ダークファイブ
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/06/07 06:51 UTC 版)
「ふたりはプリキュア」の記事における「ダークファイブ」の解説
ジャアクキングに仕えている5人の闇の戦士。第1期の第25話まで登場。それぞれ「プリズムストーン」を所持しており、メップルとミップルがもつ最後のプリズムストーンを奪うべく、プリキュアたちを襲う。 ピーサード 声 - 高橋広樹 ダークファイブの一員である男性怪人。色白の肌に盛り上がった白色の長髪が特徴。一人称は「オレ」。 顔には歌舞伎役者のような化粧をしている。茶色のボディスーツと肩当てつきのマントを身につけている。 プライドが高いうえに卑怯な性格であり、目的のためなら手段を選ばない冷酷さをもつが、最終的には同僚から傷付けられたプライドを払拭するべく正々堂々とプリキュア達と勝負した。「おまえたちはドツクゾーンに飲みこまれるだけの存在」と世の中の理不尽さを説くも、結果的には追いこまれて倒された。 人間に変身する際には、服が変わる以外は短髪で髪の色が変わり、隈取りが消えて眉ができる。「風間竜一」(かざま りゅういち)と名乗り、教育実習生として「ベローネ学院」に潜入したこともある。また、人間を石化させる能力をもつ。 エメラルドの「プリズムストーン」を所持している。メップルとミップルを追って、「虹の園」に襲来した最初の敵。 ゲキドラーゴ 声 - 石井康嗣 ダークファイブの一員である巨体の男性怪人。髪型はモヒカンで、瞳が無いのが特徴。一人称は「オレ」で、口癖は「ウガ」。 体操選手のような白色のタンクトップと吊りズボンを着用している。 考えるより行動が先立つために知能は低く、なぎさに泣かれて風邪を引いていたメップルを返したり、ほのかに言われて宝石の山からプリズムストーンを探しだそうとしたりするなど、マヌケな面が目立つ。 戦闘では怪力を得意としており、その力は両手で電動シャッターをこじ開けたり、デコピンで人間を気絶させることができる。 アクアマリンの「プリズムストーン」を所持している。第6話からピーサードの後任として、プリズムストーン強奪の任務に就任する。 第11話にて、度重なる失敗でジャアクキングから最後通告され、最終決戦として水族館で最終形態となってプリキュアと挑む。その際、亮太に手をだしたことに激怒したキュアブラックの猛攻をうけたあと、「プリキュア・マーブルスクリュー」で倒される。最終形態 サメの口の中に顔があり、マンタの尻尾を生やし、ウツボのような手になり、体格が巨体の姿になる。 戦闘能力は上がっており、怪力で建物などを破壊したりする。また、手からは光線を放つこともできる。 ポイズニー 声 - 雨蘭咲木子 ダークファイブの一員である女性。白い肌に赤色のロングヘアが特徴。キリヤの姉でもある。一人称は「あたし」。 黒色のボディスーツと黒色の短いマントを身につけている。 策略家かつ非情な性格であり、目的のためなら無関係の人間にも平然と危害を加え、なぎさとほのかの身近な人を巻きこむことにいっさいの躊躇がない人物である。 人間サイズの犬に化けてキリヤを驚かせたり、タンスの中に隠れ潜むなど、お茶目な一面ももつほか、潜伏目的のために人間界でさまざまなアルバイトをすることもある。また、人間たちに情が沸くキリヤを心配して助言や忠告を行うなど、密かに弟想いな一面をもつ。 特技は変身であり、ピーサードの変装とは異なり完全に別人となる。その変身は見破ることが困難であり、老若男女問わずどんな姿にでも変身ができる。 ピーサードやゲキドラーゴよりも強力な能力をもち、自身の髪を自在に動して武器にしたり、手から衝撃波を放つなどして戦う。さらに、指を弾くことによって超常現象をおこすこともできる。 トパーズの「プリズムストーン」を所持している。第12話からゲキドラーゴに代わり、プリズムストーン強奪の任に就任する。 第20話にて、雪城ほのかに変身してメップル奪取を試みたが、結果として失敗。