到来者
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/02/18 13:29 UTC 版)
「宇宙家族カールビンソン」の記事における「到来者」の解説
ノーマッド 完璧な知性として作られたと自称するロボット。他の知性体と接触、その精神を吸い取ってしまう。アニカの住民も次々犠牲になるが、おとうさんの心を覗いた事で恐慌を起こし、さらにパーカーに逆に精神を吸い取られて活動停止した。その後アンディがメモリを解析し、おとうさんの過去を知る事になる。 元ネタはスタートレックの探査機らしい。 アジーン、ドワー おとうさんと同型のロボット兵器。詳細はおとうさんの項。人間だった時の本名とは別に「殺し屋」「火の玉」という綽名をもつ。おとうさんを探してアニカにやってくるが、事情を察して引き揚げた。密かにアニカの軌道上にとどまり、「敵」から惑星アニカとコロナ達一家を守っている。ドワーの空間戦闘用オプションはチェトレとの戦闘で破損したものを修復したため、一部の機能が使えなくなっている。 トラ カバかムーミンのような顔の押し売り。とにかく商売が下手で、やることなすこと大失敗。インチキ宗教やインチキ募金も悲惨な結果に終わった。 フーテンの寅次郎がモデル。 サブ(仮名) トラの弟分。他にもカメ吉・ヤス等と呼ばれるが、本名はトラすら知らない。トラと知り合ったばかりに酷い目に遭い続ける、ある意味一番の被害者。 鉄道員 アニカに鉄道を敷設するが、おとうさんには工事を邪魔され、最強男にはしょっちゅう蒸気機関車を壊される報われない人たち。3人組で、額には「壱」「弐」「参」とある。 元ネタは三菱鉱業美唄鉄道なのだが、アニカの美唄町以外の場所がどうなっているのかは不明で、この鉄道がどこから来てどこに行くのかは一切描写がない。 マルチプルタイタンパー いつも「まるちぷるたいたんぱー」と叫ぶ小型ロボット。名の通り、鉄道の保線作業用ロボットである。ガンちゃんの天敵。 チカ ライカやベルカの訓練学校時代の後輩。擬態によって人間の少女のように見えるが中身は虫。知能も虫並み。 マイカ ライカやベルカの傭兵の訓練学校時代の同級生で鉱物人間。すこぶるマイペースな性格で無口。 循環器系は心臓を使わず連続して流れるために脈がなく、初登場時は死んでいると勘違いされた。熱や衝撃に対する特殊な護身術(と言うよりはクマムシの様な生物的特質)を心得ている。その体は宇宙から墜落しても死なず、火の中にも耐え陸戦型おとうさんに殴られても無事。腕は鋭い手刀になる。 ジルカ ベルカの従兄弟。傭兵を生業とする一族に生まれながら「それ以外に道があるのではないか」と考えている。だが具体的な提案も出来ずに現状を批判するだけだっためか周囲の理解を得られず、異常に自分に自信のない性格になった。こういったパターンだと逆に自己弁護に終始した傲慢な性格になってもおかしくはないが、こうなったのは元々の性格なのだろう。本人の性格に反して戦術眼が鋭い。だが、積極的に発言しないため手遅れになることが多い。 基本的にベルカと大差ない頑強な肉体を持つが、仲間内では弱虫呼ばわりされていたためか、まったく自覚がない。その結果ベルカ以上に「自分を基準にした行動をとって」被害をもたらす。ライカいわく「ベルカより邪悪」。ベルカと同様に彼も獣人化できるが、肉体が異常に肥大、変身中の記憶がないなどの特異な性質となっている。 グルカ ベルカの父親。2、3度登場しているもののセリフが無いために性格・口調などは不明。 右目は傷付いていて見えないようである。 初登場では虹男をベルカの友人と勘違いし『おもてなし』という名の応戦をしていた。ベルカ、ジルカと共に出場した武闘大会ではザイカと対戦。一度は引き分けるが再戦では相打ちとなる。 レイカ ライカの姉。姉といっても身長はライカよりも低く、顔立ちや身体つきも幼いため外見は妹といった感じである。角がライカよりも長く、長い髪を三つ編みにしている。 自分の一族・能力に誇りを持っており、ライカとは対照的に『力』をためらい無く使う。しかし潜在能力はライカの方が上なので、父の関心がライカに向いていると思い嫉妬する。 ザイカ ライカの父親。初登場では肩に鎧のようなものをつけていた。頭に細い紐のようなものを巻いている。 一族唯一の弱点である「呪文詠唱中の隙」を無くすために圧縮詠唱の修行を積んでいる。娘であるライカやレイカには家の誇りを持つようにと厳しくしてきたが、それも愛ゆえであり根は温かみのある良き父親である。糸目。 真面目な性格のために娘とのコミュニケーション手段を誤ってしまうこともしばしば。わざわざライカを引っ張り出して出場した武闘大会も本人は「家族サービス」のつもりだった。 男 ウェスナー星の生き残り。家族の仇であるトリー准将(おとうさん)を探してこの星を訪れるが、コロナたちの姿を見て何もせずに去っていった。自身でも調査を繰り返した結果、事実にはたどり着いていた。当事者であったアジーン、ドワーと直接話したことで納得した模様。
※この「到来者」の解説は、「宇宙家族カールビンソン」の解説の一部です。
「到来者」を含む「宇宙家族カールビンソン」の記事については、「宇宙家族カールビンソン」の概要を参照ください。
- 到来者のページへのリンク