セクターV
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/11/20 00:49 UTC 版)
「KND ハチャメチャ大作戦」の記事における「セクターV」の解説
セクターVのツリーハウスはナンバー2が設計し、ナンバー1の家の屋根を貫いた形で設置されている。学校からは割と近いらしい。ナンバー1〜5が所属している。各メンバーの個室、会議室、動力炉、戦闘メカの格納庫&発射台等があり基地を動かす電力は何万匹ものハムスターで発電されている。大人やティーンエージャーが侵入すると自動警報が作動する(自動警報がない設定の回もある)。ツリーハウスは世界各地にあり、セクターごとのメンバーが基地を守っている。家のすぐ近くには宿敵ファーザーの家があり、おすましキッズもこの家で暮らしている。メンバーたちがサングラスや前髪で目が隠れているのが特徴である。 ナンバー1(ナイジェル・ウノ)/Numbuh 1(Nigel Uno) 声 - 鈴木正和/英 - ベンジャミン・ディスキン セクターVのリーダー。一人称は「オレ」。スキンヘッドのイギリス人。 チームで唯一の一人っ子で責任感が強く、仕事中毒気味で、メンバーに常に厳しく振舞うが、ハエが怖かったり逃げる時はいつも真っ先に逃げるなどヘタレな面も持つ。 普段からサングラスをかけているため、目は隠れているが、時折サングラスの上から目を出していることもある。 ナンバー5に誘われKNDに入隊したが、実は入隊試験は受けておらずナンバー5がコンピュータをハッキングし、テストの点数を操作したことによる裏口入学である。 仲間たちには普段はナンバー〜と呼ぶが、仲間達が怪我をしたりピンチに陥ると名前で呼ぶ。 幼い頃に家族でアメリカに引っ越してきたたため、イギリス英語は理解していない。 総司令官だったナンバー274ことチャド・ディクソンに武器の使い方や戦法のレクチャーを受けたことがあり、彼と一緒に写っている写真は敵対後も大事に飾っている。 ビーチが嫌いかつ、尻が大きいのを気にしている。 隠れレインボーモンキーファンで、自身のパンツもそれがデザインされている。 リジー・ディヴァインという名の少し強引なガールフレンドがいる。 大人たちを嫌っているが、時には互いのために大人と共闘し、受けた恩は必ず返している。 名字の「ウノ」はスペイン語で「1」という意味。 ナンバー2(ホーギー・P・ギリガン・ジュニア)/Numbuh 2(Hoagie P Gilligan Jr.) 声 - 柴田創一郎/英 - ベンジャミン・ディスキン セクターVのメカニック担当。一人称は「ボク」。飛行帽の下は、茶色のショートカットの髪型のアメリカ人(ドイツ系あるいはユダヤ系の説あり)。 手先が器用で、機械の扱いや発明を得意としており、ツリーハウスも彼の設計で、おたく的な要素も持つ。 肉付きの良い見た目の通り、食欲旺盛でチリドッグが大好物。 父親の形見である浮き輪を大事にしており、古臭いとバカにされながらも長年のパートナーとして愛している。 しばしばセンスのないダジャレを口にしてナンバー5に叱責される。 ナンバー5の姉のクリーに気があるらしく、しばしば大人なアプローチをする。 ナンバー1やナンバー4とは親友。 名字の「ジュニア」は「2番目」という意味を持つ。 ナンバー3(クキ・サンバン)/Numbuh 3(Kuki Sanban) 声 - 小暮英麻/英 - ローレン・トム セクターVのムードメーカー。一人称は「アタシ」。黒いロングヘアの日本人。 その気まぐれな行動はチームにしばしば混乱をもたらすが、逆にピンチを救うこともある。 看護係やハムスターの世話をし、歌が上手く、よく鼻が利き、可愛いものが大好きな泣き虫だが、怒らせると非常に怖い。 小さな生き物やレインボーモンキーに愛と情熱を注ぎ、部屋はレインボーモンキーグッズだらけ。 非常に暑がりな父親とは対照的でとても寒がり。 戦闘時には彼女専用のメカ「ヒッピーホップ」というウサギ型のロボットに乗り込み戦うが、登場すれば必ず破壊される。 ナンバー4とはケンカをすることもあるが仲が良く、彼女もナンバー4のことが好きらしい。 