吉村万壱とは? わかりやすく解説

よしむら‐まんいち【吉村万一】

読み方:よしむらまんいち

1961〜 ]小説家愛媛生まれ本名浩一高校教師経て養護学校教諭として在職中作家活動に入る。「ハリガネムシ」で芥川賞受賞。他に「クチュクチュバーン」など。


吉村萬壱

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2023/10/17 04:17 UTC 版)

吉村 萬壱(よしむら まんいち、本名:吉村浩一、1961年2月19日[1] - )は、日本小説家

経歴

愛媛県松山市生まれ、大阪府大阪市枚方市育ち。大阪府立長尾高等学校京都教育大学教育学部第一社会科学科卒業。1997年、「国営巨大浴場の午後」で第1回京都大学新聞社新人文学賞受賞。2001年、「クチュクチュバーン」で第92回文學界新人賞受賞。実はプロの小説家になるつもりはなかったが、選考委員の山田詠美に叱咤され、それを覚悟することになる[2]2003年、「ハリガネムシ」で第129回芥川龍之介賞受賞。大阪府立佐野支援学校に勤めていたが退職する。

「芥川賞の賞味期限は10年しかない」と知り合いの編集者に言われ、退職して作家専業となる[3]2016年、『臣女』で第22回島清恋愛文学賞受賞。

SFの影響を受けた、退廃的かつ破壊的な作風が特徴。漫画家のTHE SEIJIは双子の弟[4]

作品リスト

小説

  • 『クチュクチュバーン』2002年8月、文藝春秋、のち文庫 2005年、ISBN 978-4167679477
    • クチュクチュバーン(『文學界』2001年6月号)
    • 人間離れ(『文學界』2001年11月号)
    • 国営巨大浴場の午後(文庫版のみ収録)
  • 『ハリガネムシ』2003年8月、文藝春秋、のち文庫、ISBN 978-4167679989
    • ハリガネムシ(『文學界』2003年5月号)
    • 岬行(文庫版のみ収録、『文學界』2004年3月号)
  • 『バースト・ゾーン 爆裂地区』(書き下ろし長編)2005年5月、早川書房、のち文庫 
  • 『ヤイトスエッド』講談社 2009 のち徳間文庫化
    • B39(『文學界』2007年1月号)
    • B39-II(『群像』2007年3月号)
    • イナセ一戸建て
    • 鹿の目
    • ヤイトスエッド
    • 不浄道
  • 『独居45』文藝春秋、2009年9月
  • 『ボラード病』文藝春秋、2014年6月 のち文庫
  • 『臣女』徳間書店、2014年12月 のち文庫
  • 『虚ろまんてぃっく』文藝春秋 2015
    • 行列/夏の友/虚ろまんてぃっく/家族ゼリー/コップ2030/樟脳風味枯木汁/大穴(ダイアナ)/希望/歯車の音/大きな助け
  • 『回遊人』徳間書店 2017 のち文庫
  • 『前世は兎』集英社 2018
    • 前世は兎/夢をクウバク/宗教/沼/梅核/真空土練機/ランナー
  • 『出来事』鳥影社 2019
  • 『流卵』河出書房新社 2020
  • 『死者にこそふさわしいその場所』文藝春秋 2021
  • 『CF』 徳間書店 2022

単行本未収録作品

  • 居候(『群像』2005年7月号)
  • 指定席(『小説現代』2007年1月号)
  • 深海巡礼(『小説現代』2007年6月号)

エッセイ他

  • 『生きていくうえで、かけがえのないこと』亜紀書房 2016
  • 『流しの下のうーちゃん』(漫画作品)文藝春秋 2016
  • 『うつぼのひとりごと』亜紀書房 2017
  • 『哲学の蝿』創元社 2021

脚注

  1. ^ 『文藝年鑑』2015
  2. ^ "「小説家とは常にバンジージャンプに挑戦しているような仕事」吉村萬壱「デビュー20周年の芥川賞作家の巻」珍談案内人・吉村智樹のこの人、どエライことになってます!". 日刊大衆. 双葉社. 19 February 2022. 2022年2月19日閲覧
  3. ^ 『あとがきのあと 「ポラード病」 「みんな」から外れた人の悲劇』2014年6月15日日本経済新聞朝刊23面
  4. ^ http://www.garden-label.com/manriki/profile.php

外部リンク




固有名詞の分類


英和和英テキスト翻訳>> Weblio翻訳
英語⇒日本語日本語⇒英語
  

辞書ショートカット

すべての辞書の索引

吉村万壱のお隣キーワード
検索ランキング

   

英語⇒日本語
日本語⇒英語
   



吉村万壱のページの著作権
Weblio 辞書 情報提供元は 参加元一覧 にて確認できます。

   
デジタル大辞泉デジタル大辞泉
(C)Shogakukan Inc.
株式会社 小学館
ウィキペディアウィキペディア
All text is available under the terms of the GNU Free Documentation License.
この記事は、ウィキペディアの吉村萬壱 (改訂履歴)の記事を複製、再配布したものにあたり、GNU Free Documentation Licenseというライセンスの下で提供されています。 Weblio辞書に掲載されているウィキペディアの記事も、全てGNU Free Documentation Licenseの元に提供されております。

©2025 GRAS Group, Inc.RSS