ニューヨーク州検察
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/10/18 03:17 UTC 版)
「ロー&オーダー」の記事における「ニューヨーク州検察」の解説
ジャック・マッコイ 演 - サム・ウォーターストン、日本語吹替 - 牛山茂 正義感がとても強く、特に殺人や政治家の汚職、大企業の不正などには非常に厳しい態度を取る。一方で些細な証拠から独断的に起訴したり、有罪判決を得るために関係者を起訴で脅して証言させるなど強引な手法を好むため、弁護側やマスコミ、時には検事局内からもしばしば批判を浴びる。 子供の頃にアイリッシュ系の警官だった父親から虐待されていた。そのため子供の虐待が関わる事件には強い関心を持つ。 若い頃は部下の女性に手を出すことで有名だった。クレア・キンケイドと初めて会った時に「今までに寝た検事補は3人だけ」と話すが、後にそれまでにマッコイの下にいた女性検事補が3人だったことが明らかにされている。しかしある事件をきっかけにその悪癖を改め、部下には手を出さなくなる。 2度離婚している。1人は部下の検事補だったエレン。レベッカという娘がいるが遠距離に住んでおり関係は疎遠である。 シーズン5-17では地方次長検事(E.A.D.A:en:Executive Assistant District Attorney)、シーズン18-20では地方検事(D.A:en:District Attorney)を務める。 ロー&オーダー終了後もLAW & ORDER:性犯罪特捜班のシーズン12で地方検事として名前が挙げられている。しかしLAW & ORDER:性犯罪特捜班のシーズン13ではマイケル・カッターにより地方検事が新しい人物になったことが示されている。 番組への出演歴はアニタ・ヴァン・ビューレンに次いで2番目に長く、1994年のシーズン5から2010年のシーズン20まで16年に渡って連続出演している。総出演回数は343回。スピンオフの『LAW & ORDER:性犯罪特捜班』『Law & Order:Trial by Jury』、映画『ロー・アンド・オーダー/切り裂かれた死体』、また『ホミサイド/殺人捜査課』にも数回ゲスト出演している。 アーサー・ブランチ 演 - フレッド・トンプソン、日本語吹替 - 高松直輝 2002年に地方検事選挙に当選し、前任のNora Lewinに変わって地方検事(D.A:en:District Attorney)となった。 番組のキャラクター内では数少ない共和党員。そのためリベラル派なマッコイとは対立することも多い。しかしマッコイのことは優秀な検察官として認めている。 イェール大学卒。過去にはイェール・ロー・スクールで教授を務めていたこともある。 1980年代初頭にジョージア州からNYに引っ越したため喋り方に南部訛りがある。家族は妻と息子、孫二人。 シーズン17の最終話が検事として最後の登場だが、辞任の理由は作中では触れられていない。 アーサー・ブランチを演じるフレッド・トンプソンは実際に共和党議員であり、法学博士号を持つ弁護士/検察官でもある。 2002年にロー&オーダーにレギュラー出演を開始した時にはテネシー州選出の上院議員としての任期中だった。また1969年から1972年にかけて連邦検事の元で検察官として働いていた経験を持つ。 2007年には大統領選出馬のためロー&オーダーを降板すると発表した。 アレクサンドラ・ボルジア 演 - アニー・パリッセ、日本語吹替 - 丸山ゆう ジャック・マッコイとともに働く女性検事補(A.D.A:en:Assistant District Attorney)。マッコイの補佐として関係者への調査や資料集めをする。真面目で穏やかな性格でマッコイや刑事達からの信頼も厚い。シーズン16第22話「最後の手段」で事件の捜査中に自宅から誘拐・殺害される。 セリーナ・サウザリン 演 - エリザベス・ローム、日本語吹替 - 高森奈緒 ジャック・マッコイとともに働く女性検事補。