ジャスティス
「ジャスティス」とは、正義・公正のことを意味する表現である。
「ジャスティス」とは・「ジャスティス」の意味
「ジャスティス」は、正義や公正を意味する言葉である。「justice」というつづりの英単語を、カタカナで表記したものだ。カタカナ表記の英語として、日本でも広く浸透している。大抵の場合は、正義だけで意味が伝わる。そのため、一般的な会話において、ジャスティスが使用される頻度はそう高くない。ただ、砕けた表現にするために、敢えて正義をジャスティスと言い換えることはある。また、英語圏の文化を強く残したものの名前は、正義と訳さず、ジャスティスと表記されることもある。代表的なものは、タロットカードのひとつであるジャスティスだ。絵柄が正しい向きとなる正位置の場合は「公正」や「誠意」、上下が逆さになっている逆位置だと「不正」や「不公平」といった意味で解釈されるカードである。正義のカードと呼ばれる場合もあるが、英語圏の文化を重要視したり、その場の雰囲気を優先させたりするために、ジャスティスのカードと表現されることも多い。
ジャスティスは、お笑い芸人であるサンシャイン池崎が、自らのお笑いネタの中で叫ぶワードとしても知られている。その知名度は高く、日本を代表する企業がSNS上で、サンシャイン池崎の真似をして、「ジャスティス」と叫ぶような投稿した例も複数ある。また、ジャスティン・ビーバーが「ジャスティス」というタイトルのアルバムを出した際、サンシャイン池崎が日本のプロモーターとして選ばれた。
サンシャイン池崎のネタにおける、ジャスティスの意味は、明確にはされていない。自らを正義だと訴える内容だと解釈ができるが、意味は特に関係なく、音の響きだけを重視してジャスティスと叫んでいる可能性もある。そして、サンシャイン池崎のネタで使用されている、ジャスティスという言葉が何語なのか気になり、検索することで初めて意味を知ったという人もいる。
「ジャスティス」の熟語・言い回し
アン ジャスティスとは
「アン ジャスティス」は、日本の漫画作品である「アンデッドアンラック」に登場する、超能力の名前である。戦う相手に対して、相手が持っている正義とは反対の内容の行動を取らせる能力だ。「アン ジャスティス」は英語で「unjustice」と表記し、「不正義」という意味となる。ただ、英語で不正義を表す場合、「injustice」が正しいため、「アン ジャスティス(unjustice)」は造語ということになる。
インジャスティスとは
「インジャスティス」は、2014年に発売された、テレビゲームソフトのタイトルである。アメリカンコミックスであるDCコミックスに登場する、ヒーローやヴィランを操作するゲームだ。このゲームの作中では、正義のヒーローと悪のヴィランが対立するのではなく、正義と悪が混在する構図である。そのため、「不正」や「不法」を意味する「インジャスティス(injustice)」というタイトルになっている。
マイジャスティスとは
「マイジャスティス」は、自分にとっての正義という意味で使用される表現である。スラングのように使用されることが多く、好物の料理や生活スタイルなど、正しいと信じるものが、マイジャスティスであると表現する。
ジャスティスリーグとは
「ジャスティスリーグ」は、スーパーマンやバットマンなど、DCコミックスのヒーローが所属するチームの名前である。また、DCコミックスのヒーローが登場するアメリカンコミックシリーズや映画作品のタイトルに、ジャスティスリーグが使用されることもある。
ダーティージャスティスとは
「ダーティージャスティス」は、汚れた正義という意味の言葉である。スマートフォンやパソコン向けゲーム「シャドウバース」に登場する、「ダーティジャスティス・パイン」の二つ名として使用される。ダーティジャスティス・パインは、正義の心を持つ「警察神官・パイン」が、正義感を失ったものであるため、汚れた正義という意味の二つ名が付けられている。
ノージャスティスとは
「ノージャスティス」は、DCコミックスのジャスティスリーグシリーズにおける、タイトルのひとつである。前作「バットマン・メタル」で引き起こされた事件によって、混乱が生じた宇宙が舞台である。崩壊の危機にさらされる宇宙を舞台に、ヒーローとヴィランが活躍する様子が描かれる。
「ジャスティス」の使い方・例文
「ジャスティス」を日本語の文章で使用する場合、英語が元になっている固有名詞を指すことが多い。・「彼女は、アメコミ作品の中でも、特にジャスティスリーグに詳しい」
・「数多くいるキャラクターの中で、私はジャスティスマンが好きである」
・「今日のタロット占いで、ジャスティスのカードが逆位置でなければ、今日は幸運だったはずだ」
・「ジャスティスという名前のロボットについて、しばしば議論されることがある」
砕けた表現として、ジャスティスを使用することもある。
・「鍋のシメは雑炊ではなくうどん。これが私のジャスティスだ」
・「目玉焼きにソースをかけるなど、あんなものはジャスティスではない」
・「対戦ゲームで正義のヒーローを使用しているのだから、どれほど卑怯な戦いをしようと、私がジャスティスだ」
・「あのアーティストは、私にとってのジャスティスだ」
ジャスティスを用いて、正義がどちらにあるのか、真剣に訴えかけることはまずない。あくまでもスラングのような使い方をする。
Justice
正義
(Justice から転送)
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2023/07/26 08:21 UTC 版)
正義(せいぎ、英: justice、仏: justice、独: Gerechtigkeit、羅: jūstitia、希: δικαιοσύνη)は、明治以降「義」に代わって使用され[1]、倫理、合理性、法律、自然法、宗教、公正などに基づく道徳的な正しさ[要出典]に関する概念である。対義語は「不義」。正義の実質的な内容を探究する学問分野は正義論と呼ばれる。広義すなわち日本語の日常的な意味においては、道理に適った正しいこと全般を意味する。以下では、もっぱら西洋における概念(すなわちjusticeないしそれに類似する言葉で示されるもの)を記述する。東洋のそれについては義のページを参照。
JUSTICE
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/05/11 06:27 UTC 版)
2001年10月26日発売。第2期のオープニングテーマ『JUSTICE』やエンディングテーマ『YES TOGETHER』に加え、胎動篇オープニングテーマ『SPACY SPICY LOVE』を収録したシングル。
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「justice」の例文・使い方・用例・文例
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