柔道スタイルとは? わかりやすく解説

柔道スタイル

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/02/28 15:20 UTC 版)

牛島辰熊」の記事における「柔道スタイル」の解説

得意技内股背負い投げ横四方固。特に寝技を得意とした。 当時高専大会で連覇続けていた高専柔道強豪旧制第六高等学校通ってその寝技技術磨いた。「柔道はあくまで武術である。武士戦場で刀折れ尽きたあとは、最後寝技によって生死決するのだ」と語ったとされる

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塚田真希」の記事における「柔道スタイル」の解説

組み手右組み大外刈払腰体落などを得意にしていた。背負投使われることはそれほどなかった。また、寝技も得意であり、足技崩してから抑込技によく持ち込んでいた。やや半身構えから相手引き付ける柔道スタイルで大柄な外国選手にも太刀打ちできる実力築いていった。さらに、170cmで125kgの体格ながら、自分より二回り上大きい中国劉歓緑(195cm、120kg)やポーランドのウルシュラ・サドコワスカ(193cm、150kg)などの超大型選手奥襟強引に掴んで払腰大外刈投げ飛ばす豪快なパワーをも有していた。後期になると浮落のような一般にはあまり使われないような意外性有する技も得意技加えていった。

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上野雅恵」の記事における「柔道スタイル」の解説

組み手左組みで、大内刈大外刈一本を取ることが多かった。また相手を崩すとすかさず寝技持ち込む巧さがあった。さらに、組み手がうまいので相手得意の形になかなか入らせず、また、相手機先を制し自分の方から技を仕掛けていくので、終わって見れば優位保持していることが多い。2001年世界選手権優勝後は、腕の力を付けるだけでなく腹に力を入れることも覚えたことで体幹しっかりするようになり、よりうまく力を使えるようになった相手一瞬組み止めてすかさず技を仕掛けるのがもっと得意な形だという。なお、70kg級は曲者やりにくい外国選手多かったものの、「相手にとっては私のほうが小さくてやりにくいはずだ」と思うことで、外国選手への苦手意識持たないように努めていた。また外国選手真っ向勝負組みに来ることが多かったので組み手争い多く費やすことになる日本選手よりはやりやすかった語っている。

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真喜志慶治」の記事における「柔道スタイル」の解説

現役時代は183cm、130kgの大柄な体格わりには比較柔軟で、体捌き身のこなし速く器用に内股背負投使いこなしていたが、生来の気の優しさもあり、技の出が遅くスロースターターだと指摘されることも度々あった。感情表現するのが苦手なこともあって闘志を表に出さないので、周囲からはのんびりやっているように見られて、やる気があるのかと言われることもあったが、本人言わせれば常に一生懸命やっていたという。 素早い動き備えて鷹揚構えるのが特徴で、組んでどっしり構えるものの、攻撃防御でいざ動くときは大変身軽である。一方で自分柔道タイミング柔道であり、自分タイミングならないとなかなか技を掛けないので指導取られやすい昔ながら柔道なので、このスタイルだと世界ではついとも自覚していた。

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出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2020/12/30 08:17 UTC 版)

正木嘉美」の記事における「柔道スタイル」の解説

現役時代は180 cm150 kgいわゆるアンコ型の柔道家であった左組手。 得意技払腰足技(とりわけ出足払センスがあると自認するくらい得意にしていた)。

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新井千鶴」の記事における「柔道スタイル」の解説

長い手足と体幹の強さ活かした左組からの内股大外刈出足払などの足技を得意としている。小学生時代出足払送足払燕返などの足技徹底的に鍛えたことが、後に得意技として活きることになったまた、2016年にはリオデジャネイロオリンピック出場できなかったことで何かを変えなければならない思い立ち、どんな状況であっても、どこを持っても技を掛け切ることができるように、本来の組み手とは逆の右組みの技や担ぎ技にも取り組み始めた2017年世界チャンピオンになって以降相手研究対処するため、不十分な組み手不利な体勢からも変則技を仕掛けられるように、払腰や一背負投などの反復練習にも取り組むなどして技の幅を広げていった。また、稽古追い込み過ぎないようにオンオフ切り替えにも注意を払うように心がけた。さらに、70kg級はパワー柔道選手が多いことから、その対策のために本格的な筋力トレーニング積んで体幹鍛えることで、相手密着した際に潰れずに体を合わせられるようにもなった。加えて相手崩してすかさず抑込技絞め技移行するのにも長けている。なお、東京オリンピック向けて弱点判断した組み手強化にも取り組むことになった