名字の「サンバン」はそのまま日本語の「3番」という意味。 同じくカートゥーン ネットワークの作品である『ビリー&マンディ』の長編『ビリー&マンディの大冒険』にカメオ出演したことがある。 ナンバー4(ワラビー・ビートルズ)/Numbuh 4(Wlalabee “Wally" Beatles) 声 - 中村俊洋/英 - ディー・ブラッドリー・ベイカー セクターVの切り込み隊長。一人称は「オレ」。金髪のオーストラリア人。 戦闘のエキスパートで真っ先に敵の元へと飛び込んでいくカッとなりやすい性格で自信過剰気味の問題児で、「いじめっ子バトル」に参加したり、私用の為に独断で悪人を解放するなど問題行為も多く、KNDの刑務所に収監されたこともある。ただし、それ以上に仲間想いであり、大切な仲間を傷つけた人間は絶対に許さない。 脱走を図るほどの学校嫌いでもあるため、英単語をことごとくデタラメにしか綴ることが出来ない上、算数も苦手のようで秒読みもデタラメ(ナンバー1曰く、3秒を数えるのに軽く10分はかかるらしい)。その頭の悪さ加減から、敵にも間抜け呼ばわりされており、おまけに基地のハムスターにまで馬鹿にされているが、新しく来た美人の担任への憧れから宿題をするようになる。 レインボーモンキーやハロウィンの仮装をガキっぽいと馬鹿にしているが、ナンバー3の前ではそのことを言えなくなってしまう。 カナヅチかつ血が大嫌いで自分の血を見ると失神してしまう。 セクターVで一番背が低いが、本人はあまり気にしていない。 ヘアースプレーを使っているため、老後はハゲるらしい。 芽キャベツ、レバーなど嫌いな食べ物が多いものの、口が異常に腫れるほどのココナッツアレルギーにも関わらず、ココナッツチョコバーが好物。 ナンバー1とは初めて行った小学校でいじめにあった際に助けてもらってからの縁で、ナンバー2とも親友。 ナンバー3のことが好きらしいが素直になれない性格のためにずっと気持ちを伝えられずにいるが、結構仲が良い。 名字の「ビートルズ」はイギリスの有名な4人組のロックバンドグループが由来。 ナンバー5(アビゲイル・リンカーン)/Numbuh 5(Abigail Lincoln) 声 - 阪口周平/英 - クリー・サマー セクターVのサブリーダー。一人称は「アタシ」か「ナンバー5」。黒っぽい肌をしていて、長髪を三つ編みにしているアメリカ人(アフリカ系もしくはフランス系)。 一見すると男の子のように見えるが実は女の子であり、冷静さを失わないクールな性格で、格闘術に長け、頭がよく作戦計画が得意で、小学校ではクラスの優等生でもあるため、おたく的な要素は皆無。その反面、キャンディーやアイスクリームがとても大好きという面も持ち、スイーツハンターの一面も持つ。 個室にいる時は眼鏡をかけているが、彼女自身は眼鏡をかけている姿を見られるのがあまり好きではなく、サングラス姿はなおさら苦手。 ティーンエイジャーとなってしまった姉のクリーとは敵対状態だが、クリーに貰った赤い帽子は大切にしている。 主にナンバー2とナンバー4がバカなことをする度に帽子ではたき、ナンバー2のセンスの無いダジャレにはあきれていて、その度に注意をしている。 ナンバー4がナンバー3のことを好きなのを知っているのでよくからかう。 子供がいる年の大きく離れた兄がいるらしい。 名字の「リンカーン」はアメリカの5ドル札に印刷されているエイブラハム・リンカーンが由来。 ミスター・ウノ/Mr. Uno 声 - 鈴木正和 一時的におすましキッズによって大人にされたナンバー1本人。一時はファーザーが経営するアイスクリーム販売会社の従業員となっていた。最後は元に戻る。 ハンク/Hank 声 - 柴田創一郎 装置の異常で大人のティーンエイジャーの姿になってしまったナンバー2が、出会ったクリーにとっさに名乗った偽名。その過程でKNDを追い出され、KNDの敵であるクリーと恋仲になるが、クリーのKNDへの卑劣な仕打ちに怒り仲間を取る。一定時間経つと元に戻る。
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