ラーオトエーとは? わかりやすく解説

ラーオトエー

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/10/18 06:34 UTC 版)

ラーオトエー古希: Λαοθόη, Lāothoē)は、ギリシア神話の女性である。長母音を省略してラオトエとも表記される。『イーリアス』によるとペーダソスのレレゲス人の王アルテースの娘で、トロイアの王プリアモスの妻であり、リュカーオーンポリュドーロスの母である。子供のうちポリュドーロスはプリアモスの最年少の息子で、プリアモスも大変にかわいがったが、トロイア戦争のさい、2人ともにアキレウスに討たれた[1]。後世の伝承では、ポリュドーロスはプリアモスとヘカベーの子である[2]


  1. ^ 『イーリアス』20巻、21巻、22巻。
  2. ^ アポロドーロス、3巻12・5ほか。
  3. ^ ヘーシオドス断片23。
  4. ^ アポロドーロス、2巻7・8。
  5. ^ 高津春繁『ギリシア・ローマ神話辞典』、p.160a。


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