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鈴木桂治」の記事における「柔道スタイル」の解説

本来右利きであるが左組手である(親が試合で有利となるように矯正させた)。柔道以外は右利きである。小外刈小内刈内股大外刈りなどの足技得意技としている。通常小外刈り小内刈りなどの足技崩しや第2の技として使われることが多い中、鈴木一本取れ決め技として使えるほど足技冴えている。柔道選手多く足先を「逆ハの字」に向けて構えるが、鈴木はほぼ平行に構える。小外刈りなどの足技をかける際は、足先を「かま」のような形状にして相手の足を刈るのが基本であるが、鈴木はこの基本忠実であり、足の長さ相俟って足技キレ生む一因となっている。 鈴木奥襟取らず相手前に引き出して崩し内股をかける。担ぎはやらないとのこと

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上野順恵」の記事における「柔道スタイル」の解説

組み手左組みで大外刈体落得意にしている。また、寝技も非常に巧みであり、とりわけしつこく技を仕掛け続け相手崩したすかさず抑込技持ち込むパターン得意にしている。しかし、技に入る際に掛け潰れや掛け倒しが多いこともあり、場合によっては掛け逃げ反則適用されかねない柔道スタイルとも評されていた。さらに、相四つである左組みの選手には強さ発揮する傾向にあるものの、ケンカ四つである右組み外国選手を苦手にしていて、相手右組み場合は得意の大外刈距離的に入りにくいこともあってか、格下との対戦でも苦戦するケース少なくない。但し、同じ右組みでも国内選手相手にはパワー優位に立っていることなどもあり、谷本歩実相手にも分の良いところ見せていた。2008年北京オリンピック代表選考の際には谷本比べて一本取れる技がないことが代表に選出されなかった理由1つと言われているが、実際に国際大会とりわけフランス国際(2005年、2006年2008年)では計15試合のうち12試合一本勝ちするなど決し一本取れない選手だったとは言えないものの、オール一本勝ち優勝した2009年ロッテルダム世界選手権の時も含めて左組みに対す一本勝ちが多い傾向にあった

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出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/05/12 10:18 UTC 版)

田知本遥」の記事における「柔道スタイル」の解説

左組み手からの大外刈り大内刈り加えて三角絞めからの抑え込みをはじめとした寝技得意にしている。ジュニア時代からのライバルだった上野巴恵とは対照的に相四つ長身選手組み手巧みに捌くことに長けている東海大学女子柔道部監督だった白瀬英春によれば、田知本はすでにジュニア段階から立ち技寝技両面において自分の形を持っているのが何より強みになっていたと語っている。田知本自身は自らの柔道について、「自分長所前に出てガツガツ攻め柔道短所は、巧い、だます柔道できないことです。」と述べている。なお、ロンドンオリンピック後は外国選手太刀打ちできるように筋力トレーニング重点的にパワー強化図って心技体全て成長できたともいう。リオデジャネイロオリンピック前には、東海大学男子柔道部監督である上水研一朗とともにビデオ全てのライバル徹底的に研究してその特徴把握するなど、これで負けたしょうがないと言い切れるほどの準備をする戦術面での緻密さ持ち合わせている。それにより、リオデジャネイロオリンピック決勝という大舞台でも、相手意表突いた技で緻密さ大胆さ発揮した

