループ続けていることが分かるまた、第五話でも彼女と思われる人物現代宮田医院地下幽閉された状態で登場している。 神代美耶子先代) 女/14歳(失踪当時)/神の花嫁先代27年前の“神の花嫁”で第二話主人公第四話にも登場している。現代美耶子の母・佐矢子の妹で、美耶子叔母に当たる人物黒髪色白美少女で、現代美耶子とは違い盲目ではない。性格大人しく従順主体性持たない生贄になるためだけに生まれてきた自身人生に対して絶望していた。 儀式の日の当夜唯一自分親身に接し心から信頼していた女中澄子によって神代家から脱出する脱出路にて志村晃一と出会い行動共にするその時自身贖うべき“罪”の正体も知る。逃亡途中で赤い水大量に体内取り込んでいた晃一は途中で半屍人化してしまい、再び独りになるが、直後自らの真の目的思い出して駆けつけ澄子によって宮田医院地下宇理炎と共に厳重に拘束されてしまう。神代呪いによって死ぬこともできず、27年拘束され続けたままミイラのようになって生き続け現世思念送り続けた(この心の声は後に宮田司郎牧野慶に届くことになる)。本編宮田司郎シナリオ宇理炎彼に託す宮田の手拘束からは解放されたようだが、その後消息不明志村晃一(しむら こういち) 男/18歳(失踪当時)/職業不明 志村晃の息子志村貴文の従兄弟甥第二話第四話の登場人物。 彼自身直接歪みに勘付いていたかは分からないが、自身傾倒していた貴文に秘密教えられ求道女への抵抗行動移していた。澄子との示し合わせあったか不明だが、途中で出会った美耶子先代)と怪異巻き込まれからの脱出を図る。体内入り込んだ赤い水一定量越え途中で半屍人化してしまう。そこで美耶子先代)に自分刺して完全な屍人になることを阻止して欲しいと頼む。その後27年間ずっと屍人になることに抗い続けるため、刺され半屍人のまま時を送る。 本編宮田司郎シナリオにて刺さったミイラ登場するが、それが彼である。 澄子(すみこ) 女/年齢不明/家政婦 神代美耶子先代)に仕え家政婦第二話第四話の登場人物幼い頃から世話をしてきた美耶子の不幸を嘆き、彼女がから出る手助けをする。 彼女の正体教会の求導女で“永遠に生きる女”八尾沙子であり、長い時が経ったことによって自分何者かを忘れ、「忠実な女中澄子」として生きていた。 牧野怜治(まきの れいじ) 男/年齢不明/求導師 27年前儀式執り行う筈だった先代の求導師第三話主人公第四話にも登場している。 晃一が御神体の首を盗み先代美耶子逃亡図ったことで儀式失敗してしまったことに絶望していた。跡継ぎとなる子供もおらず代替わり懊悩していたが、妹の宮田涼子と共に現世送り返され双子の子供を発見し涼子の「この子供達をそれぞれの跡継ぎとして育てる」という提案に大分躊躇していたが、結局兄の孝昭養子牧野慶」として育てることになる。その後、慶(孝昭)に後事託し1988年昭和63年6月3日自殺した小心者でやや卑怯な一面もあり、この性格は慶(孝昭)に根強く受け継がれている。 宮田涼子(みやた りょうこ) 女/年齢不明/主婦 宮田医院院長夫人第三話第五話の登場人物牧野怜治の実妹でもある。 23歳宮田家に嫁いだ後は子供恵まれず婚家苦労していたが、1976年昭和51年)に入って漸く一粒種司郎授かり二度と子供が産めない体になってしまったものの、将来跡取りとなる司郎溺愛して暮らしていた。儀式失敗によって司郎死んでしまい、心に深い傷を負っていた。兄の牧野怜治とともに現世送り返され双子の子供を発見し、弟の克昭を吉村夫妻から奪い、"司郎"として育てることにする。今まで精神的重圧息子亡くしたショック精神病んでおり、義理の息子司郎(克昭)に尋常ならざる歪んだ愛情注ぎ彼の人形成大きな影響与えている。第五話で怜治の葬儀と慶の代替わりが行われていた時は病床臥せっていたが、その後末路不明吉村俊夫よしむら としお) 男/享年31/職業不明 吉村郁子よしむら いくこ) 女/享年26/職業不明 大字波羅宿に暮らす夫婦で、孝昭と克昭の実の両親第三話の登場人物27年前羽生蛇村襲った災害逃れ自家用車避難を図るが土砂崩れ巻き込まれ行方不明となる。行方知れずだった間の経緯分からないが、何らかの意思」によるものか「力」が働いたのか、空間裂いて双子息子と共に現世戻される俊夫間もなく絶え瀕死郁子も「凄く凄くすべすべして光ってるんです…」 という謎の一言残して死亡する1976年昭和51年8月4日夫婦共々遺体となって発見された。 志村貴文(しむら たかふみ) 男/享年43/職業不明 志村晃の従兄弟第四話主人公1933年昭和8年6月18日生まれ暗部について騒ぎ立てたため、旧宮田医院隔離室精神異常者として幽閉される。 羽生蛇村土砂災害の晩、逃走図り医院の廃病棟隠れていた所を病院ごと異界に連れ去られてしまう。堪えがたい喉の渇きの中で赤い水を口にし、同時刻に病院内にいた神代美耶子先代)の視界から、志村晃一の最期から澄子美耶子拘束するまでの一部始終目撃する。しかし、この時点で貴文は半屍人化しており、身を以て暗部体験することとなった結局人間として病院脱出することは叶わず、以後消息不明

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