『ラブリー眼帯の秘密』
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「十兵衛ちゃん」の記事における「『ラブリー眼帯の秘密』」の解説
菜ノ花自由(なのはな じゆう) 声 - 小西寛子(1期) / 堀江由衣(2期) 本作の主人公。本剣越中学校2年B組在籍。東京から転校してきた。鯉之介から二代目柳生十兵衛とされたが、本人にはまるでその気はない。天然気味でのんきな印象もあるが、家族や友人を傷つけるものは許さない強い正義感も秘めている。誰とでも打ち解けやすい親しみやすさも持つ。ラブリー眼帯を左目につけることにより無敵の剣士・二代目柳生十兵衛へ変身する。だがその姿の間は変身熱により著しく体力を消耗する。 菜ノ花 彩(なのはな さい) 声 - 藤原啓治 自由の父親。職業は小説家だが、実は有名な剣豪作家・石橋漣達のゴーストライター。妻亡き後自由を男で一つで育ててきた。風邪をひいて発熱した自由を仕事の忙しさから看病することができず、危篤に陥らせたことから、仕事よりも自由を優先するようにしている。妻を医師の誤診がもとで亡くしており、医者を信用していない。2期では自由のリクエストによりオリジナルのほんわか恋愛小説を書くことになる。だが、石橋に泣きつかれ、再び代筆した事で自身が楽しんでゴーストライターをしていた事に気付く。 小田豪鯉之介(おだごう こいのすけ) 声 - 置鮎龍太郎 初代柳生十兵衛の最後の弟子。「ぽちゃぽちゃのぷりんぷりんのぼんぼーん」という抽象的極まりない師の遺言をたよりに、二代目柳生十兵衛となるべき人物を300年間探し続けていた。当時の若い姿のままではあるが、気が抜けるとミイラ化する。剣の腕前はさっぱりである。自由が鯉之介笛を吹くと、どこからともなくやってくる。 竜乗寺四郎(りゅうじょうじ しろう) 声 - 中崎達也(1期) / 大津尋葵(2期) 本剣越中学校3年C組在籍。剣道部部長。転校初日に竹林で迷っていた自由に出会い一目惚れする。2期では本剣越高校に進学し、1年B組に在籍する。気が多く、フリーシャに一目惚れしてしまう。2期では大猿と小猿に嘆かれるほどのヘタレとなってしまった。母親は顔は似ていないが、肝の据わった看護師。 三本松番太郎(さんぼんまつ ばんたろう) 声 - 上田祐司 自由のクラスメイト。いまどき、番長を名乗る古風な男。家は「お酒造って300年」の三本松酒造。赤シャツの文字が心情に応じて変化する。転校初日に自転車で登校していた自由に一目惚れする。基本的にヘタレだが、いざという時の行動力は持っている。2期では四郎同様フリーシャに一目惚れしてしまう。 大猿(おおざる) 声 - 西村ちなみ 自由のクラスメイト。番太郎の子分。1期では番太郎と小猿とともにバンカラトリオを結成していた。2期では小猿と共に博識で頼もしい人物として活躍している。フリーシャの正体を知っても友人として彼女への態度を変えなかった。 小猿(こざる) 声 - 岩坪理江(1期) / 新子夏代(2期) 自由のクラスメイト。番太郎の子分。ツッコミが少々手厳しい。幸とは結婚を約束した仲である。2期では大猿と軽業ユニット・ウッキーモンキーを組む。 丸山翔子(まるやま しょうこ) 声 - 生駒治美 自由のクラスメイト。通称まろ。自由の前に転校してきた関西弁の少女。自由を「いけてる餡蜜屋」に連れていこうとするがなかなか果たせない。自由・幸と転校生ラブリーズを結成しようと提案する。彩に思いを寄せる。 遠山 幸(とおやま さち) 声 - 鈴木真仁 自由のクラスメイト。自由の前に転校してきた糸目の少女。大人びた口調で話すが、翔子に「さっちん」と呼ばれると「さっちんじゃねえ」と返すのがお約束。小猿と結婚を前提に交際している。 