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谷亮子」の記事における「柔道スタイル」の解説

身長146cmと小柄なこともあり、もともとは背負い投げ、そして小内刈大内刈などを得意技としていた。しかし、背負い警戒されることをうけ、他の技も習得し頻繁に出すようになった大外刈内股体落掬投小外刈多彩で、この技の多さ一つ武器となっており、選手キャリア中盤以降時期背負投げ以外の技で勝つことが多かったまた、抑込技腕挫十字固などの寝技勝利することも少なくなかった全日本代表チームで谷のコーチ務めていたこともある広島大学教授出口達也によれば、谷の考え方には技という概念はなく、一連の早い動き中に技が含まれているに過ぎず相手反応できれば結果的にどんな技になって構わないという。 駆け引きがうまく、試合組み立て秀逸組み手強く相手いいところ取られたら瞬時に技を掛けながら外すなど、危機管理能力桁外れに高い選手である。判定負けることはまずない。組み際や相手立ち上がろう油断した瞬間逃さない。なお、1999年あたりからは従来のように絶妙なタイミングから相手投げスタイル限界感じて、それを補うためにより一層パワーアップ及びスピードアップの向上に努めたかくして全身反応時間更なる高速化パワーでも外国選手太刀打ちできるだけの筋力獲得したアテネオリンピック女子代表チームコーチ務めていた古賀稔彦は「こんな選手2度出てこない」と最大級賛辞贈っている。 1992年バルセロナオリンピック続いて1996年アトランタオリンピックでも僅かな差でありながら敗れた後に、世界選手権含めた他の全ての大会に勝ちながらなぜオリンピックのみは勝てないのかと思い巡らせ結果負けた試合精査してそれを修正するよりも、むしろ勝った試合徹底的に分析して勝ちパターン把握努め、それを揺るぎないセオリーにまで高めるべきことに気付いたまた、自らをコントロールできる強さ身に付けるために、オリンピック世界選手権の2か月ほど前から毎日のように「今日試合当日」と思い聞かせて一日を過ごすことにしていたので、自らを律して練習取り組むことができ、普段と同じ領域から試合当日入っていけたという。なお、小学生の時は試合負けた場合でもそれで終わりにせず、直ち道場戻って次に対戦した時には新展開で勝つイメージ作るための練習を行うことになっていた。そのような経緯もあってこの時代すでに、「負けて学ぶことは少ない。勝ってさらに高い目標掲げる」という基本思考形作られていたという。 今まで負けた試合10試合ほどであり、寝技ではジュニア時代3回一本負け喫したことがあるが、立ち技では一度もない。なお、最大ライバル1人と見なされていた長井淳子は、田村がもっと強かった時期1995年だったと語っている。高校時代指導していた園田兄弟も、田村ピーク1993年1995年世界選手権優勝した時だったと語っている。アトランタオリンピック後のインタビューでは対戦予想される全ての選手ライバル思うようになった語っていたが、引退後にはライバルという存在に対して、「私の柔道人生の中でライバル作れませんでした国内外いろいろな選手台頭して消えていく中で、ライバル思える選手はいなかった。」と否定的な見解示したオリンピック及び世界選手権では計9度優勝しているが、オール一本勝ち優勝したことは一度もない。しかしそれは一本勝ち少なかったことを意味するものでは必ずしもなく、大阪世界選手権アテネオリンピックでは1試合除いて全て一本勝ち優勝、さらに他の世界大会で1試合しか一本勝ちができなかったリオデジャネイロ世界選手権除けば、どの大会過半数一本勝ち収めている。 21世紀以降外国人柔道選手タックル朽木倒)を多用する傾向多く日本人選手負け要因のひとつとなっているが、谷はこれにも対処することが上手く相手タックル避けることが出来、これもオリンピック2連覇可能にした能力一つみなされている。 また、国内でも10年近く無敗誇っていたが、現役晩年時は出産によるブランク影響年齢による動き衰え見られるようになっているためか、2007年全日本選抜体重別選では福見友子敗れ、翌2008年全日本選抜体重決勝でも山岸絵美敗れた。 まだティーンエージャーのころから常にマスメディア注目浴び続けその中で勝って当然というプレッシャーの中で、長年モチベーション維持して頂点立ち続ける精神力桁外れであり、井上康生は「どういう精神構造なのかな。ゆっくり話を聞きたい。真剣にそう思う」と評している。

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出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/11/26 03:03 UTC 版)

緒方亜香里」の記事における「柔道スタイル」の解説

左組み手から内股大内刈小外刈などをよく繰り出す相手奥襟強引に引き付ける力強い組み手を見せるが、前半はあまり技が出ず指導取られるケース少なからずあるものの、最後まで逃げ姿勢見せない立ち技比較的切れる方だが、より得意なのは寝技である。特に三角絞めや、その体勢からの抑込技への移行際立っている。高校時代から寝技練習をずっとやってきたので、寝技が得意ではない外国選手日本選手よりやりやすい述べたまた、苦し体勢からでも自分有利の組み手持ち込めるような練習最近は取り組んでいて、相手をよく見て動き止めてから組み手つくっていければさらに強くなれるとも語っている。さらに、第25回全国体育学生柔道体重別選大会で研究発表の場において、「緒方亜香里選手競技内容についての分析的研究」という卒業論文発表したが、そこでは「勝つ時は一本勝ちが多いが、負ける時も一本負けが多い。足技多く中でも内股掛ける割合が多い。年々勝つ時の時間遅くなっている。」と自らの試合内容分析している。