社会的弱者の被告に同情的な傾向が強く、被告が誰であろうと強硬な態度を取るマッコイとはしばしば激しく対立する。シーズン15第13話「ヒップホップと銃弾」で「感情的になりすぎる」という理由でアーサー・ブランチによって解雇された。その際、自分がレズビアンだから解雇されるのかと聞いている(ブランチの答えはノー) コニー・ルビローサ 演 - アラナ・デ・ラ・ガーザ、日本語吹替 - 平野夏那子 ジャック・マッコイやマイケル・カッターとともに働く女性検事補。主な仕事は公判のための捜査や資料集めだが、自身が法廷に立つこともある。ジャック・マッコイのことを尊敬している。冷静で優秀だが、感情に流されやすい面もある。スワースモア大学卒。大学卒業後、短期間幼稚園の先生として働いていた。2004年にマンハッタン検事局に入局。入局後はジャック・マッコイとアーサー・ブランチの元で働く。父親はスペイン系移民で母親はメキシコ系。そのため移民に対しては同情的な立場を取る。『ロー&オーダー』シーズン20の後、LAに住んでいる母親が病気になったため、マンハッタン検事局を辞職してLAに移住・ロサンゼルス郡検事局に転職。 マイケル・カッター 演 - ライナス・ローチ、日本語吹替 - 高瀬右光 ジャック・マッコイが地方検事に当選後、後任の次長検事(E.A.D.A:en:Executive Assistant District Attorney)として登場。頭脳明晰で優秀な検察官だが、負けず嫌いで勝ちにこだわる性格でもあり、目的を果たすために周囲を省みず暴走することも多い。上司のマッコイとは意見の相違で対立する場面が多く見られたが、マッコイが地方検事選挙に立候補した際には応援する様子を見せている。同僚のコニー・ルビローサと仲が良く、いくつかのエピソードでは友情以上の好意を持っていると示唆されているが、シーズン20第9話「消える証人」でマッコイに「同僚とは寝ない主義」と述べている。州立大卒(大学名は不明)。シーズン20第16話「証拠なき犯罪」にて、大学卒業時に学位号(BA)を取得しておらず、その事実をロースクール入学時と検事局入局時に隠蔽していたことが判明する。カッター本人は「在学中に4つのカレッジを転々としたため記録が紛失し卒業の際に学位を受け取れなかった」と弁明している。このため懲戒処分を受けるが、検察官としての資格自体に問題はないと判断されそのままの地位に留まった。幼い頃は父親の仕事の関係でアメリカ全土を転々としていた。両親は10歳の時に離婚しており、その後父親とは疎遠。 『ロー&オーダー』終了後は『LAW & ORDER:性犯罪特捜班』内に登場。その際肩書きがBureau Chief Executive ADAになっている。 ベンジャミン・ストーン 演 - マイケル・モリアーティ マンハッタン検察局の地方次長検事。冷静で優秀な検察官だが、部下に厳しく気難しい面もあり、七ヶ月以上続いた部下はポール・ロビネットのみである。また、彼の息子のピーター・ストーン(演:フィリップ・ウィンチェスター)も検察官として働いており、シカゴを舞台にした『シカゴ P.D.』『Chicago Justice』『シカゴ・メッド』及びニューヨークを舞台にした『LAW & ORDER:性犯罪特捜班』に登場している。 ポール・ロビネット 演 - リチャード・ブルックス マンハッタン検察局でベンジャミン・ストーンとともに働く検事補。真面目で忍耐強い性格。ロー&オーダー史上唯一の男性検事補である。検事局を退職後は弁護士となり、本シリーズの他『シカゴ P.D.」のスピンオフ作品『Chicago Justice』に登場している。
※この「ニューヨーク州検察」の解説は、「ロー&オーダー」の解説の一部です。
「ニューヨーク州検察」を含む「ロー&オーダー」の記事については、「ロー&オーダー」の概要を参照ください。
- ニューヨーク州検察のページへのリンク