ゴーハ第6小学校・重騎デュエルクラブ
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「遊☆戯☆王SEVENS」の記事における「ゴーハ第6小学校・重騎デュエルクラブ」の解説
第28話より登場。エリート達が集まるゴーハ第6小学校の生徒で構成されており、生徒会を凌ぐ権力を持っていると言われている。 六葉 アサナ(むつば アサナ) 声 - 髙橋ミナミ ゴーハ第6小学校の重騎デュエルクラブの一人で、ゴーハ市の建築を支えてきた「ムツバ重機」の令嬢。ゴーハ6小の頂点に君臨する実力の持ち主。肌は褐色。「アサナ様」「ひいさま」と呼ばれているが、本人は「呼び方などどうでもいい」とあまり拘っていない。上城大華(タイガー)とは幼い頃からの親友。幻竜族のデッキ使いで、エースモンスターは遊我、ネイルに続くマキシマムモンスター『幻竜重騎ウォーム Exカベーター』。 第26話のラストで「ラッシュデュエルなど我らが必ずたたき潰す」とシルエットで3人の仲間と共に登場。その真相は伝統を重んじる心と、ムツバ重機を買収したゴーハ社から重機のパーツの再生産を約束にラッシュデュエルを潰す事を条件とした取引による物であった。第28話では自身の重機であるR6が壊れてしまっていた所を、たまたま居合わせた遊我に修復してもらい、その後は日が暮れるまで遊我と共にR6で森林中を駆け回った。ゴーハデュエルは好んでいるが、ゴーハに対しては六葉重騎の件で嫌悪している。また喋る機械(特にドローン)を毛嫌いしている。表向きは伝統を重んじる姿勢を貫いているが、デュエルを純粋に楽しむ心を持ち、それ故潰そうとしているラッシュデュエルにも「楽しい」と発言していた。 第38話、39話にて遊我と再戦した際にはお互いのマキシマムモンスターが限界を迎えるまでの熾烈なデュエルを繰り広げた末に敗北。R6も機能を停止してしまうが、その後に遊我が発見した『R零号』が流用パーツを組み合わせて作られていた事から、「ムツバ重機」の先祖たちがオリジナルに固執せず、他の要素を取り入れながら進化を続けてきた事を知り、ラッシュデュエルに対する考えを改めた。その後は遊我の改造を受けR6も復元され、祖父と共に『ムツバ自転車屋』を立ち上げ、再出発した。 「ラッシュデュエルトーナメント」には参加する予定であったが、マキシマム山の炭鉱にゴーハ社の社員が目撃された事から、象明寺以外のメンバー達に「風邪を引いた」と偽って参加せず、象明寺と共にゴーハ社社員『ゴーハ66』の怪しい動きについて尾行する。その後、象明寺からの連絡を受けたギャリアンとシュベール、炭鉱に現れた上城大華(タイガー)と合流したのち、全てのゴーハ66を倒した。 第65話では、タイガーがザ☆ルークメンに倒された事で自らを追い込むようになったことを起因に、ユウオウの命令で遊我たちの前に現れたネイルとラッシュデュエルを行う。遊我とのデュエル後、ギャリアン、シュベール、キャタピリオからマキシマムモンスターに書き換えるようにとそれぞれのIDカードを差し出されるもそれを断り、代わりに三人のエースモンスターをそれぞれデッキに組み込み、重騎デュエルクラブの絆の力でネイルに勝利した。 第75話では遊我がゴーハ社長の最後の一人なのではないかという疑惑から単独で彼の元に訪ねようとした所、同じく遊我の事を探ろうとしていたロミン、ガクト、ミミ、ロアに遭遇。ロア達が遊我に黙って勝手に秘密を探ろうとする事を咎め、それでも行こうとした彼らを止めるためにロアとラッシュデュエルを挑むも、途中、同じく単独で遊我に会おうとしていた事をロアに見抜かれ、逆転負けを喫する。しかし後にロア達の一連の行動がロミンに変装した七星ナナホによる策略であった事が判明した事で、ロアから謝罪をされた後に握手を交わし、和解した。 第79話では、ルークとゴーハ・ユウガのデュエルの際に、ユウガが発動した「死者蘇生」の効果の余波を受けてしまい、デュエルに関する記憶を封印されてしまう。