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濵田尚里」の記事における「柔道スタイル」の解説

寝技師」「寝技職人」「寝技女王」などと称され強力な寝技による高い一本勝ち率を誇る。右組みから繰り出される内股大内刈り大外刈りといったポイントを狙う大技加えて巴投げ隅返隅落とし背負い投げといった寝技移行狙った立技織り交ぜて試合組み立てる。そしていった寝姿勢に入ると、極めて迅速かつ精緻な寝技積み上げによって高い確度一本を取る。寝姿勢に入った瞬間関節技絞め技極めて一本を取る速攻見せることもあるが、むしろ濵田寝技真骨頂いわゆる「亀」と言われるうつぶせ防御姿勢相手に対して右手相手背中の帯を掴み自身が下に潜り込みながらひっくり返す帯取り返し引き込み返し)、そしてその際伸びた相手の右肘関節極める腕がらみキムラロック)、あるいは抑え込みによる手順踏んだ一本である。2011年世界選手権女子57kg級金メダリスト佐藤愛子はこの帯取り返しから抑え込みまでの必勝パターンを「尚里(勝利)の方程式」と呼んでいる。また、相手右腕に隙がある場合最初から腕がらみ極めながらひっくり返す腕がらみ返し多用する通常の柔道試合では相手が「亀」になった時点攻撃諦め審判の「待て」を待つことが多いが、濵田場合ここからしばしば一本をとるのが特徴である。したがってうつぶせになった対戦相手恐怖心からすぐに起き上がろうとしたり、なりふり構わず場外逃れようとするが、それらを一切許さず執拗に寝技猛攻をかけ続け確実に一本仕留めるさまはメディアからしばしば「アリ地獄」と形容される。 このようなスタイルは、伝統的な寝技基本忠実であることに加えて自身世界選手権制したサンボ技術取り入れた濵田オリジナルのものである。このスタイルについて寝技達人として知られる総合格闘家青木真也は「寝技が強い、ホントに強いという印象、彼女の強さ寝技立ち技中間のところ、いわゆる『ギワ』を取るのが本当にうまい。柔道というルールの中で、常人には理解できないほど細分化しすぎるところまでいっていと言っていい」と語っている。また柔道関係者からも「なかなか真似したくてもできない、鋭い嗅覚相手おびき寄せる方法とかが研ぎ澄まされている」と容易に習得できるものではないことが指摘されている。北京五輪男子100kg超級金メダリスト総合格闘家石井慧は「寝技が強いし、受けが強い。阿部一二三選手のようなバーッと投げ派手さはなくても、ああいう柔道最終的に勝つのかなと思います」と濵田の柔道スタイルを絶賛している。1993年世界選手権男子86kg級金メダリスト寝技師中村佳央も「あれだけ技術持っていたら相手怖がってしまう。だから、投げ仕掛けて次の瞬間失敗したときのことを恐れて逃げ態勢に入る。寝技が強いと、相手を波に乗せないことができる。濵田の(東京五輪金メダルは、豪快な投げ技だけでなく、寝技でもこうやって勝てるんだということ示した柔道という競技の幅を広める点からも、意味のある金メダルだ」と濵田寝技技術柔道界に少なからぬ影響与えた可能性指摘している。 憧れ柔道家として面識は無いものの、「寝技神様」として世界知られる柏崎克彦挙げている。高校時代柏崎1981年世界選手権試合映像大きな影響を受け、繰り返し観て研究することでそのスタイルを身に着けていった。このことから「自分の柔道スタイルは柏崎先生がいなければできなかった」と語っている。柏崎本人も、試合会場でたまたま見かけ大学生濵田寝技に目を奪われ、「手取り足取り教えた選手の誰より、自分柔道似ている」「まるで自分見ているようだ」と感銘受けた。また現在の濵田寝技については「世界で番上手だ」と評している。 このように世間からは寝技師として見られがちだが、本人何が何でも寝技持ち込むといったこだわり無く、「立ち技でも投げたいし、チャンスになれば寝技で獲りたい」というスタイルだと思っている。「(他の日本代表選手の)みなさんみたいに投げられるなら投げたい」といった立ち技への思いから、得意技聞かれると必ず「内股」と答えるよう心がけているが、つい口が滑って寝技」と答えてしまうことがある試合勝って負けても畳の上では一切表情変えない武道家らしい所作でも知られている。

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小川直也」の記事における「柔道スタイル」の解説

柔道特徴としては、左組み手から相手奥襟掴んで頭を下げさせながら、7500ccの肺活量にものを言わせひたすら前に出て技を繰り出して相手スタミナ消耗させ3分過ぎに仕留めることが少なくなかったことから、いわゆる「3分間柔道」と呼ばれることもあった。但し、このスタイルには無駄な時間浪費批判する向き合った本人によると、自分の技は一瞬ひらめき出てくるので得意技は特にないとのことだが、内股小外刈小外掛支釣込足体落足車などが試合ではよく使われていた。後期になると掬い投げ多用するようになったまた、支釣込足相手崩して抑込技移行するパターンもよく見られた。支釣込足膝車では腕挫腕固併用するパターンもよく見られた。このような関節技併用した投げは本来ノースコアとなるが小川場合スコア与えられるケースがあった。小川雄勢がこの技を引き継ぎグランドスラム・東京2017男子100kg超級決勝戦小川直也見守る中この技を出し技ありスコア主審宣したビデオ判定ルール通り技あり取り消しノースコアとなった寝技抑込技中心で、絞め技関節技はあまり使わなかった。しかしながら大きな大会で抑え一本確実な状態の横四方固からの腕緘V1アームロック)、肩袈裟固からの腕挫腕固勝利している。一方で学生時代に巻込技は使わないように指導されていたこともあって、巨体ながらそれを使うことはほとんどなかった。相手問わず一本勝ち勝利することが多かった反面外国選手との対戦負けた場合一本負け少なくなかったので、受けの点ではやや不安定な面もあった。