白幡多丸乙女(しらはたまる おとめ) 声 - 齋藤彩夏 白幡多丸女子中学校の生徒。叔母が学校の理事長をしている。四郎にあこがれており、いつも様子を気にしている。なお、白幡多丸女子中学校には「サルと付き合ってはいけない」という校則がある。 大蝶(だいちょう) 声 - 西村ちなみ 白幡多丸女子中学校の生徒。乙女の取り巻き。 小蝶(こちょう) 声 - 岩坪理江 白幡多丸女子中学校の生徒。乙女の取り巻き。大猿の彼女。 隣の席のヤツ 声 - 内藤玲 四郎のクラスメイトで隣に座っている。速記を習っている。 竜乗寺ハジメ(りゅうじょうじ ハジメ) 声 - 中崎達也(1期) / 大津尋葵(2期) 竜乗寺家の当主。四郎の双子の兄弟。竜乗寺家を再興し世界を剣で支配する野望を持つ。実は彼こそが本来の「竜乗寺四郎」である。幼い頃にハジメと互いの立場を入れ替えていた。 尾崎幸四郎(おざき こうしろう) 声 - 高橋広司 竜乗寺家の刺客。自由の転校初日のクラス担任教師である。自由に敗れた後、歌手を目指している。 針生鉄斎(はりう てっさい) 声 - 柏倉つとむ 竜乗寺家の刺客。自由の転校2日目のクラス担任教師である。頭のちょんまげは着脱可能。 神崎右五郎(かんざき うごろう) 声 - 江原正士 竜乗寺家の刺客。左乃与の兄。自由の転校3日目のクラス担任教師である。担当は現代国語。 神崎左乃与(かんざき さのよ) 声 - 江原正士 竜乗寺家の刺客。右五郎の弟。自由の転校3日目のクラス担任教師である。担当は英語。 天地無用之介(てんち むようのすけ) 声 - 柏倉つとむ 竜乗寺家の刺客。言動がいろいろなマンガやアニメの影響を受けている。落書きのような外見だが強い。 津村天領(つむら てんりょう) 声 - 一条和矢 竜乗寺家の刺客。御影の夫。42歳。御影からミックの愛称で呼ばれている。ポルトガル語とフィンランド語ができる。遠山幸が好みのタイプ。2期では馬越林業で働いている。 津村御影(つむら みかげ) 声 - 安原麗子 竜乗寺家の刺客。天領の妻。29歳。天領からフランソワーズの愛称で呼ばれている。二代目柳生十兵衛の秘密を探るため、出版社の編集者のふりをして菜ノ花家に入り込む。自由の母・真琴に瓜二つだったため、彩から思いを寄せられることになる。2期ではオリジナル小説を書くことになった彩の担当編集者となり、彩と自由を手伝うため菜ノ花家へ泊り込む。 大隈甚左(おおくま じんざ) 声 - 長島雄一 竜乗寺家の刺客。甚左一派十人衆を引き連れ自由に勝負を挑む。人が良いのか自由の疑問にいろいろ答えてくれる。 服部真子次郎(はっとり まこじろう) 声 - 一条和矢 竜乗寺家の刺客。ネズミのキャラクターの姿をしている。 石橋漣達(いしばし れんたつ) 声 - 松山鷹志 人気時代劇作家。現在はもう作品を書く力は無く、彩に執筆を頼っている。 堤柾鉦(つつみ まさかね) 声 - 松山鷹志 本剣越中学校の美術教師。神崎兄弟が去った後、自由のクラスの担任になる。 竜乗寺亜門(りゅうじょうじ あもん) 声 - 高橋広司 四郎、ハジメの父親。竜乗寺家の宿命に逆らい分家となる。 竜乗寺太鼓太夫(りゅうじょうじ たいこだゆう) 声 - 松山鷹志 300年前に初代十兵衛に敗れた竜乗寺醍醐の亡霊。竜乗寺真影流の再興を目論み、竜乗寺家を影から支配する。 ダーク・四郎(ダーク しろう) 声 - 松山鷹志 四郎に太鼓太夫が乗り移った姿。命名は番太郎。 初代柳生十兵衛(しょだい やぎゅう じゅうべえ) 声 - 小倉久寛 300年前の天下無双の剣豪。鯉之介に柳生新陰流の後継者の探索とラブリー眼帯を託す。
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