背負投
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2023/11/28 06:29 UTC 版)
背負投(せおいなげ)は、柔道の投技の手技16本の一つである。内股、大外刈、巴投と並んで、柔道の投げ技の定番である。講道館や国際柔道連盟 (IJF) での正式名。別名襟背負[1](えりせおい)、双手背負投[1](もろてせおいなげ)、双手背負(もろてせおい)、二本背負[2][1](にほんせおい)。特に一本背負投と区別する必要があるときに使われる。IJF略号SON。
- ^ a b c “背負投(せおいなげ)<手技>”. 講道館. 2020年8月18日閲覧。 “「背負投」とは、相手を真前、又は前隅に崩し、相手の体を背後に背負い上げて、肩越しに投げる技です。一般に「双手背負投」(又は「襟背負」、「二本背負」)と呼ばれている”
- ^ 嘉納行光、川村禎三、中村良三、醍醐敏郎、竹内善徳『柔道大事典』佐藤宣践(監修)、アテネ書房、日本(原著1999年11月21日)。ISBN 4871522059。"二本背負"。
- ^ “背負投(せおいなげ)<手技>”. 講道館. 2020年8月18日閲覧。 “取は、右足を受の右脚の外側に深く踏み込み、右脚で受けの右膝を押し上げながら背負って投げる。(写真4)※この技法は「背負投」の応用技であって「体落」ではありません。”
- ^ 柏崎克彦『柔道技の見極めハンドブック』ベースボール・マガジン社(原著2004年8月5日)。ISBN 978-4583612836。"背負投 別法1"。
- ^ 柏崎克彦『柔道技の見極めハンドブック』ベースボール・マガジン社(原著2004年8月5日)。ISBN 978-4583612836。"背負投 別法2"。
- ^ “背負投(せおいなげ)<手技>”. 講道館. 2020年8月18日閲覧。 “応用の技法 取は、両手で受けの片側の右袖(又は右襟)と右内襟を握り、背負って投げる。一般には、「片襟背負」とも呼んでいる技法です。”
- ^ 『柔道の真髄 三船十段』(記録映画)日本映画新社、日本。"背負投(その一)"。
- ^ p23-30
- ^ Lee Kyu-Won’s Reverse Seoi
- ^ 【審判委員会】少年大会における俗称「韓国背負い」の取り扱い並びに国内における「少年大会特別規定」への反映について(15.12.9)
- ^ 柔道連盟、24年パリ五輪までの新ルールを発表「韓国背負い」が指導対象に
- ^ 【審判委員会】少年大会における俗称「韓国背負い」の取り扱い並びに国内における「少年大会特別規定」への反映について
- ^ “背負投(せおいなげ)<手技>”. 講道館. 2020年8月18日閲覧。 “取は、背負い上げながら、体を左に捻って巻き込んで投げる。 この技法は横捨身技の理合であるとの見解から、「背負巻込」の新名称案も検討されましたが「背負投」の延長と考えることに見解を統一しました。”
- ^ 嘉納行光、川村禎三、中村良三、醍醐敏郎、竹内善徳『柔道大事典』佐藤宣践(監修)、アテネ書房、日本 東京(原著1999年11月)。ISBN 4871522059。"巖石落"。
- ^ 『柔道の真髄 三船十段』(記録映画)日本映画新社、日本。"巖石落"。
- ^ a b 醍醐敏郎著 『講道館柔道投技 上 手技・腰技』
- ^ 嘉納行光、川村禎三、中村良三、醍醐敏郎、竹内善徳『柔道大事典』佐藤宣践(監修)、アテネ書房、日本 東京(原著1999年11月)。ISBN 4871522059。"講道館の技名称"。
「背負投」の例文・使い方・用例・文例
- 背負投のページへのリンク