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芳田司」の記事における「柔道スタイル」の解説

左組みからの内股始めとした足技や、抑込技などの寝技を得意とする身長が低いために相手太ももではなく尻に乗せて投げる、「ケツ股」とも呼ばれる独特の形の内股とりわけ得意技にしている。中学時代帯取返打ち込み時には千本もこなすなどして、内股とともに完全に自分のものにしていった内股とともに子供の頃からやり込んでいた寝技での一本勝ちも多い。また、幼少の頃から長距離走積極的に取り組んでいたこともあって、持久力には十分な自信有している。コマツ入社後監督松岡義之打ち込みトレーニングなど今まで方法全て変えられるも、それが好結果に繋がることになった2017年グランドスラム・東京では今まで使ってこなかった一本背負投繰り出せようになった2018年より施行新ルールでは、従来なら効果当の技でも技あり取られる可能性があるため、それに対処するための受けの練習にも精力的に取り組むことになった立って良し寝て良し総合力を売り物にしていたが、2017年世界選手権以降は隙が生じ余地があったことからそれを克服するため、どんな状況でも対応できる強さを築くための土台作り取り組み2018年世界選手権では女子代表監督増地克之をして、完璧に近い内容と言わしめる勝利を飾った

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山下泰裕」の記事における「柔道スタイル」の解説

山下左組み手でケンカ四つ体型が「(階級割りには)いわゆる上背がないアンコ型」だったもあり、大きな外国選手と戦う事を考えて奥襟取らない柔道であった。「崩し」を重視し連絡技寝技との組み合わせ一本を取るスタイル選手であった本人技について投技では大外刈から相性のいい大内刈内股といった足技固技では崩上四方固横四方固袈裟固送襟絞を得意としている。他にも足技では小外刈支釣込足手技では体落掬投捨身技では谷落多彩だった。また寝技での勝利多く(特に横四方固)、とりわけ投技からの移行巧みであった投技 最も好きな技は最初に覚えた技である大外刈で、大事な場面ではこの技を使った内股は、高校生時代最初海外遠征時で海外選手に有効であったことから使用するようになった相手前に引き出して崩す型の内股谷落は、ケンカ四つ奥襟をとられたときの対策として研究し、やがて得意技となった。また実際に使われることはなかったが、選手生活後半には佐藤宣践薦めにより浮技なども試行している。 寝技 大学入学当初寝技不得意(というより必要でなかった)だったが、佐藤との乱取コツ掴み得意にした。選手生活後半使用頻度高まったという。投技から移行した寝技での一本多かった。下から引き込む寝技試合では使わず体型生かした上からの攻め徹した。これは「練習中はともかく、試合においては不利な方法絶対にこれを行わない」という勝負哲学に基づく。絞技関節技では、亀で逃げ相手への送襟絞両手絞腕挫脚固ケンカ四つ防御する相手への腕挫腕固などバリエーションに富む。何れも試合での連携重視するかたちで用いられた。 オリンピックには一度しか出場せず早々に引退したものの、通算成績5281615分という記録から、『世界史最強柔道家』に推す声はいまだ多い。小川直也は、世界選手権前の全日本合宿乱取り稽古をつけてもらったが歯が立たず、「なんでこの人山下)が代表として出ないんだろう?」と引退疑問思った井上康生全日本選手権3連覇直後専門誌による取材に、「いまでも寝技山下先生が一番強いと思います」と答えている。

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梅木真美」の記事における「柔道スタイル」の解説

梅木左組み手から相手奥襟掴んで得意の大外刈払腰仕掛ける。高校では立ち技より寝技練習時間を割いていたこともあって、寝技得意にしている。特に三角絞三角絞からの抑込技三角固試合ではよく見せる。かくの如き柔道スタイルは、梅木高校先輩でもある緒方によく似ている梅木本人自覚している。なお、外国選手腕力が強いので力で対抗し過ぎないように自分組み手作っていくことも一方で心がけている。高校時代にはコーチなどから、「組み手がうまい。相手によって奥襟取り方を変えるなど、頭を使った柔道をする」と評されていた。大学総監督である古賀氏は「試合終盤までスタミナ切れず寝技持ち込める。国内ならどの選手でも抑え込む力がある」と語っている。他方立ち上がり遅くケンカ四つ相手には引き手が不十分となり、もたつく傾向にあるとの指摘なされている。また、梅木課題として「動き止めてしまう悪い癖修正し流れの中での組み手磨いています」という。