計画を打倒プリキュアへと変更し、髪で攻撃と防御を繰りなすなど圧倒するが、プリキュアたちを髪で捕らえたことが仇となり、そのまま「プリキュア・マーブルスクリュー」を髪に打ち込まれて倒された。 キリヤ 声 - 木内レイコ ダークファイブの一員である少年。白い肌につり目で眉毛がないのが特徴。ポイズニーの弟でもある。一人称は「ボク」。 オレンジ色のTシャツと黒色の短パンを着用している。 いつも余裕の態度で接する生意気な性格であるが、同僚たちには最年少であることから軽視されていることが多い。 戦闘能力自体は比較的に高く、強力な衝撃波を撃つこともできるほか、人間に変身することも可能である。 シトリンの「プリズムストーン」を所持している。ポイズニーとほぼ同時期に、プリキュアの打倒にのりだす。 プリキュアたちに接近するため、「ベローネ学院」の男子部に転校生として潜入し、人間に変身しなぎさとほのかに接近するが、ほのかと接したことで次第に人間性が芽生えて自身のアイデンティティに疑問をもつようになり、ついにはポイズニーの作戦を2度妨害する行動に出る。 姉のポイズニーが倒されたことで、第21話ではプリキュアとの決戦を決意して善戦するが、プリキュアたちの説得で戦意を喪失する。そして、キュアホワイトにプリズムストーンを託し、自ら闇に還っていった。 その後は光と闇の狭間を彷徨っていたが、第48話で人間界と闇の世界とのあいだに歪みが生じた影響でプリキュアたちの前に出現し、ドツクゾーンとの最終決戦に臨むプリキュアたちに協力することになり、最期は「自分の居たい場所がわかった」と言い残して消滅した。入澤 キリヤ(いりざわ キリヤ) キリヤが人間に変身したときの姿と名。姿に変化はないが、眉毛が生えている。 この形態の際には、容姿端麗、成績優秀、スポーツ万能の少年を演じているが、虹の園の文化や人間関係に慣れない一面もみせている。 イルクーボ 声 - 二又一成 ダークファイブのリーダー格である男性怪人。色白の肌にスキンヘッドと尖った耳が特徴。一人称は「わたし」。 白色のローブを着用しており、その下には黒色のボディスーツを着用している。 冷静沈着な性格であり、任務に失敗した者を冷笑するダークファイブの面々をたしなめる役目を担当している。 ナンバー2の名をもつほどの高い戦闘能力をもち、戦闘においてもムダのない動きで迫り、威力の強い衝撃波を放つほか、「プリキュア・マーブルスクリュー」を分解することもできる。また、周囲の生物の生気を吸い取り、深い眠りにつかせる能力ももつ。 アメジストの「プリズムストーン」を所持している。第22話から、プリキュアの打倒に動きだす。 第23話にて、ウィズダムの存在を察知しただけでなく、すべてのプリズムストーンを奪うことにも成功し、続く第24話ではプリズムストーンの力により最強の力を手に入れるが、その強い力に耐えきれず弱った隙に「プリキュア・マーブルスクリュー」をうけて消滅する。 第25話にて、闇の力を吸収して復活を果たし、「光の園」を襲撃してプリキュアたちをドツクゾーンへと連れ去り、ジャアクキングの力を得て最終形態へと変貌し、その強力な力でプリキュアたちに善戦したが、自身の強力な攻撃によってプリズムストーンが破壊されることを危惧したジャアクキングによって突然消される。新生形態 第25話にて、プリキュアに敗れて闇という概念に戻ったあと、闇の空間で怒りや憎しみの感情を吸収して復活を果たした姿。 全身が紫色の闇のエネルギー体と化しており、身体は巨大になったほか、衣装はボロボロの状態に変化している。 戦闘能力は格段に高くなっており、キュアブラックとキュアホワイトを軽く持ち上げるほどの腕力をほこる。 最終形態 第26話にて、新生形態のままジャアクキングの強大な力で強化した姿。灰色の筋肉質の大男のような姿に変貌し、目は赤色になる。また、性格は凶暴になる。 戦闘能力は比較にならないほど高くなっており、キュアブラックの攻撃を瞬時にかわし、キュアホワイトの腹部を蹴るなど、冷酷さも増している。
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