ケータ / 天野 景太(あまの けいた)
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「妖怪ウォッチの登場キャラクター」の記事における「ケータ / 天野 景太(あまの けいた)」の解説
声 - 戸松遥、演 - 南出凌嘉(実写・劇場版第3作) ゲーム版、アニメ版、コロコロ版主人公。一人称は「オレ」。身長139cm。さくらニュータウンに住む11歳の小学5年生。一人っ子で、家族構成は両親との3人家族。 アニメ版と、ゲーム版『2』からフミちゃんに恋心を抱いていて、『シャドウサイド』『4』では30年後に大人になった姿で登場し、彼女と結婚して2人の子供(ナツメ、ケースケ)を授かっている。 ウィスパーと出会って妖怪ウォッチを手に入れたことで、不思議な妖怪世界を体験することになる。妖怪を呼び出す際の常套句は「オレの友達、出て来い、○○! 妖怪メダル、セットオン!(『妖怪ウォッチ!』では「妖怪ウォッチエルダ、召喚! オレの友達、出て来い、○○!」)」。ウィスパーやフミちゃんなどからは「ケータくん」と呼ばれている。 ゲーム版『2』までの活躍によって妖怪やウォッチ使いの間では有名人となっており、ゲーム版『3』では数多くの妖怪と友達になったことから「妖怪マスター」と賛えられているものの、その呼び方は嫌がっている。 特に取り柄のない、ごく普通の少年。一方で、自分が「普通」であることに劣後感を持っており、「普通」と言われるとショックを受ける。 「ウェブ電通報」では、個性を求められる今の時代において、ケータは「何の取り柄もない普通さ」によって子どもから支持を得ていると評された。 アニメ版 ジバニャンとヒキコウモリがケータの部屋に、カメッパが玄関に居候している。周囲や自身が異変に陥った状況が妖怪のせいであることを機敏に察知する。一方で、@media screen{.mw-parser-output .fix-domain{border-bottom:dashed 1px}}妖怪によってはその妖怪自体をあまりいい目で見ず、中には妖怪メダルを受け取らずに敵意を向けることもある[要出典]。 ジバニャンを筆頭にともだち妖怪を大切に思っている描写もしばしばあるが、事あれば真っ先にジバニャンを召喚して、「ジバニャン、あいつをやっつけて!」と要望することが多い。その一方でウィスパーに対しては「妖怪執事」としては頼りなく思い、ぞんざいに扱うことが多い[要出典]が、基本的には仲はいい。 また、グルメマニアでもあり、味に煩かったり、グルメスポットに詳しかったり、料理を得意とする面を見せている。 アニメ版でも「普通」であることには概ね変わりはないものの、ウィスパーらと話しかけている場面が誰もいないところに話しかけているように見えていたり、妖怪を召喚する際の一連の動きがヒーローごっこをしているように見えるため、母親や先生からはその部分が普通ではないと疑われている。また妖怪絡み以外でも小学生とは思えない行動をとる場面もあり、演出として成人男性並みの体格になることもある。クラスメイトのフミちゃんに好意を持っており、ときおりジバニャン達さえドン引きするような行動に出たり妄想することもある。歯医者に苦手意識を抱いている。 『妖怪ウォッチ!』では、これまで住んでいた自宅が道路用地として立ち退きになったことから、フミちゃんの家の隣に引っ越している。 『妖怪ウォッチ!』からフミちゃんに関する妄想等が多くなっている。また、妄想する度にジバニャンやウィスパーに引かれている(『妖怪ウォッチ!』、『妖怪ウォッチ♪』)。 コロコロ版 冒頭で必ず自己紹介のナレーションをするが、それと同時に予想外な顔芸を見せ付けるという出落ちをすることがある。また、ウィスパーやジバニャンによって激しく殴られたり、壁に激突させられたりなど、負傷することが多い。カナヅチでもある(これはコロコロ版のオリジナル設定であり、アニメ版第84話では普通に泳いでいた)。 特定の妖怪に対しては友達になることを拒むアニメ版のケータとは異なり、どんな妖怪も必ず友達にする大らかな性格の持ち主でもあるため、出会った妖怪に能力を誰かの役に立てる方法や、人間と友達になる大切さなどのアドバイスを与え、改心させている。しかし、逆に人間の友達を失うことも多い。すぐに妖怪の仕業だと感知しているアニメ版のケータとは異なり、ウィスパーが言わない限り妖怪の仕業だということに気付かないこともある。 ちゃお版 ちゃお版の漫画ではフミちゃんの逆の立場として登場し、フミちゃんのご近所という設定となっている。妖怪が見えない分、取り憑かれることが多く、凡庸さゆえにフミちゃんからはよく思われていないが、友達としての関係は良好。 アニメ版と同じく、自分が凡庸であることに対して劣後感を持っており、取り憑かれたことで露になったケータの姿を見たフミちゃんに改めて罪悪感を持たせたことがある。 ケータの変化 フウ2(フウツー) 声 - 戸松遥 フシギ族。『映画 妖怪ウォッチ エンマ大王と5つの物語だニャン!』で蓋の開いたマンホールに落ちて死んでしまったケータが妖怪になった姿。 とりついた人間を普通にする能力を持っている。お腹には星マークの穴が貫通しており、ここが光ると思った相手の普通の生活を見ることができる。また、体色は水色でしっぽは数字の2の形になっている。 しかし、自分の能力を超えて人に干渉してしまったことから妖怪失格になり「普通の人間の平凡で普通の生活を送る刑」に処され、ケータとして生き返った。テレビシリーズでは「3年Y組ニャンパチ先生」や「オニスターズ全員集合!」「ドクターF」などの本編とは違う設定の物語で複数回登場している。 けむし男(けむしおとこ) 声 - 戸松遥 プリチー族。『黒い妖怪ウォッチ』シリーズで、クズ人間のケータが首から下を毛虫の妖怪に変えられた姿。 人間の時は口汚い口調と狡猾な性格で「俺の暇っぷり」「絶望的世紀末的なポイゾンだぜ!!」という決め台詞で人差し指と小指と親指だけを出した右手を突き出し、開いた左手で顔を覆い隠すヘヴィメタル調のポーズをとる。その他「ガッデム」「クソッ」などの口癖がある。 黒いジバニャンと黒いコマさんの計画に巻き込まれて以後、パシリ扱いとなってこき使われ、頻繁に召喚される。 クロスオーバー 2017年1月2日に放送された『YAMADA新春ドラマスペシャル「釣りバカ日誌〜新入社員 浜崎伝助〜 伊勢志摩で大漁! 初めての出張編」』で、実写版のケータが出演した。実写世界で空飛ぶクジラを追っている最中、川沿いの竿貸し屋で竿を借りようとしていた浜崎(演:濱田岳)にぶつかってしまうという設定。 2019年12月21日放送の『カードファイト!! ヴァンガード 新右衛門編』ではケータとジバニャンがアニメ本編に登場した。
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