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佟文」の記事における「柔道スタイル」の解説

佟文圧倒的なパワー武器に、立ち技寝技どちらもこなす。得意技一本背負い。しかし、その圧倒的なパワーゆえにスタミナ切れが唯一の欠点とされる。その欠点を補うため、故意に帯を緩く結び帯がほどける回数増やすことで休憩時間を稼ぐシーンが度々みられた。特に2008年北京五輪決勝塚田対戦した際には合計5度も帯がほどけ、地元中国会場ありながら会場中からブーイングが起こる事態となった事態重く見た世界柔道連盟はこの対戦機に柔道着の規格見直し簡単にほどける帯や滑りやすい道着禁止されるようになった。なお、2012年ロンドン五輪でも準決勝で計3度も帯がほどけるシーン見られた。

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近藤亜美」の記事における「柔道スタイル」の解説

寝技(とりわけ抑込技の腹包み)を得意としており、中学まで寝技持ち込んでから抑え込みで勝つことが多かった立ち技では払腰内股得意にしている。最も得意とする払腰中学1年から使っていたものの、掛け潰れることが多かった。しかし、高校3年インターハイ決まってからうま機能するようになった一般的な払腰入り方違い、独特のフォームタイミング依拠する本人説明によれば釣り手は上に引き上げるのではなく、脇を閉めて手首と肘の力を使ってから引き手一緒に前に引く。力の強い相手返されないように、軸足となる左足相手両足外側位置付ける。そして、相手一歩前出てこれないように右足相手の右膝を抑える。さらに、右足首をきちんと伸ばしてしっかり相手の膝をロックしてから投げる。 また、社会人になってからは大内刈巴投げ肩車なども実戦使えるようになってきた。特に巴投げに関して言えば通常右組み選手左足から踏み込むが、あえて右足で入るのが自らの特徴だという。こうすることで相手意表を衝き、防御困難にさせることも可能となる。この際両袖を持つと相手コントロールしやすくなる。そこから両袖引いて相手前に引き出す。さらには相手足元深く入り込むことによって、一発相手浮かすことができる。 一方で2014年世界選手権決勝示されるように、対戦相手投げにくいと思った場合指導狙いでも勝つことに徹する臨機応変さを心がけている。

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出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/07/15 17:36 UTC 版)

阿部詩」の記事における「柔道スタイル」の解説

右組からの内股袖釣込腰を最も得意とするとりわけ袖釣込腰に関しては、阿部詩と言えば袖釣込腰と言えるほど自信有しているし、周囲もそうみなすだろうと考えている。本人自認しているように、体幹強さ活かした爆発的な瞬発力から繰り出される豪快な立ち技特徴としている。 小学生まではあまり練習にも取り組まず、柔道センスだけを頼り見よう見まねで技を覚えていたが、中学以降本格的に取り組むことで結果伴ってきた。また、兄の一二三試合繰り出す袖釣込腰大外刈などを観察して、「詩日記」と呼ばれるノート学習内容書き留めると、それを自己流アレンジして自分のものにしていった。 細かい組手技術に拘ると技が出なくなるタイプなので、自分の体に染みついた感覚で技を繰り出すことを心掛けている。代表争い勝ち上がるため技の幅を広げよう中学3年くらいから寝技にも積極的に取り組み始め隅返からの寝技への移行ヒント自己流アレンジした回転式腕緘得意技にしていったまた、抑込技での一本勝ち少なくない。 何も考えず愚直に前へ出る柔道持ち味にしているが、苦手の角田相手にそのスタイル対峙する相手戦略に嵌ってしまうと考えて攻めるべき場面と守るべき場面きっちり使い分ける頭を使った柔道を、世界チャンピオンになってからは心がけるようになったまた、高校2年までは自分勝った試合しYoutubeで見なかったが、その後角田負けた試合敢えて見ることで課題探り出して、それを練習克服するように努めている。なお、高校ではウェートトレーニング一切行っていないという。 ライバル角田夏実阿部長所次のように指摘した。「阿部両肩可動域広くて瞬発力があるため、どの位置からも得意の袖釣込腰などを仕掛けることが可能で、破壊力際立っており、体軸バランス優れていることから受けも強くスタミナもあるので長丁場になって容易に屈せず、他の代表選手も感心させられるほど勝気な性格強靭な精神力有している」。

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柔道スタイル

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/07/26 17:35 UTC 版)

