白い野望とは? わかりやすく解説

白い野望

原題:
製作国:日本
製作年:1986
配給:東映
スタッフ
監督:出目昌伸 デメマサノブ
プロデューサー:深町秀煕 

和田徹 ワダトオル
原作:門田泰明 
脚本:井手雅人 イデマサト
企画:太田浩児 
撮影:飯村雅彦 イイムラマサヒコ
音楽:池辺晋一郎 イケベシンイチロウ
主題曲:五輪真弓 イツワマユミ
美術:中村州志 ナカムラシュウジ
編集:西東清明 サイトウキヨアキ
録音:林鉱一 ハヤシコウイチ
スチール:加藤光男 カトウミツオ
助監督:吉崎元 
照明:小林芳雄 コバヤシヨシオ
キャスト(役名
草刈正雄 クサカリマサオ (東堂啓輔)
十朱幸代 トアケユキヨ (千原和子
浅野ゆう子 アサノユウコ (水谷信子
佐藤慶 サトウケイ (辻岡検造)
神山繁 コウヤマシゲル (斉藤義明)
永井秀明 ナガイヒデアキ (安井弘幸)
奥田瑛二 オクダエイジ (三宅治)
平田満 ヒラタミツル (宮城純一
頭師孝雄 ズシタカオ (芝木
丹波義隆 タンバヨシタカ (井坂
早瀬明 ハヤセアキラ (小泉
高月忠 タカツキチュウ (内山技師
辻萬長 ツジカズナガ (解剖医)
村添豊徳  (CT技師
福岡康裕  (若い当直医
松岡由利子 マツオカユリコ (沢典子
谷村洋子 タニムラヨウコ (三枝
松岡久美 マツオカクミ (久保
岡本真美 オカモトマミ (菅原
山本緑 ヤマモトミドリ (脳神経外科婦長
松永秀一  (麻酔医
呉美鈴  (一色春香
東千晃 東千晃 (その母)
小日向範威  (名島優治)
池田生二 イケダセイジ (宇都宮
吉川雅恵 ヨシカワマサエ (字都宮の妻)
金子信雄 カネコノブオ (長尾太郎
田中明夫 タナカアキオ (前田修
財津一郎 ザイツイチロウ (塚本尚助)
野口元夫  (松下陽平
江原真二郎 エバラシンジロウ (都倉
神田隆 カンダタカシ (阿久津代議士
石倉民雄 イシクラタミオ (名島秘書
森繁久彌 モリシゲヒサヤ森繁久弥 (名島宗之介)
解説
東京国立病院舞台に、エリート脳外科医野望挫折を描く。門田泰明原作同名小説映画化で、脚本は「乱」の井手雅人監督は「玄海つれづれ節」の出目昌伸撮影同作飯村雅彦それぞれ担当主題歌は、五輪真弓(「密会」)。
ストーリー※ストーリーの結末まで記載されていますので、ご注意ください
年間西ドイツ留学終えて帰国した東堂啓輔は、若くして日本医学界代表する脳神経外科権威となっていた。彼を副部長として迎え入れる日本最大国立病院脳神経外科部長辻岡は、東堂存在苦々しく思っていた。だが、一方主任ナース千原和子は、東堂帰り心待ちにしていた。天才的な執刀技術を誇る東堂は、他の医局員と一線を画して近寄り難い存在だったが、良きパートナーである和子に対しては、甘え部分見せていたのだ。ある日脳腫瘍少女一色春香運ばれて来た。独断開頭摘出手術行なう東堂辻岡見えない頭蓋骨内側開けてみたくてメスを執ったのではないか批判する東堂執刀した患者責任最後までとると自信満々答えた300億円を投じて開発した抗癌剤、トヨキシンに社運賭け東洋製薬美人プロパー水谷信子を介して東堂接近を図る。色じかけで迫る信子適当にあしらいながらも、東堂はトヨキシンの情報興味示した。彼は植物人間同然宇都宮という老人に、トヨキシンの投与始めた直接注入するのは和子役目だった。そんな時、山形新設され国立総合病院脳神経外科部長東堂内定された。辻岡策略であることは明白である。屈辱感味わった東堂は、その晩和子アパート過ごした激し副作用悶え苦しみながら、宇都宮亡くなった。だが、解剖してみると脳底腫瘍きれいに消えていた。そのデータを5千万円で売ろうとする東堂信子は冷く先客がある事を告げる。それは信頼していた助手宮城だった。東堂東洋製薬山形行き内定却下させるために、トヨキシンの副作用が軽いというデータ捏造学会発表することを承諾した春香再発して運ばれて来た。東堂和子に、春香にもトヨキシンを投与するよう命じて学会開かれる京都向かった大成功治め帰京した東堂を、東京地検特捜部新薬開発贈収賄摘発待ち構えていた。東堂宮城詰めよるが、情報流したのは和子だった。トヨキシンの恐しさを知った彼女は、春香投与することを思いとどまったという。東堂春香再手術全力ふりしぼった。そして、病院押しよせた記者団の間を縫って屋上出た彼は、和子眼の前地上へ飛びおりた。




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