北向岩屋十一面観音とは? わかりやすく解説

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北向岩屋十一面観音

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2024/12/19 15:11 UTC 版)

北向岩屋十一面観音
所在地 滋賀県東近江市猪子町
位置 北緯35度10分20.2秒 東経136度10分2.9秒 / 北緯35.172278度 東経136.167472度 / 35.172278; 136.167472座標: 北緯35度10分20.2秒 東経136度10分2.9秒 / 北緯35.172278度 東経136.167472度 / 35.172278; 136.167472
創建年 奈良時代
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北向岩屋十一面観音(きたむきいわや じゅういちめんかんのん)は、滋賀県東近江市猪子町にある石仏とそれを祭る岩窟である。善勝寺の奥の院とされる。

概要

猪子山(いのこやま、標高268m)山頂の堂の奥に岩屋があり、その中の像高55cmの観世音菩薩石像が北向観音と呼ばれている。奈良時代の安置といわれ、平安時代坂上田村麻呂が鈴鹿の鬼賊大嶽丸を討伐の際、この繖山(きぬがさやま)御嶺の東北端島帽子岩窟内に十一面観世音菩薩の石像を安置して祈願したと伝えられている。合掌の手に数珠を掛けている石仏は珍しいとされる[1]

例祭

  • 7月17日:千日会
  • 10月17日:北向観音祭り

アクセス

ギャラリー

脚注

  1. ^ 北向岩屋十一面観音 - 東近江観光ナビ

参考文献

  • 近江湖東名刹会『近江湖東二十七名刹巡礼』朱鷺書房、1997年(ISBN 4-88602-309-6

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