松本薫 (柔道)」の記事における「柔道スタイル」の解説

右組み手から大外刈小外刈袖釣込腰などをよく繰り出す。特に2010年頃からは小外刈頻繁に見せようになった。但し本人によれば、最も得意としているのは大外刈だという。以前組み手のことをあまり考えたことはなかったが、最近は持ちたいところをいかに持てるようになれるかを色々と研究するようになった外国強豪選手相手でも組み勝つケースが多い反面、受けは必ずしも強い方ではない。立ち技はあまり切れる方ではないが、立ち技相手崩したポイントを奪うと、すかさず抑込技持ち込み一本を取る堅実さ持ち合わせている。寝技抑込技だけでなく、絞め技関節技使いこなせる。日本女子選手寝技巧い選手が多いが、その中でも特に巧い選手である。関節技を得意とするライバルテルマ・モンテイロでさえも松本との寝技勝負になるとすかさず場外逃げ姿勢見せる。なお、強敵としてモンテイロ、オトーヌ・パヴィアラファエラ・シルバの名を挙げている。特にモンテイロは肉体的に精神的に自分似ており、最も嫌な相手だという。

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柔道スタイル

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/07/10 17:19 UTC 版)

田代未来」の記事における「柔道スタイル」の解説

田代立ち技寝技ともに得意としていて、立ち技では左組みからの内股大内刈小外刈一本勝ちポイントを取るケースが多い。担ぎ技はあまり使わない寝技では横返しや足三角などからの抑込技加えて絞め技腕挫十字固腕挫手固といった関節技駆使するなど比較バラエティ富んでいる。外国選手には世界チャンピオンのトルステニャクを始めほとんどの選手勝ち越している一方で、力が強くて不十分な組み手からでも巻き込み技など仕掛けてくるアグベニューを苦手にしている。その対策として、パワーを養うために73kg級の男子中学生高校生稽古積んでいるが、男子の方は相手女性と言うこともあって躊躇しがちになるので、そんな時は「関係ねえから、向かってこいや!」と威勢良く言い放つという。なお、過去対戦経験からアグベニューには力で対抗せずに先手先手攻めること、特に寝技狙い目だとの結論達している。加えてオリンピックで最も印象残った試合だと語る北京オリンピックの63kg級決勝所属先の谷本歩実コーチがやはり苦手にしていたフランスリュシ・ドコスちょっとしたスキをものにして内股一本勝ちした試合も、アグベニュー対策参考になると語った。ただし、イメージトレーニングではいつも良いイメージ浮かばないという。それに対して田代所属先の監督である1984年ロサンゼルスオリンピック65kg級金メダリスト松岡義之心理戦相手撹乱するために自分組み手になるまでいつもと違ったパターンいくつか用意しておくようにとのアドバイス受けた一方で以前指導者の言うことにただ従うのみだったが、世界で勝つためにはそれでは限界があると悟り異議のある時はきちんと自己主張をするようになった2014年世界選手権でジェルビに横返しを切り返され負けた時、松岡から横返しリスクが伴うのでやらない方がよいとアドバイスされたがそれには従わず逆に切り返され時の対処法身に付け使い続けることになった

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柔道スタイル

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/08/03 22:13 UTC 版)

山岸絵美」の記事における「柔道スタイル」の解説

三井住友海上監督柳沢久が「何が出るかわからないから面白い、天性素質感じる」と語るように、内股巴投げ始め大外刈背負投袖釣込腰など多彩な立ち技ポイントを取ると、すかさず寝技仕留めるのが山岸柔道特徴だった。得意技1つだった内股は、非力だったために巧み崩し作り跳ね上げるのではなく遠心力利用して相手振り回す形で投げていた。巴投げ投げた後にすかさず寝技移行するために、釣り手離さないことを絶え意識していた。

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柔道スタイル

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/10/27 18:19 UTC 版)

浅見八瑠奈」の記事における「柔道スタイル」の解説

右組み手から内股大内刈体落小外刈袖釣込腰、さらに左右背負投など多彩な技繰り出すケンカ四つは得意ではないものの、最近は対応できるようになってきている。立ち技は特別切れるほうではなくとりわけ足技などはどちらかというと執拗に粘っていって最後に技をきめるタイプ調子がよい時は無意識のうちに足技がよく出る。さらには立ち技相手崩したポイントを奪うと、すかさず抑込技持ち込み一本を取る堅実さ持ち合わせている。寝技抑込技だけでなく、絞め技関節技も時々使う。ジュニア時代から周囲バランス良さ賞賛されていたように自分の体がとても使いやすく軽快動き取れるという。「柔道お腹で受ける」が持論であり、小学生の時から割れていたという腹筋しっかりしているおかげで柔軟な動きが可能となっている。また、長身外国選手は自らの手足の長さ有効に使いきれているのか疑問であり、自らの方がずっと正確な動き取れると感じている。さらに、大学生になってからは肩の力抜けるようになったことで、とりわけ変形の多い外国選手をうまくずらしたり捌いたりすることが出来るようになり、さらに体幹の力が強くなったことで身体の軸がブレなくなった。そして、高校時代までは変則体落のような前技ばかりだったが、大学入ってからは小外刈大外刈などの後技も使いこなせるようになって技の幅が広がった日本選手相手になると接戦になることも少なからずあり、一本を取るケースそれほど多くないが、その反面外国選手対す一本勝ち多さ特筆すべきものがある。その理由として、この階級では非常に力が強いので当然組手強く組んだらいけるという感覚を持つことができ、また、相手の襟と袖を掴みえすれば外国選手一本投げれる自信有していることから、外国選手相手には最初から一本狙い行っているが、それに対して日本の選手は受けが強くバランス感覚良いので一本取りづらいので、先に先に技を仕掛けて優勢に試合進めるように心がけているからだという。

