ダークファウスト
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/03/24 01:52 UTC 版)
「ULTRA N PROJECT」の記事における「ダークファウスト」の解説
Episode.7「魔人 -ファウスト-」からEpisode.12「別離 -ロスト・ソウル-」に登場。 「自分はウルトラマンの影、無限に広がる闇の権化」と名乗る闇の巨人。 ウルトラマンネクサスと互角の力を持つ上、メタフィールドをダークフィールドに書き換える能力も持つ。その一方、耐久性は低いために打たれ弱い。 Episode.7で姫矢の前に姿を現して以降、ネクサスと幾度となく交戦し、Episode.9・10ではラフレイアとの連携も見せた。 その正体は孤門の恋人の斎田リコであることが、Episode.11・12で判明。彼女は孤門と知り合った直後に家族をノスフェルに、自身もそれを操る溝呂木に殺害され、彼の手で「操り人形」とされており、無意識にファウストに変身して、ネクサスと戦い続けていた。ネクサスと同様、リコが変身前に負傷していた部分に対するダメージには特に弱く、変身中の負傷が変身解除後にも残存している。 溝呂木から正体を明かされたことで絶望したリコは孤門と姫矢の前でファウストに変身し、ネクサスから光を奪い去ろうとするが、意を決した孤門からディバイトガンナーによる銃撃と呼びかけを受け、僅かにリコとしての意識を取り戻す。最後は溝呂木が召喚したノスフェルの爪から孤門を庇って致命傷を負い、リコの姿に戻った後に孤門の腕の中で光となって消え去った。 声:稲田徹、中丸シオン スーツアクター:岩田栄慶、山本諭 初稿では「ファウスト」という名称で、初稿Aのデザインモチーフはピエロ、初稿Bのデザインモチーフは70年代のヒッピーで、引き裂いたベルボトムジーンズの形をしている。カラータイマーはウルトラマンゼアスのカラータイマーを天地逆にしたもので、スーツの製作時に腕と腿の金のラインを省略している。カラーリングは左右非対称で、足の爪先も反るように尖っている。 『ネクサス』本編では自らを「ファウスト」と言い、姫矢も「ファウスト」と呼ぶが、エンディングのコーナーのネクサス・シークレットファイルでは、「ダークファウスト」と呼ばれている。 ノスフェルによって致命傷を負わされた際に、ウルトラマンのカラータイマーに相当する器官が点滅する。これは本作品に登場する闇の巨人の中で唯一である。 正体は女性であったが、デザインやアクションにおいては女性であることは意識されていない。 書籍などでは赤き死の巨人や赤き死の仮面という異名が用いられている。 椎名高志のコミカライズ版では第2話、第3話で登場した。 その他の媒体におけるダークファウスト『ウルトラマンF』では、ダークザギによって力を与えられた鬱鬱が変貌する。
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