エーマティオーンとは? わかりやすく解説

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エーマティオーン

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/12/17 04:52 UTC 版)

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エーマティオーン古希: Ἠμαθίων, Ēmathiōn)は、ギリシア神話の人物である。長母音を省略してエマティオンとも表記する。トロイアラーオメドーンの子ティートーノスエーオースの子で、メムノーンと兄弟[1]

エーオースはティートーノスをさらってエーマティオーンとメムノーンを生んだとされる[2]。エーマティオーンはアイティオピアーの王で[3]ヘーラクレースヘスペリス黄金の林檎を取りに行く冒険でアラビアを通ったときに殺された[4]。あるいはナイル川上流からアイティオピアーにやって来たヘーラクレースと戦争になり殺された[5]

系図

ラーオメドーン
 
 
 
 
 
 
 
 
 
メロプス
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
ティートーノス
 
エーオース
 
プリアモス
 
アリスベー
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
メムノーン
 
エーマティオーン
 
 
 
アイサコス
 
 
 

脚注

  1. ^ ヘーシオドス、984~985。
  2. ^ アポロドーロス、3巻12・4。
  3. ^ シケリアのディオドロス、4巻27・3。
  4. ^ アポロドーロス、2巻5・11。
  5. ^ シケリアのディオドロス、4巻27・3。

参考文献





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