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出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/08/12 08:22 UTC 版)

阿武教子」の記事における「柔道スタイル」の解説

右組み手から大内刈背負投袖釣込腰などをよく繰り出していたが、技は多彩ではなく、特に切れる方でもなかった。しかし、立ち技相手崩したポイントを奪うと、すかさず抑込技持ち込み一本を取る堅実さ持ち合わせていた。寝技抑込技多かったが、絞め技も時々使っていた。72kg超級時代重量級としては非常に小柄な体格ながら敏捷性のある素早い動き相手翻弄して反則ポイントを誘うことも少なくなかったが、その反面巨体選手相手にも豪快な立ち技をきめていたことが度々あった。階級下げて以降は、状況に応じて相手重心崩しすいよう前後左右動きながら、相手をいなしたりあおったりできる組み手と、これに連動した足捌きの巧さで、自分得意技持ち込み試合運び有利に展開することが多かった

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柔道スタイル

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/08/06 01:39 UTC 版)

ナイダン・ツブシンバヤル」の記事における「柔道スタイル」の解説

(2008年北京五輪まで)低い姿勢から素早く相手の足を取り双手刈肩車繰り返し狙う。その繰り返し頻度は非常に高く試合時間中に何回試みる。そしてそれ以外の技はほとんど出してこない。しかしながら重心低さモンゴル相撲技術生かし一度相手捕まえると一気相手の体を浮かせて技を決めてしまう。相手にとっては双手刈肩車が来ると分かっていても捕まると逃げられないことから握力腕力背筋力は非常に高いと推測される2009年以降IJFルール変更に伴い、得意である双手刈などの下半身執拗に攻めスタイルから担ぎ技への転向計り、柔道スタイルを大きく変えた2012年ロンドン五輪時は一本背負投小内巻込などやはり相手の下に潜り込んで投げる技を得意としており、ルール変わってモンゴル相撲技術ベースとしている。 ロンドン五輪以降は、横落などの返し技巻き込み技も使うなどして柔道の幅を広げている。100kg超級階級上げてからは日本原沢久喜から外巻込ポイント奪い勝利した事もある。

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柔道スタイル

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/05/31 11:58 UTC 版)

谷本歩実」の記事における「柔道スタイル」の解説

組み手右組み内股袖釣込腰一本背負投などを得意にしていた。筑波大学入学後寝技練習にも力を入れてこちらも得意にていった子供の頃からしっかりと組むオーソドックスな柔道スタイルであったが、2001年世界選手権代表になり、女子代表コーチである古賀稔彦指導を受けるようになると、それまで相手投げられまいとして低い位置持っていた右釣り手を高い位置持ちかえるように指導されたことで得意の内股や一背負投威力が増すようになり、理想とする一本柔道により近づくようになったという。また、一本柔道を常に追求していたこともあって、柔道人生において9割は一本勝ちをしており、それは生まれ付いて運動神経良さ加えて柔道特有の努力積み重ねた結果だとも豪語している。

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柔道スタイル

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2018/12/19 10:05 UTC 版)

田知本愛」の記事における「柔道スタイル」の解説

左の釣り手と右の引き手相手の両襟を掴んでからの払腰得意にしている。国際大会ではほとんど3位以内に入るなど外国選手比較得意にしている。高校時代指導した二瀬寛之も、田知本は外国選手を苦にしないだけのパワーがあると指摘している。一方で外国選手よりも技術力有する組み手巧み日本選手対戦した場合膠着状態になることが少なくない。特に対戦成績負け越しているケンカ四つ山部相手にその傾向見られるものの、時に釣り手を上から持って山部の肘を畳みこみ、相手の右釣り手動きけん制するなどの効力発揮される場合もある。加えてどちらかというと攻め遅くスロースターターだとも指摘されている。本人もその点は自覚しており、普段練習から早めに技を繰り出せるように改善努めている。

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