以降は流用パーツを組み合わせたR6を見て激昂するなど、遊我と出会う前の様な状態に戻ってしまっていたが、第83話にてギャリアン、シュベール、キャタピリオによる、今までの戦いの記憶を辿るラッシュデュエルを通じて、無事に記憶を取り戻した。 最終話では重騎デュエルクラブの面々と共に、ルーク達と同じ中学校に進学し、生徒会長を務めている。髪を伸ばし、タイガーのような長髪となっている。 R6(アールシックス) アサナの所有するパワーショベルらしき機械。意思がある模様。ムツバ重機がゴーハ社に買収された為にパーツの交換が出来ず、39話での遊我とのデュエル中に限界が生じ、壊れてしまうものの、流用パーツを用いた遊我の改造を受け、復元された。 田崎 ギャリアン(たざき ギャリアン) 声 - 中村光樹 ゴーハ第6小学校6年6組の重騎デュエルクラブ参謀の生徒の男。髭のように伸びたもみ上げをしている。渋くごつい見た目をしており、一人称が「わし」、自分を「老兵」、相手を「若造」「ヒヨッコ」と言う等の渋めのキャラ。幼少期からアサナと付き従っており、その頃から今と変わらない容姿をしていた為、ロミンから『アンタ何歳なの…』とツッコまれている。エースモンスターは相手の守備表示モンスターを攻撃表示に変え、攻撃力を0にする『ドリリング・マンドリル』、相手の守備表示のモンスター一体を破壊し、ターン終了時まで自身の攻撃力を1000アップする『シールド・ボーリング・コング』。 第29話では掘削作業中に遭遇した蘭世と凛之介にラッシュデュエルを挑み、勝利。二人を第6小に引き入れたが、この事が起因となり、第33話では二人の敵討ちとしてガクトにラッシュデュエルを挑まれ、敗北。同時に自身の重機が壊れるのを見守ったのちに学園を後にした。その後は象明寺が単独行動をした際には場を諌めたり、自力で採掘しながら炭鉱を移動した為に体力の限界で力尽き倒れるも復活し、シュベールと共にアサナと遊我の2回目のラッシュデュエルを見届けた。 第83話では失われたアサナの記憶を取り戻すため、事前に譲り受けたシュベール、ハトラップ、キャタピリオのIDカードを『幻竜重騎ウォーム Exカベーター』に書き換え、デュエル自体に敗北はしたものの、無事にアサナの記憶を取り戻した。 加山 シュベール(かやま シュベール) 声 - 佐藤祐吾 ゴーハ第6小学校の重騎デュエルクラブの一員。肩に乗ったハトラップの通訳を担当する。「~シュベール」が口癖。家族は自身以外はハトで構成されており、家族全員でゴーハ市の流通を支える輸送会社『しろばと加山の宅配便』を営んでいる。幼少の頃、宅配の途中で雪の中にハトラップと共に閉じ込められていた所に、アサナ親子に救助された過去を持つ。 第43話の「ラッシュデュエルトーナメント」参加登録する際にハトラップの登録は認められず、当本人の参加登録に改めた。 ハトラップ 声 - 松田利冴 シュベールの肩に乗っている鳩。彼とは人種を超えた兄弟。ゴーハ第6小学校6年6組。一人称は『ミー』。エースカードは『幻書鳩の騎士 ナイト・ヴィジョン』。 デュエルにおいては罠カードを軸とした戦略を練る、瞳を動かして催眠をかけるなどの精神攻撃を得意とするなど、鳩離れした多くの特技を持つ。ラッシュデュエルの際はハトラップがシュベールに指示を与える形で進行し、彼が勝手な行動をした際には嘴で制裁を与えている。 象明寺 キャタピリオ(ぞうみょうじ キャタピリオ) 声 - 堀井茶渡 ゴーハ第6小学校の重騎デュエルクラブの一員。常に顔にキャタピラを模した仮面を付けている。背中に背負ったゴーハニウム製のスパナとドライバーを用いた、どんな物も一瞬で解体する技を持つ。移動の際は巨大なキャタピラを模した人力車で移動する。 遊我のロード研究所を解体しようとしたところ、それを阻止する為に現れたタイガーとラッシュデュエルを行い、敗北。その後もロード研究所を解体しようとするも、アサナの指示無しに独断専行で動いたことをギャリアンに諌められ、彼と共にその場を去った。また小学3年生の頃にタイガーと何かしらの因縁があるらしいが、それについて明かされる事はなかった。
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