北向地蔵 (藤沢市)とは? わかりやすく解説

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北向地蔵 (藤沢市)

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/10/31 06:09 UTC 版)

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北向地蔵
北向地蔵
所在地 神奈川県藤沢市藤沢三丁目2番16号付近
位置 北緯35度20分55.89秒 東経139度28分34.12秒 / 北緯35.3488583度 東経139.4761444度 / 35.3488583; 139.4761444座標: 北緯35度20分55.89秒 東経139度28分34.12秒 / 北緯35.3488583度 東経139.4761444度 / 35.3488583; 139.4761444
本尊 地蔵菩薩
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北向地蔵(きたむきじぞう)は、神奈川県藤沢市藤沢三丁目の厚木街道のかたわらに、北向きに祀られている地蔵菩薩像。

概要

旧・藤沢宿の西側の国道467号(旧・東海道)白旗交差点から北へ(白旗神社方向)八王子道へ入り、またすぐ西へ曲がると藤沢から厚木へと向かう厚木道があり、そのかたわらの藤沢三丁目2番16号付近の三叉路の東南側の角に地蔵像が北向きに安置されている。厚木道の西側には江戸時代常光寺の末寺である壁土山地蔵堂があったことが分かっている[1][注釈 1]

本尊

地蔵立像 - 享保10年(1725年)造立の石造の地蔵立像である。高さは90センチメートル。足元の台座の正面には「地蔵菩薩奉造立」、左側面には「為両親菩提 乃至法界 平等利益」、右側面には「享保十乙巳 八月廿四日」と文字が刻まれていて、右手には錫杖、左手には宝珠を持っている。

所在地情報

所在地
  • 藤沢市藤沢三丁目2番16号付近
交通

脚注

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注釈

  1. ^ 壁土山地蔵堂は『新編相模国風土記稿高座郡藤沢宿坂戸町の項に記述される常光寺持ちの地蔵堂[2]と推定される。

出典

  1. ^ 平野道治 『鶏肋温故』天保13年(1843年)の付表
  2. ^ 新編相模国風土記稿 藤澤宿 坂戸町 常光寺.
  3. ^ 藤沢本町駅 から 北向地蔵尊”. Google マップ. 2019年5月7日閲覧。

参考文献

  • 神谷敏夫 「北向地蔵尊」『わが住む里 第三十九号』藤沢市総合市民図書館、昭和63年(1988年)。
  • 湯山学 「藤沢宿坂戸町壁土山地蔵堂考-本町三丁目北向き地蔵の由来-」『藤沢市史研究 第35号』(続)藤沢市史編さん委員会編、藤沢市文書館、2002年(タイトルに本町三丁目とあるが藤沢三丁目の間違い)。
  • 「大庭庄 藤澤宿 坂戸町 常光寺」『大日本地誌大系』第38巻新編相模国風土記稿3巻之60村里部高座郡巻之2、雄山閣、1932年8月。NDLJP:1179219/142

関連文献

  • 中島淳一 『湘南のお地蔵さま』 江ノ電沿線新聞社、2017年4月1日。ISBN 978-4-900247-03-1 「(12) 北向地蔵」26、27頁。



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