みやま‐びゃくしん【▽深山×柏×槙】
イブキ
(ミヤマビャクシン から転送)
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2024/08/25 00:24 UTC 版)
イブキ(伊吹[20]、学名: Juniperus chinensis var. chinensis)は、裸子植物マツ綱のヒノキ科ビャクシン属(ネズミサシ属)に分類される常緑針葉樹の1変種である。種としての Juniperus chinensis に対してイブキの名を充てていることもある。別名としてビャクシン[7]、イブキビャクシン[7]、シンパク[注 2]ともよばれる。主幹はしばしばねじれ(図1)、樹皮は赤褐色から灰白色、縦に細長くはがれる。葉は二型性を示し、ふつう十字対生して枝を覆う鱗片状の葉であるが、3輪生する針葉をもつこともある。雌雄異株であり、球果は多肉質の漿質球果で黒紫色、粉白をおびる。東アジアの海岸や山上に分布する。観賞用に植栽され、多くの園芸品種がある。また、材は床柱や彫刻などに利用される。中国名は、圓柏(別名:檜)[7]
- 1 イブキとは
- 2 イブキの概要
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